30数年来付き合いのある元職場の友人夫妻のお子さん(21歳)が9月からローマ大学の法学部に入学される。そろそろ出発?と連絡をとったのは先週の話。
夫妻とは3人で残業の後よく飲みに行ったものだ。既に私は今の夫と知り合っていたが、あの2人が付き合い、しかも結婚するとは思ってもいなかった!
話は基、息子君の留学がミラノだったらお世話をしたがローマだと離れているし、息子君もイタリア語は実はベラベラ。私の助けなど必要ないだろう。だからローマに行くつもりなどなかったのだが、父親である友人もついてくると言うし、つい最近まで出張で帰国していた夫は彼らに連絡をしても会えなかったようなので、逆にローマに行ってくると言い出した。
そこで、「いいなあ。僕も行きたい。」と次男がいうので急遽家族でローマへ行くことになった。
6年ぶりのローマ。マザーテレサの列聖式参列以来だ。
30分遅延でミラノを出発したイタロも10分遅延まで巻き返しローマに到着。まずはローマの切り売りピッツァを食べた。やはりピッツァはミラノよりローマの方が薄くてカリカリしており美味。
空の青さと乾いた空気、パトカーのサイレンが鳴り響く町の喧騒。あーローマに戻って来た!と言う気がした。ちなみに駅前だけでもツーリストはミラノより多い気がした。
48時間有効のバス券を購入しホテルへ一旦より後は、いきなり家族全員単独行動。次男は早速ローマのスケーターが集まる場所へ行ってしまった。私は29年前にイタリア生活が始まった家(画像正面)とその近辺を散策。
当時近所にはスーパーマーケットというほどのお店も少なく、アパート前に広がる青空市場で肉や野菜を購入。その他は雑貨屋さんで買い物をしていた。雑貨屋は当時木曜午後と日曜日が定休日であった。
地図をぐるぐる回しながら、迷子になったが、いきなり目の前に現れた教会を見て、ここ知ってる!と記憶が蘇った。
ローマのお店もまだまだ休暇中。
ダメ元でローマ在住の友人に連絡を取ってみた。翌日はお互いの予定で会えそうにないので急遽夜会うことに!ご主人も予定を変更して来てくれた。彼女とは6年ぶりの再会。ご主人とは20年ぶりくらいだっただろうか?お互いの子供達の画像を見せ合い、彼らの成長とその時の経過に驚いた。
当時は嫌だと思ったローマ弁やロマーノ達の人懐っこさをしみじみと懐かしく思った。
続く....




