トマトとベーコンのパスタをアマトリチャーナというが、ローマではなぜか、『ア』がぬけた「マトリチャーナ」と呼ぶ。このレストランには、数ヶ月修行に行かせて貰った。といっても、コックたちが準備しているのを、見学だけし、お店が開く前に、コック、ウエイター、オーナーたちと賄い食を食べて、帰ってくるというもの。本来ならお金を払ってでも行かせて貰わなきゃいけないところ、以前夫が勤めていた会社がレストランの上にあったということで、頼み込んでもらったのだ。
そこの一押しはもちろんマトリチャーナ。スパゲッティではなく、微妙に太く、中に穴が開いているブカティー二。その後にも、別のレストランで修行させてもらったし、料理教室なるものは、数多く参加したが、やはりRistorante Matricianaのマトリチャーナは絶品。これだけは作れるようになった。子供たちももちろんマトリチャーナをオーダー。当時のオーナー、コックたちは既に11年前に代わっているが、一人だけウエイターが残っており、私の事を覚えておいてくれており、新しいオーナーもわざわざ挨拶に来てくださった。やはりイタリアは知り合いがいると、ちょっと違う!ワインに生ハムのサービスあり。黒いオリーブがおいしすぎる!といって、次男のナプキンが紫色に染まってしまい、3度もナプキンを変えてもらったのには赤面。マトリチャーナに感動したのは、言うまでもない。「Bis!Bis!」お代わりコール。またまた穴があれば隠れたい心境・・・。そこには2晩続けて通った。笑 2日目は、通が知る『マトリチャーナ・グリッジャ』をオーダー。トマト・ソースを使わず、ワインとチーズで煮込むので、ビアンカ(白)ともグリッジャ(灰色)とも呼ばれる。これはリガトーニというマカロニよりも太い線の入ったショートパスタで。後で胃に負担はかかるものの、やはりトマト・ソースの方が好きかも。http://www.lamatriciana.it/ 次に、ずっと食べたかったTazza D'oroのコーヒーのグラニータ。 18年前の夏、まだ会社を辞める前に、町を見に来たとき、食べたのがはじめて。
半分以上が生クリーム。一度目はおっいし~。感動。2日目も出かけた。やっぱり生クリームはきついかな・・・しつこくも3日目も出かけた。う・・・ん、もう20年はいいかも。爆
そして、またローマに行ったら食べたい、と思っていたグラッタ・ケッカ。グラニータよりもキメが粗い、カキ氷。ローマでは4回引越しをしたのだが、3軒目のアパートの近くに、グラッタ・ケッカのスタンドがあった。彼らは夏の数ヶ月だけしか働かないのだが、それだけでも十分に稼げるらしい。ちなみにグラッタとは「削る」という意味のGrattareとケッカが何なのだろう・・・辞書にものってないし・・・と思っていた。載っているけれど、それは「(女役の」男性同性愛者」とある。そんなわけないし!ただ、冷たい夏のパスタで、アッラ・ケッカというのがあるので、冷たいとかそういった意味があるのかな?と想像。誰か分かれば教えて下さい。
それにしても、探しても探してもグラッタ・ケッカのお店が無くって苦労した。テヴェレ川沿いで見つけたスタンド。バングラデッシュのお兄ちゃんが自ら氷を削ってくれた。

そして、またローマに行ったら食べたい、と思っていたグラッタ・ケッカ。グラニータよりもキメが粗い、カキ氷。ローマでは4回引越しをしたのだが、3軒目のアパートの近くに、グラッタ・ケッカのスタンドがあった。彼らは夏の数ヶ月だけしか働かないのだが、それだけでも十分に稼げるらしい。ちなみにグラッタとは「削る」という意味のGrattareとケッカが何なのだろう・・・辞書にものってないし・・・と思っていた。載っているけれど、それは「(女役の」男性同性愛者」とある。そんなわけないし!ただ、冷たい夏のパスタで、アッラ・ケッカというのがあるので、冷たいとかそういった意味があるのかな?と想像。誰か分かれば教えて下さい。
それにしても、探しても探してもグラッタ・ケッカのお店が無くって苦労した。テヴェレ川沿いで見つけたスタンド。バングラデッシュのお兄ちゃんが自ら氷を削ってくれた。


ちゃんが頼んだのは、「Coco」味。ココナッツのシロップとココナッツの実が入っていた。十数年前一緒に食べたときも、彼女はココだったな・・・私は「Amarena&Menta」チェリーとミント味でチェリーがぼこぼこ入っていて、なんともいえない奇妙な味。次男は「Menta & Limone」ミントとレモンが混ざったあっさりさっぱり系だったが、舌が緑色!!(鼻をつぶしたら『アバターだァ!!』画像。)
出発前にもう一度食べたいと思ったが、町中では結局見つけられなかった。残念。
その他、ミラノでは食べられない、薄くて美味しい、切り売りピザやスプリ(お米のコロッケ)を堪能。ミラノではあっても、どうも脂っこい。しいて言えば、バッカラ(たら)のフライやズッキーニの花の中にモツァレッラとアンチョビがはいってあげてあるものを食べておくべきだったかな?そのときになると、どうしても食べられなくなってしまっていたのが無念。それにしても、念願のものが(特に食べるもの)見つかっていくのは嬉しい。・・・続く




