今年もハラタツ 蚊の大量発生 | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

今年もまた既に蚊に食われまくれ、手足がぼこぼこである。
 
とはいえ、かゆみや腫れは日本のそれのように、いつまでも続くものではないが、瞬間的には耐え難いものだ。
 
蚊は世界に3520種いるといわれ、日本には112種が存在しているそうだが、イタリアはその半分の約60種くらいだという。やはり湿度の差だろうか?
 
毎日窓を開けており、寝る前まで蚊取り線香やらベープを焚いているが、明け方になるとブーンと耳元にやってくる。一度目が覚めてしまうと、蚊を退治するまで寝られなくなってしまうのだが、内輪でばんっ!とつぶすとたいてい、血を吸っている。吸血昆虫の代表だわ。2014年にデング熱が流行したが、コロナ禍でその存在さえ忘れがち。刺されてかゆいだけではなく、やはり様々な病気を媒介するので、要注意だ。
 
蚊の吸血行動は気温が15℃になれば始まり、26~31℃で最も活発化するという。吸血を行うのはメスのみ(産卵のため)。
ここのところ暑すぎて、見かける数も減った気がする。それはそれで嬉しいが、朝方涼しくなっところで、ブーン
 
ちなみに蚊は、人や動物の吐く二酸化炭素、体温、汗のにおい、黒い色などに引きつけらるという。汗かきの人、お酒を飲んで吐く息の二酸化炭素量が増えている人、運動後で体温が上昇したり汗をかいている人などは、絶好のターゲット。そして、また蚊の視覚は白黒でしか認識できず、黒い服を着た人も狙われやすいのだそうだ。
 
いやいや、本当に腹が立つ!