いよいよクリスマス、年末に近づいて来た。
師がお経を上げるために東西を馳せる月と解釈される『師走す』。
しかし、一般人も走る。今年の私は1月にミラノに戻り、猛ダッシュだったような気がする。毎月、毎週、毎日が怒涛のように過ぎ去っていく。
物産展で午前様が続いていた連休が終了。(私にとっては全く連休じゃなかったけど)シッター業に復帰したらツインズの更なるパワーアップに息切れ。両親の仕事の食事会で夜までツインズを見る日も...彼らが寝てくれるとホッとする。
ところで、「忙しい」という字は、「心」を「亡くす」と書く。
「慌ただしい」は、心が荒れている?
ちょっとした事で異常に腹が立ってしまう。
地下鉄の乗り降りのマナーに悪さ。歩道に落ちているマスク!無賃乗車で改札を飛び越えていく馬鹿者!
心が荒れているのだなあ。そういう時こそ、背筋を伸ばし、ゆっくりとした呼吸、ゆっくりした歩幅。忙しい時期こそ、呼吸を整えて、心も整えたいもの。

