秋の雲 | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

 
 
 
「暑さ寒さも彼岸まで」というが、ミラノの朝は肌寒いものの、長袖を着て出かけると日中暑すぎてたまらない。
 
今朝の空。
 
これは、さば雲?
 
ところで、長男が小学生の頃、空手と共に野球をやっていたが、9月の練習は、夕方から暗くなるまで、と超アバウトだった。爆 日に日に暗くなるのが早くなり、切り上げるのも早くなって来て、その後雨のシーズンに入り、練習は休み。爆
 
話は基、「天高く馬肥ゆる秋」と言う。明確には10月に使うことわざのようだが、秋の空は透明で綺麗。夏よりもずっと天高く見えるのは気のせいか?

 

白い 雲 ~ 八木重吉 

秋の いちじるしさは 
空の 碧《みどり》を つんざいて 横にながれた白い雲だ 
なにを かたつてゐるのか 
それはわからないが、 
りんりんと かなしい しづかな雲だ (八木重吉「秋の瞳」より)

 

澄み切った青空にゆっくり流れる白い雲。秋は雲が変わりやすいのも特徴だという。晴れた日に、空を見上げて、雲の移り変わりを楽しむのもいいんじゃないかな?