久々の月曜メルカート | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

久々月曜メルカートに出かけてきた。
 
毎朝、ミラノではあちこち市場が開かれており、良品の衣類を扱っているところ、バッグや靴などを扱っているところなどもある。そのほとんどのところで青果が扱われているが、サンシーロ地区にある我が家の近所のメルカートは場所柄ポポラーレと呼ばれる低所得者地域が入り混ざっており、とくにこの時期、多くのイタリア人がヴァカンスに出ているせいか、メルカートは『ここはどこ?』というくらい、イスラム教のベールを被った女性がベビーカーを押しつつも何人も子供を連れながら買い物をしている光景を見かける。
 
ベビーカーは乳児を乗せたまま道端に置き放たれ、長衣を纏った巨体の女性は群れをなして屋台を漁っていたり、または立ち話をし、小さな子供たちは店の脚立に上っていたり、喧嘩をしていたり、買った野菜やら果物をそのままかじり、大騒ぎをしてやりたい放題...毎回私の頭の中では、🎶ペルシャの市場にてが激しく鳴り響く...。
 
500mくらいある通りを端っこまで行き、Uターンしたところで、靴の安売りの屋台を見つけた。
 
 
 
Yamamay(ヤママイ)のバレーシューズ2足を購入。(ヤママイはランジェリーだけじゃなかったのね!)本革製だ。1足3.99ユーロとあったので、2足買い、8ユーロね?と聞くと6ユーロだという。そうなの?ラッキー!!1ユーロ130円弱。ショッキングピンクの方にもリボンが付いていたが、一本の方が少し擦り切れた状態に見えたので、切って取ってしまった!!
 
メルカートでは、毎週ではないが、定期的に、そこそこ名前のある商品の在庫品が出回っている。そういった掘出物を探すのが、メルカートの醍醐味だ。
 

 

 また、バングラデッシュ人の屋台でモロヘイヤを発見。そうだ、今晩はオクラモロヘイヤのおひたしを作ろう!と思ったら、オクラがないではないか!じゃあ要らない、と言おうとしたら、ちょっと待って!といって若い売り子を2軒となりの同郷者の屋台に走らせているではないか!500gだからね!それ以上は要らないから!と言った。そうでないとやたら売りつけるのだ。

 

ところで前夜作ったアボガドのワカモレが大ヒットだったので、また作ろうと探していたら、今度はエジプト人の屋台でアボガド1個1ユーロだった。そこで、パイナップルが2つで1ユーロだったので購入。

 

 

そこで、いきなり雨が降り出してきたので、美味しいきゅうりを探していたが、諦めた。この時期はエジプト人屋台のきゅうりが美味しい。

 

また日を改めて探してみようっと。