この夏帰国中、子供達は実家の母の作る食事の中で、モロヘイヤが特にお気に入りだったことが判明。モロヘイヤって私の子供の頃からあったかなあ?と思い検索...
名前からして、「もろ」という平野近辺でとれるものなのだろう?と勝手い思い込んでいた。そして、最近メルカートのバングラデッシュの屋台でも見かけるようになったので、ああ、アジアの食材か?と思っていたら、なんと原産地は北アフリカ。
そして、アラビア語で「野菜の王様」を語源とし、発音はわからないが、アラビア語の”mulūkhiyya”(ムルキーヤ?)そのままらしい!しかも5000年もの歴史があり(中国4000年「中華三昧」の歴史より古いのか?!爆)、エジプトの国民食であるモロヘイヤスープはクレオパトラも愛していたとか...!! これは、早速エジプト人の友人にレシピを聞かないと!
母は、いつも「このネバネバがいいのよ〜」と言っていた。一般的に、ネバネバする食材は、体に良いと言われる。オクラ、山芋、長芋、里芋...実は、調べてみると、モロヘイヤににた葉野菜も沢山ある様子。また、葉っぱじゃないけど、納豆もネバネバ。(私は食べないけど...)
「野菜の王様」と言われるだけあって、栄養価も高い。ビタミン、ミネラルが豊富で外食やインスタント食品の多い、日本の現代人には特におすすめなのかもしれない。
老化の原因である活性酵素の働きを抑える効果のあるカロチンの含有量が野菜の中ではトップクラス、と言われれば、食べないわけにはいかない!笑 そして、日本人が不足がちなカルシウム。カルシウムとビタミンKとのコンビで、骨粗しょう症予防。イライラ予防。怒りっぽく、ストレスの多い私にも最適!苦笑
食物繊維は便秘を改善するだけでなく、体内の発ガン物質を体外に排出する手助けもし、その上コレステロールの吸収を抑え、糖尿病、高脂血症、動脈硬化も予防。ああ、我が家の糖尿予備軍にも食べてもらわねば...!!
いつものメルカートへ行くと、ありました、ありました...1束1ユーロ。2束で1.5ユーロ。でもそんなにいらないわ...と思っていたら、葉の部分だけ切り落とし軽く茹で、小分けして冷凍保存も可能だというではないの!というわけで、2束ゲット。
友人Nちゃんがオクラと一緒に和えるとさらに美味しい、というのでオクラも毎週買っている。Nちゃん曰く、ゆでる前に刻んでから軽く茹でた方がネバネバは増す、というのでやってみた!すごいすごい!!おかかとよりも海苔と和えた方が、家族には受けた。

