おすそ分け | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

フランス人の友人のJに呼ばれてお邪魔してきた。

彼女は、2001年ローマからミラノに移動してきた際、長女の幼稚園で知り合ったミラノでの最初のママ友である。
 
彼女とはそれからずっと付き合っているが、一緒のグループだったフランス人やイタリア人たちは皆、他の国へ移動してしまったり、離婚、再婚、同棲をしておりやっと入籍をしたかと思ったら離婚してしまった人たちも数組。また、彼女たちは皆私より年上だが、乳がんだ、大腸ガンだ、脊髄の病気だ...と健康で離婚していないのは、私たち二人だけ。それもすごい!
 
ここ数年、日本から彼女のお土産はだし醤油なのだが、今回は「ほうじ茶」のリクエストがあった。
 
彼女はミラノの他にベルギー、フランスにはパリとサヴォアに家があるのだが、サヴォアの家で採れたというプルーンを収穫したばかりだというので、おすそ分けしてもらった。時期によっては、ルバーブをいただくこともある。
 
 
 こちらは ”Fave di tonka” トンカ豆という代物。
 
「クマル」とも呼ばれるようだが、シナモンというかバニラというか、甘いようなそれでいて、苦味のある香り。なんなのだろう...とずっと考えていたのだが、このクマルというのもの、トンカ豆の芳香主成分である「クマリン」は桜の葉にも含まれているということで、そうか!「桜餅の香り」なんだわ!と納得。ちなみに、桜と同じバラ科であるアーモンドの核•杏仁にもクマリンは含まれており、杏仁豆腐や月餅でもおなじみ。そうか...と一人やたら納得してニヤニヤしてしまう。苦笑
 
いつもJの家へ行くと、キッチンでおしゃべりをするのだが、今回はりんごジャムを作っている最中で、そこにこのトンカ豆をすりおろしていただいた。カスタードクリームやクレームブリュレやアイスクリームにおろしても良さそう!
 
 作ったばかりという洋梨のジャムもいただいた。中にバニラの切れ端が見える。
 
現在入院中の友人が退院したら食事をしようね!と約束した。健康でいるって本当に大切。