朝顔日記 2021 | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

アパートの外壁工事が始まる前に2年前の朝顔の種を5月末に蒔いた。

 

 

それが今これ。

 

 

芽が出てきたところで、植木はバルコニーに置いてはいけないことになっており、工事の関係者に敷地内の庭木の上に移動させられてしまった。まだ種はたくさん残っていたが、蒔いたところで、置く場所がなく、工事が終わるまで待つことにし、それでも種がかなりあったので、友人たちにもおすそ分けした。紫蘇や朝顔は日本人の友人間でかなり行き来している。

 

工事も無事終了。朝顔のプランターを午前中日が当たるキッチン側のバルコニーに置き、残りの種も蒔いてみた。発芽率ほぼ100%。出てくる、出てくる...

 

 

 

今まではバルコニーに紐を釣ったり、網を釣って、蔓を絡ませていたが、今回は成り行きでそのまま。垂らしてみたらどうなのだろう?南仏で壁に張っている紫色の朝顔(もしかしたらヒルガオ?)を見た時は、それはそれで野生的でいいかも?と思ったものだ。

 

ところで、朝顔はヒルガオ科サツマイモ属。イタリア語ではipomoea、イポモエア。お墓の周りに咲いていたりするというから、ちょっとイメージが変わってしまう。

 

朝顔については過去にかなり書いているので、割愛。笑

 

そして、朝顔の花言葉は花の色に夜が、全般的な花言葉としては、「明日もさわやかに」「結束」「愛情の絆」「私はあなたに絡みつく」など。

 

「明日もさわやかに」「結束」「愛情の絆」は、ポジティブなイメージの花言葉だが、「私はあなたに絡みつく」とは、さわやかなイメージの朝顔からは一変し、ストーカー的な少し怖い印象。

 

 

 

多分、過去の開花からすると、青色と紫色の花を咲かせる予定。(画像は2018年の今日!)青色の朝顔の花言葉は、「はかない恋」「短い愛」。朝顔の花は、朝に咲いても午後になるとしぼんでしまう。まさに短命ではかない。

 

そして、紫色の朝顔には、「冷静」「平常」の花言葉がある。特に由来のストーリーは無いようだが、色彩心理学において紫色は「心身のバランスを整える色」「心を落ち着かせる色」とされてるので、このような花言葉がつけられたのではないだろうか。

 

今後いくつ花をつけてくれることだろうか?今から楽しみだ。