「母の日」に思うこと 〜 その2 | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

今日は「母の日」だった。

 

 
母とは、ほぼ毎日電話で話しているけれど、私が仕事に入る直前に話すので、落ち着いて話せない。週末の休みの時にゆっくり話すが、母の体調のこと、病院や近所で誰それさんに会ったとか、親戚の報告があり、そして以前は父の話が多かったが、今や母と同居している長男の話が多くなった。
 
長男が母に迷惑をかけていないか?気になっているが、それなりに葛藤はありつつもお互いうまくやっているようだ。長男の顔が結構父の若い頃に似ているそうで、母は笑いが止まらないと言っていた。えっどういう意味で?笑
 
また、昨日長女が家にやってきた。大学の支払いを結局援助してあげることにしたが、それでも彼女は絶対返すと言っていた。来週誕生日を迎えるので、何か欲しいものある?といっても、何も要らないと言っていた。
 
私が不要な服をカッソネットと呼ばれる黄色いボックスに捨ててジプシーに持って行かれるよりかは、収益金の一部を恵まれない国に寄付しているヴィンテージショップに寄付した方がいいのでは?と思いまとめていた洋服類を私が売ってあげる...と言って、持ち帰って行った。中身をチェックしつつ、「私、これもらおう!」と言っているので、パンツやスカート類はサイズは全部38だよ、というと、じゃあ無理!と言っていた。笑
 
そして洋服を持ってさっさと帰るのか?と思って行ったら、「夕飯要るって言ったよね?」と言う。えっ聞いてないけど...
 
その日、次男は友人数人と友人宅に泊まると聞いていたので、久々の週末、夫は帰国中なので、誰か誘って外出しようかな?と嬉々としていたのが、さすがに週末は仕事の疲れがドッと出て来るので、ゆっくり休みつつ、自分のペースで過ごそうと考えた。

それなのに、「日本食が食べたい!」と言うではないか!先日もいきなり帰宅し、日本食が食べたいと言うので、冷蔵庫にあったもので急遽野菜を揚げてかき揚げ丼にした。たらこスパゲッティは?というと、彼女に東欧ショップでたらこの缶詰が売っていることを教えたら、結構しょっちゅう家で作っていると言うではないか?えー最近食べたばかり、というので却下。次男がたらこスパゲッティはあまり好きではないというので、不在の時に食べようと思っていたのに...。
 
では、これまた冷蔵庫にあるもので、肉じゃがと魚に味噌と酒を混ぜたものを塗り込んで焼いた。じゃがいもはかなり大きく、肉じゃがのみならず、最近凝っているハッシュドポテトも作った。
 
「美味しい!」「お腹いっぱい!」と言っていた。面白いことに、彼女は家を出て行く時、それが彼の元に帰ろうが「行ってきまーす!」と言って出て行く。ここが彼女にとって実家になるんだなあと改めて思った。
 
ところで、今朝私のInstagramに「間違っていたらごめんなさい。もしかして⚪️⚪️ちゃん?」というメッセージをもらい、えー誰だろう?と思っていたら、高校時代の同じバドミントン部の仲間だった。クラスは一度も一緒になったことはなかったが、一時期仲良くしていた友人で社会人になってからも付き合っていたが、22-3年ぶりだっただろうか?しばらくチャットして、当時の仲間の一人のお母さんが2年前に亡くなられたことを知った。学校帰り何度かお宅にお邪魔したことがあり、おしゃべりをしたことのあるお母さんだったが、たぶん私の母と同い年くらいだっただろうか。友人は一人っ子だったからお父さんが一人になってしまったのだろうか?なんだか、そういう年代になってしまったんだね...としみじみと語り合った。
 
また、FBでは多くの同年代のイタリア人の友人たちが彼らの母親の写真をアップしていた。まだ健在の方もおられるだろうし、既に他界されている方も多いことだろう。自分たちが親になって、改めて親、特に母親の偉大さ、尊敬、信頼、愛...そして感謝の念が溢れてくるのだ。
 
愛されて初めて、愛を知る。
信頼されて初めて、自信が持てる。
それが「信頼の愛」なのだろう。
 

母の愛は、日々強く、慎ましい。その愛は私たちの心に美しく、寛大な心として植え付けられて生き続けるのだろう。

 

すべてのお母様へ 母の日おめでとうございます。

 

 

 

Mamma, solo per te la mia canzone vola,
mamma, sarai con me, tu non sarai più sola!
Quanto ti voglio bene!
Queste parole d'amore che ti sospira il mio cuore
forse non s'usano più,
mamma!,
ma la canzone mia più bella sei tu!
Sei tu la vita
e per la vita non ti lascio mai più!

 

 

*バラの画像は、在ミラノの友人が毎年母の日に作る手作りのバラ。数年前に伝授していただいたが、想像以上に難しく、なかなか彼女のようには作れない。