今日から50代のワクチン接種の予約がイタリア全国で始まった。私は昨夜日付が変わった時点で予約するつもりで、税務番号と保険番号を何度も確認して携帯のメモに書き込み、登録はコピペタすればいいようにしていたのにも関わらず、ブログを書いていたら20分も過ぎていたではないか!
慌てて携帯電話から予約の手順を進めていくと、我が家の地域のワクチンセンターは6月2日の17-18時以降が予約可能となっており、何曜日だったっけ?と調べていたら既に2日の分はなくなってしまった!3日以降が取れたが、なるべく仕事を休まないよう6月3日の夕方に予約をフィックス。
真夜中に同年代のゴスペルメンバーと予約を取った、取れない...のチャットがはじまり、中には思い切りフライングで日付が変わる前にサイトで予約をとった人もいたし、私よりほんの後で、既に予約が取れず、気をとりなおして一度眠り朝6時にリトライしてみても同様。コールセンターにかけてもそちらのコンピューターがつながらず2日後に電話をしてください、と言われたそうだが、何気にオンラインでトライしたら予約ができた、という人もいた。
住んでいる地域の郵便番号を入れると、該当するワクチンセンターが出てきて、日時が細かく振り分けられ、選択できるシステムになっているが、地域によって受け入れる人数も異なることだろう。
ちなみに朝の9時の時点でロンバルディア州では50代の予約は27万170人。その98.6%がオンライン予約だったと言う。そして12時の時点で、 341.012人、そして夕方18時半の時点では438.675人が予約。
ちなみに、ワクチンの選択はできないが、ローマのあるラツィオ州ではワクチンを選ぶことができるそうだ。2度目の接種はファイザーかモデルナの場合は42日以内、アストラゼネカの場合は8週間後。
ところで、EU・欧州連合は、ワクチン接種の終了や、検査で陰性だったことなどを証明するグリーンパスを6月中旬から導入する方針。それに先駆けイタリアのドラギ首相は今月の初め、イタリアも独自の「グリーンパス(ワクチンパスポート)」を5月半ばに(?)発行すると表明し、外国人観光客に夏にイタリアに旅行するよう呼び掛けた。
まずはリグリア州は予防接種の完了後にリグリア保健事務所が発行する紙文書、検査で陰性であったこと、または感染から回復した旨の証明書がグリーンパスとして有効になる条例を提出。
また、今年の10月にはローマにてG20が行われる。今月4日のG20観光相会合は「旅行や観光の再開は世界経済の回復に不可欠」とする声明を発表。何せイタリアは、観光業が国内総生産(GDP)の13%程度を生む。いまだに国内の移動も感染防止策として厳しく制限されている。政府は感染拡大が抑制される中、ワクチンパスポートを導入し夏に観光客を誘致したいと考えているようだ。
今回ワクチンを接種するリスクと打たないリスクを考えてみたが、やはり実際、パンデミックを生きる私たちにとって、ワクチンを打たないことは大きなリスクになる。そして、感染して重症化しにくくなれば、医療への負担を軽減させる効果は大きい。
ワクチンは義務ではないとはいえ、常に自分の健康や命だけでなく他人の命も危険にさらすことになる、ということは誰もが意識しないといけないことだろう。そして、先進国のみならず途上国でも誰もが接種を受けられるよう協力しあうべきだが、どこの国も今は自分の国のことで精一杯のように見えるのは私だけだろうか。

