凛と澄み渡る夜空に浮かぶ、今年最後の満月に見入ってしまった。
それはまるで氷のように美しく見え、「月の氷」とも呼ばれるそうだ。
今朝、関東地方は低気圧が通過し雨が降った。その後天気が回復し、晴れ間が出たが、とにかく風が冷たく寒かった。
しかし、晴れた空気が冷たい日は、空気が澄み、月の光もいつもより明るく、くっきりと見ることができる。
明日はいよいよ年内最後の日。もやもやザワザワした気持ちも洗われるようだ。
今年はよく月を眺めた。四季折々で趣の異なる月の静かな光に癒された。
今年は色々とあったけれど、恵みの数だけ数えて感謝し前に進んでいきたい。
新年の初日の出を拝む人が多い中、大晦日の夕陽に感謝を捧げよう。そこにまた美しい月が現れていることだろう。



