今が旬 〜 メロゴールド | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

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去年くらいから母がやたら美味しい!美味しい!と言っていたメロゴールド。
 
初めて食べてみた。
 
グレープフルーツというよりも、以前書いたブンタン(イタリアでは、中華街では「柚子」と言う名で、フィリピンショップでは”pomelo”と言う名で売られている柑橘類)に似ているか?
 
酸味がなく、非常にジューシーで、種が少ない。
 
調べてみたら、意外に歴史の浅い果物で、1958年アメリカ・カリフォルニアで研究され始め発表されたのが1986年、日本に輸入されるようになったのは2000年頃なのだそうだ。
 
メロゴールドは(グレープフルーツ×ブンタン)× ホワイトグレープフルーツの掛けあわせでできた果物だと言う。
 
ちなみに以前スウイーテイという名の柑橘類があったが、グレープフルーツとブンタンを掛け合わせたものだが、カリフォルニア産がオロブランコ。イスラエル産がスウイーテイなのだそうだ。某メーカーのスウイーテイ味のガムがあったことを思い出した。

 

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余談だが、上の画像の左側は近所にある夏蜜柑。
 
「甘さ」「酸味の少なさ」が特徴のメルゴールドの後、夏蜜柑の味は、悲鳴をあげるくらい酸っぱくて唇が痛くなった。
 
冬の限定品。楽しもう!