今月に入ってからPC入力を始め、ある在庫確認等一般事務の仕事をしているが、一度スイッチが入ってしまうと休憩時間を取り忘れてしまうくらい数時間集中してしまう。
帰りがけに電車にゆったり座り何気に上を向くと首がガチガチ凝り固まっている...あれよあれよとコリが身体中に広がる。
ここ数ヶ月、体のコリはテニスボールでなんとかリリース出来ていたが、自力ではどうしようもなくなり、今週2度続けて整体へ出かけてきた。
「どこが痛いんですか?」と聞かれたので、「首、肩、背中、腰、脹脛、足裏....全部です。」と答えると「それじゃあお尻と肩甲骨を緩め血流を良くするのが、一番です!と言われた。
えー?お尻?!しかし、過去に自分が書いたものに「お尻を緩める」と数回書いてきたし、そういえば空手仲間の、今年82歳になるF爺さん(元整体師でイタリアでは東洋医学も学んだお爺ちゃん。どこか痛くなると、ここが痛いんだけど、あそこが痛いんだけど...と相談しその場で、ツボを押しては治療法を教えてもらっていた。)に「お尻を鍛えろ!」と言われ具体的なお尻の筋肉の鍛え方、と言って彼のお尻を触らせてもらった事がある。「触ってみろ!」と言われ、えっセクハラ?と躊躇した事を思い出した。苦笑
前置きが長くなったが、腰痛はお尻を、肩こりは肩甲骨を緩めるのが一番だと言う。
お尻には3つの筋肉からなり(画像参照)股関節を安定させる機能を持ち、歩行時、バランスを取る。またお尻と腹部の内部に背骨の土台となる骨盤があるわけで、その役割は重要。
座ったままだとこの筋肉が硬まってしまうし、またこの筋肉群が衰えると、お尻は扁平化し、よって本来のバランスが崩れ、慢性的、あるいは突発的な腰の痛みを引き起こす、と言うわけ。
母を見ていて、また母について整形外科を出入りし、お年寄りの姿をじっくり観察して思ったが、確かに患者さんらの典型的な姿勢、歩き方に気がついた。それは欧米のお年寄りには見かけない事。その原因はお尻なのだ‼︎
お尻が垂れやすい日本人は遺伝的に骨盤が後傾しやすく、日本人に腰痛が多いことの原因だと言うが、納得。
今回左足股関節が微妙にずれていたことも発見。ストレッチをしていて微妙に左足の動きが変だと思っていたがその原因がわかった。床に寝転びながら足をぶらぶらさせながら、元の位置に戻ることがわかった。
また肩甲骨。どうしても肩の位置が前に入りがちで、腕もたまに亜脱臼する。少し前から左肩の二の腕が硬く、腕が大きく回りづらいことに気づいた。これも肩甲骨が硬くなり、「巻き肩」になっているせいらしい。
パソコンやスマホの使用時間が長い人、ハイヒールを愛用する人などは、背中が丸くなり、首が前に出やすくなるそうだ。それもガチガチに凝り固まった背中が原因。胸の部分を柔らかく広げてあげるためにはやはり肩甲骨が柔らかく可動しなければならない。
どれも納得の行く結果だ。背中肩甲骨リリースには、猫のポーズがいいだろうなあ。
とは言え、整体の先生には、何度もお尻鍛えてよ!と言われた。お尻にはスクワットと言うが、F爺さん直伝、お尻を片方ずつ硬くしては緩め、右、左、右、左...とするのが効果が出そうな気がする。
お尻の筋肉を鍛えて、100歳まで歩ける健康な身体を作ろう。




