すっかり忘れていたが、欧州では今週の土曜日の夜中に冬時間に変更する。(2021年3月27ー28日の間に夏時間に変更)
10月24日土曜日の夜中と言うか25日日曜日の朝方3時が2時になるので、寝る前に1時間時計の針を遅くらせると良い。
コンピューターや携帯電話は自動的に変更するが、電池を入れたり、手巻きの時計は自分で変更しないといけない。
初日は、前日より朝は1時間ゆっくり起きられるのに、教会のミサに出かけたら誰もいなかった!という事が何度あったことだろう。笑
ところでサマータイムに関する歴史はこちら: http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/031100087/
イタリアに関しては、試行錯誤の結果、1966年に法律として制定され、ヨーロッパとしてはその30年後の1996年にやっと法律化された。2018年に、フィンランドでサマータイムを廃止を求める署名が7万人集まり、またEU欧州委員会に廃止を求める提案がされた。その後、今回が冬時間最後?と言われ2度目。今回はコロナ禍と言うこともあり、その点には触れていないようだ。苦笑
とは言え、「たかが1時間。されど1時間」。微妙なだるさが数日残る。しっかりとした「睡眠」は取らないと、疲れが取れづらい。
研究によると、冬時間•夏時間開始直後の1週間(特に月曜日)は心臓発作が急増しやすいという。ちなみにアメリカの研究チームが4年間継続した病院のデータを調査したところ、心臓発作の発生件数は、夏時間開始前の月曜日では平均93件だったのに対し、開始直後の月曜日は125件、と34%も増加していると発表されている。
サマータイムの目的が、ある時は省エネであったり、ある時はゆとりある生活であったり、またある時は経済活性化であったりしても、体を壊してしまったらどうしようもない。
朝7時でも真っ暗でまだ暗い中登校していた子供達。この冬はまたオンライン授業になりそうな雲行きのミラノ。日本とは8時間時差となる...。
