走る広告!M5 エンメチンクエ | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

 

 

 
今週はじめ、次男に「エンメチンクエ乗った?すごいんだよ」と言われていたが、何がどうすごいのか想像もつかなかった。
 
今日空手の稽古の帰りに遭遇。これかーっ!? 秋のイメージは情緒豊か、と言うよりどっと重い雰囲気で目がチカチカ、浜辺は、うーん...と言った感じ。
 
次男が乗った車両は、雪景色と各国の旗があったそうで、あれはイタリアの冬のオリンピックのプロモーションだね!と言っていた。しかしじゃあ、落ち葉とビーチは???
 
バスラッピングと呼ばれる、バスやトラムの外側の広告は、生活道路上で不特定多数の歩行者、運転者に対しての訴求がメインとなり、屋外広告の役割も果たす交通広告だが、車体の内側、つまり窓上や側吊り、ステッカーなどの広告ではなく、壁や床全体が視覚的に刺激的な季節や旅行体験を人々に提供するというのは、ある意味すごい影響力だと思う。
 
私が見たのは、浜辺と落ち葉、つまり夏と秋という季節の移り変わりの車両であったが、友人が送ってくれた画像はこちら。
 
 
 
ウィンタースポーツ、つまり2026年冬季オリンピックのミラノ/コルチナ委員会へのオマージュであるスノースポーツに捧げられているのだそうだ。
 
落ち葉車両は、本来なら木洩れ陽の中、枯葉の絨毯をサクサク音立てて散歩したい雰囲気だが、🎶枯葉よ〜と情緒豊かになる以前に、目がチカチカ。情緒不安定になってしまいそうだ!環境への配慮としての季節や周期的な性質を表現しているというが、全くもって理解できず。
 
 M5(エンメチンクエ)は2007年から2015年の間に建設され19の駅間は13.2 kmの無人運転システム。毎日18万人の乗客が利用しており、国鉄や他線への乗り継ぎの駅は4つある。本数は多いし、他の地下鉄と違って揺れないし、気に入っているが、地元の駅はこの2週間、下りのエスカレーターが壊れたままである。なんとかしてくれ!!

「2015年・ミラノ万博への道 ~ その1  <M5工事着工>」

http://blog.livedoor.jp/s_sofia1317/archives/51685460.html

「ついにM5一部開通?!」

https://ameblo.jp/sofiamilano/entry-11467369273.html

「ミラノ地下鉄•M5開通!!」

https://ameblo.jp/sofiamilano/entry-12020587627.html

 


 

https://mobilita.org/2019/11/18/milano-m5-i-treni-raccontano-gli-sport-invernali-e-le-stagioni/