霧のミラノ 2019 | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで33年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

 

 

数日前、朝目が覚めてトイレへ行こうとし、スリッパに足を入れると、? 冷たい!と思った。クロックスの古いタイプの合成樹脂(クロスライト)性のスリッパが何気に濡れて光っているのだ。えっ湿気で?!

 

家の窓はすべて二重ガラスになっているので、結露が起きることはないが、昨年家の数カ所がカビだらけになって酷い目にあった。

 

このカビの原因はもちろん湿気。例えば、氷水を入れたコップの周りには、水滴が付いてくる。これはコップ周辺の空気が急激に冷やされ、部屋の空気中の水蒸気が液化し、コップの表面に水滴となって出てくるのだが、それと同じ現象が壁やクローゼットの中で起きたわけ。それを大家をはじめ、ペンキ屋たちは、うちの愚息らは体が大きいから肺活量が多い分、寝ている間部屋中に湿気が充満したと言い張ったから、はあ? 頭悪い?と思ってしまったものだ。

 

とりあえず壁は塗り替え、除湿機を購入したが、まあ水が溜まる!溜まる!

 

日本では湿度が高いのは夏で、カビやすいのも夏の季節だが、逆にここミラノでは湿気があり、カビやすいのは冬。たとえ部屋全体の湿度が100%でなくても、窓ガラス表面の近くや壁だけが湿度が100%になってしまうこともあるのだ。また、結露の発生は温度が低くても発生するということ。

 

ところで、今朝はすごい霧が出ていた。以前は子供の送り迎えがあり8時過ぎのサンシーロ地域はプチ郊外と呼ばれるほど緑も多く、気温も中心地よりも多少下がるのだが、やはり霧の中、子供を学校へ送って行くのに、車のライトしか見えないことも多く怖いなあと思った記憶が蘇る。今じゃすっかり朝早く出かけることもなくなった。上記画像は朝10時台の画像。本来林の向こう側にサンシーロ•スタジアムが見えるのに、何も見えない。

 

急激に気温がさがり、畑や緑が多いとその分水分、湿度があるわけで、空気が飽和状態になり、その結果、霧が発生する。だから、霧は夜とか朝方とか気温の低い時間に発生しやすいというわけ。
 

こちらは今夜のナビリオ地域。幻想的だが、寒い、寒い。

 

ちなみにイタリア語では濃い霧をnebbia(ネッビア)といい、それよりも薄いものをfoschia(フォスキーア)、湿気のある霧をbruma(ブルーマ)と呼ぶ。そして車の排気ガスが混ざったものを英語同様smogともいう。笑 一応ニュースではnebbiaと呼んでいた。
 
 
 
 
ミラノ 霧の風景
霧のミラノ