毎年12月になると、ミラノ市からミラノ市民へのプレゼントとして芸術作品が市庁舎であるマリーノ宮で無料展示される。
今年は、ペルージャの国立ウンブリア美術館に所蔵されているイタリアのルネサンス画家•ピエトロ・ペルジーノによる作品、『東方三博士の礼拝』が、普段より気持ち早い11月28日より2019年1月13日まで展示されることとなった。
ペルジーノは15世紀に活躍したウンブリアを代表する画家。本名ピエトロ・ヴァンヌッチ。フィレンツェ派の写実性とウンブリア派に見られる情緒豊かな表現によって優雅でありながら、曖昧さも残す甘美な独自の様式を確立。フィレンツではボッティチェッリやレオナルド・ダ・ヴィンチもいた工房にいたという。システィーナ礼拝堂壁画ではボッティチェッリ、ギルランダイオ、シニョレッリらと共にもっとも多くの壁面を手がけ、のちにミケランジェロと口論したエピソードも残っているそうだ。
1470年後半にこの作品が作られた、と言われており、本作品は当初、バリオーニ家とつながりのあるサンタ・マリア・デ・セルヴィ教会に置かれたが、1543年にサンタ・マリア・ヌオーヴァ教会に移された。
「東方の三博士」と言えば、聖書にもでてくる東方の占星術の学者たちであるが、イエスがお生まれになった時、彼らは、星に導かれてやってきた。そしてユダヤの王として生まれたイエスに、黄金、乳香、没薬を贈り物として捧げている。
ちなみに、「東方の三博士の礼拝」を題材とした絵画は山のようにある。
https://tnj010.com/archives/category/life/adoration
毎年、マリーノ宮に入るのもだいぶシステマチックになってきたミラノ。今年はどれくらいの待ち時間で入れるだろうか?苦笑
マリーノ宮
11月28日から1月13日まで。
月~日曜日(木曜日をのぞく)9:30-20:00
木曜日 9:30-22:30
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