絶対(不)自由 -18ページ目

絶対(不)自由

悠久の風に吹かれながら・・・
アジア横断・北南米大陸縦断を終えて、オーストラリアで働いて、
南太平洋のアイランドホッピングも終えて、オーストラリアも一周して、
今度は行ってない東南アジアを行こうと思った。

前回の日記の宿情報で追加したけど、どうもそんな気がしてならない。

3月20日
朝起きてサブバックを開けると、一回も閉めたことがない内側のジッパーが閉まっていた。中の物はなにも盗られてはいないようだが、誰かがこのバッグに触ったのは間違いない。同じ部屋のヤヤンか、それとも夜に帰って来た白人か?特定できないが、油断しないほうがよさそうだ。
朝食のトーストとコーヒーをヤヤンと一緒にいただいていると、その白人が交ざってきた。イギリス人で世界中のいろんなところを長期で巡っているようだ。25年前の話しとかされてもパッと来ない。っていうか思うんだが、人種に限らずよくこういうタイプの人は「あそこの国の物価は安いぞ。20年前は一日5ドルとか10ドルで生活できた」なんて言うんだが、さすがに20年以上も時間が空いたらそういう話はすべきじゃないと思うんだよね。日本を例にとれば、敗戦直後の1945年と高度経済成長真っ只中の1965年とでは物価の差は歴然のはずだ。あ、インドは例外(笑)
金曜日ということもあり、タラカンやヌヌカンが到着ビザ(ビザオンアライバル)に対応しているか確認したかったので、インドネシア領事館へ行ってみることにした。ついでにコタキナバルの散歩もする。
宿のあるオーストラリアプレイスからインドネシア領事館へは歩いて行けた。徒歩25分ってところか、散歩にはうってつけの距離だ。ただ歩き方の地図を頼りにしたら、たぶん迷うと思う(笑)
結果として、タラカンやヌヌカンは到着ビザには対応していないということで、インドネシアの観光ビザを申請することにした。午前中に申請すれば当日午後の受け取りが可能とのことだ。値段は170リンギで、今の為替だと約50米ドル。60日シングルビザなんで、頼んでもないのにビザ延長済みって感じだ。
まぁ詳しいことは次回にまとめる(笑)
それにしてもコタキナバル、町自体にはあまり見るものがない。たまに見かける痛車が面白いぐらいか。
センポルナでもそうだったが、コタキナバルの海はかなり汚い。ゴミがぷかぷか浮いてるし、あちこちから硫化水素の悪臭が鼻をつく。町の下水がそのまま海に放たれてるんだろう。町中を歩いていても下水の悪臭がたまにする。これはブルネイでも同じだった。早く何とかしてやれよ、って思う。
海沿いには大きな市場もあり、ここはなかなか見応えがあった。魚介の乾物屋の前を通るとその匂いに少しだけ懐かしさを感じる。フルーツ市場では試食もできた。やっぱりマンゴーとマンゴスチンは大好き!甘酸っぱいのが身体にしみる~。
パスポート受け取りが午後3時半なので、宿に戻って一息入れてから取りに行く。すると今度はバックパックが物色された跡がある。ヤヤンは友達と合流するため俺が出た時と同じぐらいの時間にチェックアウトしてるんで、犯人はヤヤンではなさそうだ。宿のスタッフか、イギリス人か・・・。まぁ何も盗まれてないが、それで良しというわけにはいかない出来事だ。
時間通りに領事館に着いて、無事にパスポートの受け取り終了。このまま夜行バスでタワウへ行けてしまえたな(笑)
そろそろ愛用しているダイブコンピューターが電池切れに差し掛かっている。Oリングに問題がなければ時計屋の電池交換で大丈夫なので、デパートに入っている腕時計屋を数軒あたって電池交換してくれる場所を探し出す。
三軒ぐらいで見つかった。最初は電池が無いからできないと言われたが、電池を売ってる店も見つけたんで無事に交換できた。一番の心配のウォーターセンサーが作動しっぱなしになるのは今のところ無いんで大丈夫。あとは実際に潜って水没しなければ完璧だ(笑)
夜は海沿いの屋台街で飯を食ってみる。軒先に並べられた海の幸はとても魅力的なんだが、独り身なんでこんなにデカいのはさすがに割高になるし量的にも食えない。というわけでミーゴレンシーフードを注文。あまり期待していなかったけど、エビが二匹ほどもうしわけ程度に入っていた(笑)6リンギ。
帰りに昨日と同じくボンジリの串を買って宿でビールを飲む。イスラム教国だが宿内での飲酒は一応大丈夫のようだ。
ビールも飲み終わったころにイギリス人が帰って来て、ドリアン食べないかと、なかなかの臭いのするドリアンを差し出してきた。ビール三本飲んだことを告げると、そりゃ駄目だ、と部屋へ消えていった(笑)



コタキナバルの海。かなり残念な状況


市場の乾物屋。置いてるものは全部魚介の乾物


一部のウォーターフロントはモダンな雰囲気


たまに見かける痛車。今回はドラえもん(笑)


屋台で頼んだシーフードミーゴレン


3月21日
コタキナバルに要はなくなったんで、夜行バスでも使ってタワウへ移動することにした。
東方面の長距離バスターミナルはイナナムバスターミナル。シャングリラホテル前のバス停からミニバスが出ている。1~2リンギ、バスによって値段が変わる(笑)
タワウ行のバスはどれも値段が一緒で50リンギだった。色々回った結果、あまり早く着いても困るので一番遅い夜8時の便で且つ一番車両が新しそうなTungMa社のバスに決定。
昼食はターミナル周辺で済ませてみる。マレーシアといえどもローカルになると英語が通じない。頼んだのはロジャ・アヤムRojak Ayamで、これがゴマダレまみれの冷やし中華みたいなものだった。うまかったんだけど、ゴマダレが少し少ない方が好みだったかな。
帰りは進行方向のバスに再び乗ってゆっくり帰ろうとしたら、かなり行った山際の団地が終点だった。雰囲気は日本の山間の団地とそっくり。東アジアの人間の考えることは似通ってるのかもしれない。
この予想外の遠回りのせいで、宿に戻った時には昼寝する時間が無くなっていた。そしてまたもやバックパックが物色された形跡があった。イギリス人はこの時間はいなかったはずなんで、これは宿のスタッフの仕業と考えたほうが妥当だろう。安全面から考えても、今日出発するのは良かったかもしれない。
夕飯は適当に済ませる。適当に頼んでるせいもあるんだが、だんだん飯が辛くなっていってる気がする。
最終の7時のミニバスに乗ってバスターミナルへ。どうやらバスはどれも似たり寄ったりだ。
バスは定刻に走り出した。放映された映画がキョンシーだった。な、懐かしい・・・!
夜中の0時に飯休憩があった。ここが見覚えがある場所で、サンダカンからセンポルナへ行く途中に朝飯休憩で寄ったところだった。
ってことはあと4時間ぐらいで着いちゃうってことか。早すぎる。ちょっと困ったな。



コタキナバルのスロベニア領事館のそばにあった自動販売機。一缶1リンギ


3月22日
読み通り午前4時ぐらいにタワウに着いてしまった。バスの中で寝てて良いか聞くが、やっぱりダメらしい。ターミナルのベンチに座って、夜が明けるのを待つことにした。それにしてもタクシーの客引きがこの時間から元気で困る。
日が昇って来たんで動き出す。確かタラカンへのボート乗り場は町の西側だったはずなんで、昇って来た太陽を背にして歩き出す。
途中、市場のトイレを利用したりしながら人に道を聞いて、ほとんど迷うことなくチケット売り場に着いた。だが、まだ朝早すぎるのか窓口は開いていない。
近くの市場の屋台で軽く朝飯を食って時間をつぶす。が、窓口が開く気配がない。店を開けていた隣の売店のオヤジに確認してみると、今日は休みで明日開くとのことだった。本当か嘘か定かじゃないが、バスじゃスタッフの話し声がうるさくて熟睡できなかったんで、今日はタワウで宿をとることにしよう。
どこかの誰かのブログで町中のモスク周辺に安宿があるようなことが書いてあったんで探し歩いてみる。
それっぽいモスクにたどり着くと、近くに「経済旅社 Economy Hostel、RM30」という文字を発見。一日だけだし、30リンギならまぁいいか。ということでチェックイン。部屋は広くてエアコンがあって快適。ただトイレが洋式を埋め込んで無理矢理アジア仕様にしたものでこれは構造に難がある。ちなみに貯水式のホットシャワーを置いている珍しい宿でもある。
まぁまだ朝も早いし、眠いんで寝る。
昼頃目覚めて街を徘徊。タワウも大自然ボルネオ島って感じが全然しない町だ。しかし悪臭漂うどぶ川にオオトカゲを二匹発見。こんな汚い河の中で、すごくたくましいと思うよ。
チケット売り場に行ってみるけどやっぱり開いていなかった。どうやらあのオヤジの言ってたことは本当らしい。
ついでなんで両替商も探してみる。市場の目の前の大通り沿いに二店ほどあり、レートは1リンギがRp3450~3460(ルピア、100ルピア≒1円)だった。中間為替が3520ルピア程度なんでけっこう良いんじゃないかな。
宿に戻ってネットで情報収集。カリマンタンからスラウェシ島へ行くのはあまり問題ないようだ。問題はスラウェシ島からどうやってバリ島周辺に行くかだ。
ひょんなことからペルニPelni社のフェリーが、南スラウェシのマカッサルMakassarからフローレス島Flores Is.のマウメレMaumereまで二週間に一本の割合で結んでいるタイムテーブルをペルニ社のHPで見つける。直近は4月6日なので、この日の前日にマカッサルに着くようにすれば良さそうだ。
さらに調べると、東カリマンタンのデラワン島Derawan周辺はダイビングで有名で、パラオしかないと思っていたタコクラゲが群生する湖があるのだ。デラワン島へはタンジュン・バトゥTanjung BatuやベラウBerauからアクセスできるようだが、タラカンからもできるようなことが書いてあった。デラワン島には安宿のロスメンもあるようだ。明日タラカンでざっくり船を探してみるか。
まだ机上プランだけど、だんだんイケそうな感じになって来た・・・!



サバ州第三の都市タワウの街並み


市場の前のラウンドアバウト


どぶ川で見つけたオオトカゲ


このモスクの周辺に宿が密集している



イギリス人も日中は宿にほとんどいないので十中八九宿のスタッフの仕業だろう。トロピカーナロッジには気を付けたほうが良い(笑)
それはそうとタラカン行のボートは火木土のみ運行だった。そして俺がタワウで泊まった宿の隣の宿がもっと安かった。
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交通情報
・コタキナバル-タワウ
夜行バスは7時半と8時に数社が運行していてどこも50リンギ。所要8~9時間。
その他、朝や昼にも頻繁にバスが出ています。夜行以外ならキナバル山が左手に見えるそうなんで、車窓を楽しむなら朝のバスが良いと思います。


宿情報
タワウ
・経済旅社 Economy Hostel
シングル一泊25リンギ~。WiFi無料、朝食無し。珍しくまともなホットシャワーが浴びれる。

・Bilal Penginapan
シングル一泊15リンギ~。上記の宿の隣にある。部屋は覗いてみた感じでは大差ない。トイレは普通の洋式。
エアコンとホットシャワーが無くても別に問題ない人はこちらで十分だと思います。
あわてない、あわてない。一休み、一休み(笑)風邪を治したいんでね。

3月17日
朝8時とかゆっくり起きる。久々ぐっすり寝られた気がする。
宿併設のブリアカフェBelia Cafeで飯を食ってみる。メニューにラクサLaksaがあったんで注文してみると、ケアンズのグリーン島で食ったものとはちょっと違ったが、これが日本の担々麺っぽくてうまい!ただ油は多め。
ブルネイホテルの斜め向かいにあるツーリストインフォメーションで、とりあえず今日行きたい王宮とニューモスクへの行き方だけ聞いてみる。
王宮へは42~45番のバスが行くとのことで、近くにあったバスターミナルで適当に出発しそうだった45番に乗り込む。料金は一律1ドル。ちなみにブルネイ・ドルはシンガポール・ドルと等価で、ブルネイ国内では紙幣に限りシンガポール・ドルも使える。マレーシア・リンギともそれやってくださいよぉ。
王宮は町のはずれにあった。この距離は徒歩では絶対つらい。残念ながら中には入れないようで門の前で写真を撮りまくる。この門からでは宮殿の全景が全く見えない。なかなかのがっかりスポットである。
王宮の横には川沿いの公園があり、キレイでモダンなオブジェがあったりでなかなか雰囲気は良さそうだった。しかし大半が策に覆われていて入口をミスるとかなり歩かないと中に入れない。なかなか頭の悪い構造の公園だ。
続いてニューモスクに行こうと思ったが、やはり体調が万全でないため眠くなり、適当に昼飯を食って昼寝しに宿に戻った。
カフェのあるところに冷水器があって水は好きなだけ飲めるんで、いつもよりも積極的に水分補給して、眠くなったら寝るようにしている。
まぁブルネイの見どころはそんなにないので、こういうのんびりした滞在方法で良いと思う(笑)
夕方から、見つけたバーガーキングでネットを試みる。パスワードが必要のようで、適当にドリンクを頼んで聞き出す。うん、遅いね!まぁないよりマシって感じかな?



王宮の前門。左がブルネイの国土、右が国旗の柄


王宮は「イスタナ・ヌルール・イマームIstana Nurul Imam」が正式名称


王宮横の川沿いの公園


3月18日
今日もゆっくりと起きる。はずが、アメリカ人が朝早くに身支度してたんで釣られて起きてしまった。
いやだがしかし、のどの治りがなかなか良い。やはり体調が悪い時は身体の反応に正直に行動すべきだ。
ラクサが美味しかったこともあり、今度はブルネイの家庭料理ナシ・ルマNasi Lemakをいただく。ナシチャンプルをさらに簡素化したような料理で、ご飯に赤い甘辛ペーストに手羽先揚げが基本。シンプルだがこれで2ドルはなかなかイケる。
腹も膨れたところでバスターミナルで1番バスに乗ってニューモスクへ。ちなみにニューモスクの正式名称はジャメ・アサール・ハッサナル・ボルキア・モスクJame Asr Hassanal Bolkiah Mosqueで、現国王が建てたものらしい。
着いた時がちょうど礼拝の時間で中には入れず。まぁ中に入っても写真撮影は禁止なんでどっち道写真は無いんだけど(笑)それにしても、豪華なシャンデリアがあったりエスカレーターがあったりで世界でもかなり豪華なモスクなんじゃねぇか、これ?
あとイスラム教では礼拝時のほとんどがアラビア語なので、挨拶はアラビア語の「サラーム・アライクム」が通じたりする。ただイスラム教徒を意味するムスリムの女性形のムスリマが通じなかったりするので、アラビア語が通じるってわけではないらしい。
オールドモスクとは違った無駄な豪華さをかもし出すニューモスクを後にし、バスを拾って帰ろうとすると日本大使館の看板を発見!なんとなく外見だけ眺めて帰ることにした。写真を撮ろうとしたら駄目だとブルネイ人の門番に注意された(笑)
町に戻ってオールドモスクへ。中に入れる時間なので入ってみるのだ。サンダルを脱いで入ろうとすると、入口からすごい冷気が吹き出している。中は冷房がガンガンに効いていた。いくら何でもこりゃやりすぎだろ。
入れると言っても、異教徒は入口近辺の決まった区画までしか入れない。それでもこのモスクの無駄な豪華さは十分に伝わった。中東の重厚な雰囲気とは全然違う。
昼のオールドモスクを後にし、そこでたまたまジョリビーを発見!マジか、フィリピンだけのフランチャイズじゃなかったのか!
昼頃になってやっぱり疲れて眠くなったので、適当にナシ・ルマを食って昼寝。
どうもブルネイでは、午前観光-午後寝る、の生活リズムが出来上がった。まぁ自動車マナーも良い方だし、英語も通じてみんな親切だし、マレーシアと合わせてかなり観光しやすい国だと思う。



豪華なニューモスク


ミナレットもどことなく近代的


境内の噴水


ニューモスクの近くに日本大使館があった(笑)


オールドモスク近くでジョリビーを発見!フィリピンだけじゃなかったんだ!


3月19日
朝早く出発。同じ部屋だったインドネシア人のヤヤンもコタキナバルへ行くらしく、船で行く方が安いと言うと一緒に着いてくることになった。
バスターミナルで39番バスに乗車。7時15分の前のバスは朝一6時のようだ。バスは40分ほどかけて終点の港近くのバス停で停まり、同じ乗車券で33番バスに乗り換える。フェリーターミナルへは5分ほどで着くんで、1ドルとはいえ金を払わなくて済むこのシステムはありがたい。
ターミナルではチケットがあるような無いようなことを言われるが、チケットカウンターでは問題なく9時のフェリーのチケットが買えた。15ドル+ターミナル料2ドル。朝7時半の次は8時半しかないとインフォメーションで聞いていたんで内心焦っていた(笑)
船に乗り込む前に出国手続きとゆるい荷物検査。一応荷物を開けるように言われるが、中身を出せとまでは言われなかった。
船はフィリピンのものよりずっと小さい日本の中古船。トイレも日本のTOTO便器をそのまま使っていたんで、こちらとしては馴染み深いんで助かる。
出発前に女の子一人がいきなり発作を引き起こして場が騒然となる。てんかんなのか過呼吸なのかわからないが、なかなか大変な場面に遭遇してしまった。それから間もなく出発前の神への祈りが終わると、船はラブアン島を目指して出発した。船の中の売店ではブルネイ・ドルもマレーシア・リンギも使えた。
出港して1時間半ほどでラブアン島Labuan Islandに到着。入国審査もサンダカンの時とはえらく効率よくすんあり終わった。
ターミナルはすぐ横にあり、さっそくコタキナバル行のチケットを購入。午後1時出港、37リンギ。
ラブアン島は免税エリアなので、酒類の高いマレーシアでは例外的に酒が安く買える。ターミナルに免税店が並んでたんでビールを購入。マレーシアのビールを教えてもらおうと思ったのに、何故か店の連中はカールズベアCarlsbergをマレーシアのビールだと言ってくる。そりゃデンマークのビールで、ただ単にマレーシアがライセンス生産してるだけでしょ!とは言え他に選択肢はなさそうだったんで、マレーシア産カールスバーグ(笑)を6缶15リンギで購入。しかし隣の店でマレーシア産ビールスコールSkolが1缶1.80リンギで売っていた・・・
出港30分前になってようやく乗船開始。荷物をX線に通して中国製の「海王高速艇」に乗り込む。ネーミングがなかなかイカす(笑)
船旅は3時間ほど、揺れもそこそこあるんで寝て過ごす。
コタキナバルのジェッセルトン・ポイントJesselton Pointに着いたのは午後4時を回ったころ。
センポルナで利用した宿の同系列の目星の宿「ボルネオ・グローバル・バックパッカーズ」へ行こうとするが、なかなか遠かったんでたどり着いてしまった安宿街「オーストラリアプレイス」の安宿「トロピカーナ・ロッジTropicana Lodge」にチェックイン(笑)後に調べたらボルネオ・グローバルへは市バスを使わないと行けないような距離にあった。
夕飯にラクサを食おうと思ったら、出されたものがインスタントラーメン。これならナシチャンプルを食ったほうが良かったよ。
口直しとビールのつまみを買おうと夜の町をさまよう。屋台でフライドチキンでもないかと探したがどうやらないらしい。だが海沿いの屋台街でボンジリの串を一本1リンギで売っているのを発見!
作り置きだったのがアレだが、これはやっぱり良い!



ブルネイからラブアン島へのフェリー


免税エリアのラブアン島のフェリーターミナル


ラブアン島からコタキナバルへのスピードボート「海王高速艇」


ジェッセルトン・ポイントのゲート



書き忘れてたけど、ブルネイでは酒類の販売と売春はガチで無いと宿の案内が話していた。まぁ裏でひっそりとあるんだろうけど。
あと金持ちなのは王家と政府だけなんだそうな(笑)
まぁ個人的にはゆっくりできたんで嫌いじゃない。ラブアン島で酒を買うのも兼ねて立ち寄るのも良いんじゃないかな。
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宿情報
コタキナバル
・トロピカーナ・ロッジ
6人ドミ一泊20リンギ~。WiFi無料でちゃんと使える。トーストとコーヒーの朝食込み。
立地が町の中心に近いこともあって移動にも観光にも便利。シャワー・トイレも普通に清潔。
追記:明らかに荷物を物色された形跡がこの二日間で二回ほどあり。宿泊客なのか宿のスタッフなのかは特定できていないが(状況からスタッフの可能性が高い)、とにかく泥棒宿のきらいあり。


交通情報
・ブルネイ-コタキナバル
上記の通り。要約すると、
ブルネイBSB-フェリーターミナルまで1番と33番バス(1ドルのみ)
ブルネイ-ラブアン島へのフェリー、15ドル+ターミナル料2ドル
ラブアン島-コタキナバルへのフェリー、37リンギ

全部で18ブルネイ・ドル+37リンギで、逆ルートより少しだけ高くなります。それでも100リンギのバスより安くて出入国審査のわずらわしさがかなり減ります。
どうせなんで行ってみることにした。


3月14日
体調がすぐれず、ダイビングもしないでずっと寝て過ごす。吐き気とか全くなく、とにかくタンが出てそれがのどに絡むんで咳が出る。
少しだけ外に出歩いた時だった。よく物乞いにたかってくる子どもたちが市場の前でたむろしていた。手にはそれぞれお金を持っていて、どうやら儲けの配分の相談をしているようだった。子どもの世界も金が絡むと世知辛いものだ(笑)


3月15日
夜7時半の夜行バスでコタキナバルへ。バスの等級なのかバス会社のせいなのかは分からないが、昼間のバスは75リンギなのに夜行は45リンギなのだ。宿代もうかせられるし、旅人としては好都合である。
それはそうと、最近安くて旨い飯を見つけた。ナシチャンプルNasi Campurというもので、フィリピンでもおなじみだったご飯に惣菜を付け合せるものだ。ただフィリピンと違うところは量が多いところ。3.50リンギぐらいで食えるのだから嬉しい限りである。
バスに乗るため宿を出ようとすると、マークが「この宿のダイブショップのインストラクターがバンを出してくれるから一緒に乗りなよ」と声をかけてくれた。まぁ歩いても10分ぐらいの距離だが、これは助かる。
待ち受けていたバスは三列シートのゆったりした豪華なバス。隣の席になったオランダ人曰く、昼間の75リンギのバスは普通の四列シートだったらしく、このバスの豪華さと安さにえらく驚いていた。後ろに座っていたアメリカ人も「グレハンよりずっと良いZe☆」なんて言っていた(笑)
バスは時間通りに出発。お決まりのテレビで映画上映。周辺国との大きな違いは、音が小さめってところ。マレーシア人は節度が判っているようだ。
移動中、警察のチェックが三回ほど入り、その都度たたき起こされる。外国人はパスポートを見せなきゃ駄目なんだが、俺はうっかりバックパックに入れっぱなしにしてしまった。それを伝えると、俺のパスポートチェックはあっさり無しになる。何のためにやってんだよこれ(笑)


3月16日
早朝4時半、コタキナバルに到着。予定より一時間も早く着いてしまった。
お決まりのタクシーやミニバンのあまりウザくない客引きをかわし、トイレを探しにターミナル周辺をうろついていると「ケーケー!」と叫ぶ市バスがあった。
あんなボロそうなバスでもコタキナバルまで行くのか。なんて思っていたんだが、よく考えたらここはそのKKのバスターミナルではないか!中心街へ行くと直感した俺はさっそくバスの客引きに声をかけて確認。やはりKKの中心地へ行ってくれるようだ。
乗り込むと中にはマークがいた。なかなか行動が早くて感心だ。周りのマレーシア人に料金を確認すると3リンギと答えた。マレーシア語とインドネシア語は方言程度しか差がないので、インドネシア語の良い練習台だ。ただ実際の値段は4リンギだった。確認したやつも同額を徴収されてたんでツーリスト価格はなかったようだ(笑)
ブルネイ行のバスがあるバスターミナルはコタキナバルの町のど真ん中にある。夜も明けようとする薄明るい中、町のど真ん中のそれっぽいところで降ろされる。
バスターミナルというより、バスの駐車場にチケットブースが並んでいるって感じの場所に着いた。チケットを買おうとするが、まだ朝早すぎたため窓口が開いてない。マークと一緒に近くにあった公園の売店でコーヒーを飲み、なんとなく二人で時間をつぶす。マークはブルネイには寄らず、そのまま通り過ぎてミリMiriというところを今日は目指し、クチンまで行って大陸側に行きそれからインドネシアに入るんだという。俺と正反対のルートなんで、もしかしたらジャカルタあたりで会えるかもしれない。
KFCでトイレを借りて、ようやく窓口が開いた。ブルネイの首都バンダル・スリ・ブガワンBandar Seri Begawan(略称BSB)まで100リンギ、午前8時出発、所要8時間ほど。ブルネイの飛び地も通るんで出入国カードが二枚渡された。ちなみにブルネイ行のバスはこれ一本だけだ。
バスは定刻通りに走り出した。ボルネオではおなじみの、ジャングルというよりヤシ林を車窓に進んでいく。
さて、ここボルネオ島では一風変わった決まりがあり、マレーシア国内なのに州をまたぐときにパスポートコントロールが入るのだ。おかげで出入国審査はのべ5回のところが7回になり、パスポートのビザ欄が2ページ一気に埋まった。パタゴニアより多い・・・(笑)
ブルネイに着いたのは午後4時半ごろ。目星の宿は「プーサット・ブリアPusat Belia Youth Hostel」バスを降りたところから徒歩10分ぐらいのところにある。
しかし、前もって調べておいた情報の通りレセプションには人がいなかった。白人が一人現れたが、どうやらこいつもチェックインできていないみたいだ。なんかすごい英語で俺が知るわけないことを色々と詮索してくる。この自分勝手な感じはアメリカ人か?
待ってるだけでは能がないので、荷物を物陰に隠して銀行へ行こうとするとまたもやあいつが現れた。道路を挟んでしゃべって来たから何を言ってるのかわかりやしない。チェックインしたのかと聞かれたので首を横に振ると、今度はバックパックはどうしたのかと聞かれた。このちょっと威圧的な態度がやっぱりアメリカ人っぽいね。
近くにあったHSBCで金を引出し、戻ってくるとちょうどそいつとスタッフが一緒にいた。ようやくチェックインできた。
男子寮と女子寮でわかれていて、男子寮の部屋の鍵が一つしかなかったんで今日は一緒に部屋になる。インドネシア人も一人加わっていて、たくさん空き部屋があるのに三人部屋である。
朝からろくに寝てなかったんで、適当に飯を食って寝ることにした。



ブルネイBSB行のバス


ブルネイ国境


ブルネイでオーバーステイすると三か月以上二年以下の懲役と三回以下のむち打ち刑!


ブルネイ唯一の安宿


石油資源で潤っているイスラム教国なんでモスクもきらびやか



なんか中国の新疆やイランを思い出させる雰囲気が漂っている。初めてなのに、どこか懐かしい・・・
それはそうとボルネオ島でWiFiはけっこう拾えるんだけど、相性が悪すぎて何故か頻繁につながらない。なんでだよ。
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宿泊情報
ブルネイ
・プーサット・ブリア
エアコン4人ドミ一泊B$10~。WiFi無料だが、何故か今回使えなかった。併設のカフェのごはんが安くておいしい。
設備も整っていて綺麗なんだが、何故か水シャワーしかない(笑)


交通情報
コタキナバル-ブルネイ
バスで所要約8時間。朝8時の一本のみ。100リンギ。

後で知ったんだが、他にフェリーでラブアン島Labuan Islandを経由して行く行き方があり、そちらは60リンギで所要5時間ほど。海が荒れていなければこちらが良いかもしれない。