ちょっと寄り道ブルネイへ | 絶対(不)自由

絶対(不)自由

悠久の風に吹かれながら・・・
アジア横断・北南米大陸縦断を終えて、オーストラリアで働いて、
南太平洋のアイランドホッピングも終えて、オーストラリアも一周して、
今度は行ってない東南アジアを行こうと思った。

どうせなんで行ってみることにした。


3月14日
体調がすぐれず、ダイビングもしないでずっと寝て過ごす。吐き気とか全くなく、とにかくタンが出てそれがのどに絡むんで咳が出る。
少しだけ外に出歩いた時だった。よく物乞いにたかってくる子どもたちが市場の前でたむろしていた。手にはそれぞれお金を持っていて、どうやら儲けの配分の相談をしているようだった。子どもの世界も金が絡むと世知辛いものだ(笑)


3月15日
夜7時半の夜行バスでコタキナバルへ。バスの等級なのかバス会社のせいなのかは分からないが、昼間のバスは75リンギなのに夜行は45リンギなのだ。宿代もうかせられるし、旅人としては好都合である。
それはそうと、最近安くて旨い飯を見つけた。ナシチャンプルNasi Campurというもので、フィリピンでもおなじみだったご飯に惣菜を付け合せるものだ。ただフィリピンと違うところは量が多いところ。3.50リンギぐらいで食えるのだから嬉しい限りである。
バスに乗るため宿を出ようとすると、マークが「この宿のダイブショップのインストラクターがバンを出してくれるから一緒に乗りなよ」と声をかけてくれた。まぁ歩いても10分ぐらいの距離だが、これは助かる。
待ち受けていたバスは三列シートのゆったりした豪華なバス。隣の席になったオランダ人曰く、昼間の75リンギのバスは普通の四列シートだったらしく、このバスの豪華さと安さにえらく驚いていた。後ろに座っていたアメリカ人も「グレハンよりずっと良いZe☆」なんて言っていた(笑)
バスは時間通りに出発。お決まりのテレビで映画上映。周辺国との大きな違いは、音が小さめってところ。マレーシア人は節度が判っているようだ。
移動中、警察のチェックが三回ほど入り、その都度たたき起こされる。外国人はパスポートを見せなきゃ駄目なんだが、俺はうっかりバックパックに入れっぱなしにしてしまった。それを伝えると、俺のパスポートチェックはあっさり無しになる。何のためにやってんだよこれ(笑)


3月16日
早朝4時半、コタキナバルに到着。予定より一時間も早く着いてしまった。
お決まりのタクシーやミニバンのあまりウザくない客引きをかわし、トイレを探しにターミナル周辺をうろついていると「ケーケー!」と叫ぶ市バスがあった。
あんなボロそうなバスでもコタキナバルまで行くのか。なんて思っていたんだが、よく考えたらここはそのKKのバスターミナルではないか!中心街へ行くと直感した俺はさっそくバスの客引きに声をかけて確認。やはりKKの中心地へ行ってくれるようだ。
乗り込むと中にはマークがいた。なかなか行動が早くて感心だ。周りのマレーシア人に料金を確認すると3リンギと答えた。マレーシア語とインドネシア語は方言程度しか差がないので、インドネシア語の良い練習台だ。ただ実際の値段は4リンギだった。確認したやつも同額を徴収されてたんでツーリスト価格はなかったようだ(笑)
ブルネイ行のバスがあるバスターミナルはコタキナバルの町のど真ん中にある。夜も明けようとする薄明るい中、町のど真ん中のそれっぽいところで降ろされる。
バスターミナルというより、バスの駐車場にチケットブースが並んでいるって感じの場所に着いた。チケットを買おうとするが、まだ朝早すぎたため窓口が開いてない。マークと一緒に近くにあった公園の売店でコーヒーを飲み、なんとなく二人で時間をつぶす。マークはブルネイには寄らず、そのまま通り過ぎてミリMiriというところを今日は目指し、クチンまで行って大陸側に行きそれからインドネシアに入るんだという。俺と正反対のルートなんで、もしかしたらジャカルタあたりで会えるかもしれない。
KFCでトイレを借りて、ようやく窓口が開いた。ブルネイの首都バンダル・スリ・ブガワンBandar Seri Begawan(略称BSB)まで100リンギ、午前8時出発、所要8時間ほど。ブルネイの飛び地も通るんで出入国カードが二枚渡された。ちなみにブルネイ行のバスはこれ一本だけだ。
バスは定刻通りに走り出した。ボルネオではおなじみの、ジャングルというよりヤシ林を車窓に進んでいく。
さて、ここボルネオ島では一風変わった決まりがあり、マレーシア国内なのに州をまたぐときにパスポートコントロールが入るのだ。おかげで出入国審査はのべ5回のところが7回になり、パスポートのビザ欄が2ページ一気に埋まった。パタゴニアより多い・・・(笑)
ブルネイに着いたのは午後4時半ごろ。目星の宿は「プーサット・ブリアPusat Belia Youth Hostel」バスを降りたところから徒歩10分ぐらいのところにある。
しかし、前もって調べておいた情報の通りレセプションには人がいなかった。白人が一人現れたが、どうやらこいつもチェックインできていないみたいだ。なんかすごい英語で俺が知るわけないことを色々と詮索してくる。この自分勝手な感じはアメリカ人か?
待ってるだけでは能がないので、荷物を物陰に隠して銀行へ行こうとするとまたもやあいつが現れた。道路を挟んでしゃべって来たから何を言ってるのかわかりやしない。チェックインしたのかと聞かれたので首を横に振ると、今度はバックパックはどうしたのかと聞かれた。このちょっと威圧的な態度がやっぱりアメリカ人っぽいね。
近くにあったHSBCで金を引出し、戻ってくるとちょうどそいつとスタッフが一緒にいた。ようやくチェックインできた。
男子寮と女子寮でわかれていて、男子寮の部屋の鍵が一つしかなかったんで今日は一緒に部屋になる。インドネシア人も一人加わっていて、たくさん空き部屋があるのに三人部屋である。
朝からろくに寝てなかったんで、適当に飯を食って寝ることにした。



ブルネイBSB行のバス


ブルネイ国境


ブルネイでオーバーステイすると三か月以上二年以下の懲役と三回以下のむち打ち刑!


ブルネイ唯一の安宿


石油資源で潤っているイスラム教国なんでモスクもきらびやか



なんか中国の新疆やイランを思い出させる雰囲気が漂っている。初めてなのに、どこか懐かしい・・・
それはそうとボルネオ島でWiFiはけっこう拾えるんだけど、相性が悪すぎて何故か頻繁につながらない。なんでだよ。
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宿泊情報
ブルネイ
・プーサット・ブリア
エアコン4人ドミ一泊B$10~。WiFi無料だが、何故か今回使えなかった。併設のカフェのごはんが安くておいしい。
設備も整っていて綺麗なんだが、何故か水シャワーしかない(笑)


交通情報
コタキナバル-ブルネイ
バスで所要約8時間。朝8時の一本のみ。100リンギ。

後で知ったんだが、他にフェリーでラブアン島Labuan Islandを経由して行く行き方があり、そちらは60リンギで所要5時間ほど。海が荒れていなければこちらが良いかもしれない。