絶対(不)自由 -17ページ目

絶対(不)自由

悠久の風に吹かれながら・・・
アジア横断・北南米大陸縦断を終えて、オーストラリアで働いて、
南太平洋のアイランドホッピングも終えて、オーストラリアも一周して、
今度は行ってない東南アジアを行こうと思った。

前回の続きから、どうぞ。

3月23日
ヌヌカンに着いたらオッサンは足早に前へ行ってしまった。こちらは重い荷物もあるので、不安定な足場の船から降りるのもやっとなら、すごく急なはしごのような階段を上るのも一苦労だった。
コンクリートの桟橋を渡り終えたら入国審査。今回はかなり早めに降りられたんで待たされることはなかった。しかしビザ保持者の扱いが慣れてなかったのか、俺だけちょっと時間がかかった。
続いて税関なのだが、オッサンが早く荷物をX線に通せと言ってくる。税関の紙を書かなきゃ通れないはずだと言うと、オッサンが適当に用紙を記入して無理やり通していた。良いのかよ、これ。
無事にインドネシア入国を果たすと、初めての国に入った余韻に浸る間もなくオッサンが車に乗れと急かす。オッサンの車は番号の書かれたミニバン。やはり後で高額を要求されそうな非常に嫌な予感がしたんで、車に乗らずにあたりを見て回ることにした。
どうやらこのターミナルのチケットカウンターはもう全部閉まってるようだ。オッサン曰く、違うターミナルにチケット売り場があるんだという。ヌヌカンの町のことは全く知らないんで、あまり高くなければガイドをお願いしようと思い値段を聞いてみた。出てきた金額が1万ルピア、約100円。マレーシアのミニバス二回分ね・・・。まぁいいか、ボられてやるよ。
ミニバンに乗って着いたところが、町のおおよそ反対側にあるもう一つのターミナルだった。しかしここの窓口もすでに閉まっていた。どっちにしろ買えねぇでやんの(笑)
続いて宿探しで、ターミナルに近い一泊10万ルピアのホテルを紹介してきたが、もっと安いロスメンが良いと言うと一泊4万ルピアの地元民用の宿まで連れてってくれた。トイレはアジア式で桶で自分で水を流すタイプで、シャワーはなくマンディという水浴び場。まぁインドで近いものにあたったことがあったんで抵抗はそれほど無いんだが、水が濁っているのと、あとこれは後になって気づいたんだが、洗面所が無い・・・。つまり歯磨きとかでもこのマンディ用の濁った水でやるってことか・・・?まぁ一泊なら我慢できるか。歯磨きの時はペットボトルの水で工面しよう。
宿も決まり、オッサンは半ば一方的に明日の朝7時に待ち合わせの約束をすると、どこかへと消えて行った。
一人になれたんで宿の人と話をしてみる。宿からターミナルまでは乗合バンを使って片道5千ルピアらしい。ということはあのオッサンの言い値は正常だったってことか。もしかして良いオッサンだったのか?
町中もちょっとだけで歩いてみる。そういえば昼飯を食いそこなってしまった。午後3時というこの時間は、仕込みか休憩か、どこも食堂はやっていなかった。パン屋があったんで、そこで総菜パンを一つとスプライトを買ってみる。両方6千ルピアで計1万2千ルピア。思ったほど物価は安くないような・・・。
どこの銀行かわからないがATMを見つけた。とりあえずデラワン島に行く予定なんで、ダイビング費用と滞在費、島でATMが無かったことを想定して450万ルピアを引き出す。すると全部5万ルピア札で出てきた。4万5千円引き出したら全部500円玉で出てきたようなもんだ。札束がえらいことになってしまった(笑)



ヌヌカン到着!インドネシア入国!


泊まった安宿Penginapan Kediri 1


ヌヌカンの夕暮れ


3月24日
朝早くに宿を出て、通りかかった乗合バンを捕まえてターミナルへ。なんか裏がありそうで、あのおっさんを信用する気にはどうしてもなれない。
ターミナルに着いて、一緒に乗ってた人が5千ルピアを出すのを見て、同じ金額をさっと出す。これで問題が起こるはずがない。ちなみに問題が起こるのがベトナムだ。
チケットを買おうと窓口に行くと、なんと売り切れだと言われた。その代りすぐさま次の便の窓口を教えてもらえた。7時20分発のはずが8時出発になってしまった。タラカンまで21万ルピア。スピードボートの料金はどこも一緒らしい。現地人も同額を支払ってたんで正常価格のようだ。カリマンタンの船旅は高い・・・
チケットも確保してターミナルでボートを待っていると、あのオッサンが表れた。ばっくれされたんで怒っているようだ(笑)払ってなかったタクシー代を5万ルピア札で払うと、返って来たのが3万ルピア。少ねぇだろ、と手招きすると渋々1万ルピアをよこしてきた。やっぱり朝のタクシー代としてもう1万ルピア取る寸断だったみたいだ。
ボートはヌヌカン行より小ぶりだが少し新しめのものが来た。船内にはテレビがあってお決まりの映画が放映されていた(笑)今日はワイルドスピード6、インドネシア語吹き替え版、何を言ってるのかさっぱり分かりません!
ボートは2時間とちょっとしてタラカンに着いた。このターミナルでデラワン島に行くボートはないか探してみる。
どうやら無いようだが、少しだけ英語が話せる係員の兄ちゃんが行程と値段を教えてくれた。やはりここからタンジュンセローに行って、そこからトラベル(中長距離用乗合バン)でブラウを経由してタンジュンバトゥに行って、ボートで島へ渡るようだ。みんなインドネシア語が話せない俺に親切にしてくれる。聞いてた以上に、思ってた以上にインドネシア人は良い人ばかりだ。
教えてもらったタンジュンセロー行のボート(10万5千ルピア)に乗り込む。さっきのオッサンもすでに乗っていた(笑)
ボートは予定の10時45分より少し遅れて出発。まるで河のような海路を通って、一時間半ほどでタンジュンに到着。荷物を受け取ると5千ルピア払うように言われる。聞いてなかったが、みんな払ってるんで仕方なく払う。
続いて言われた通りトラベルを使う。ターミナルの出口あたりで客引きがいたんで見つけるのは簡単だった。三人集まったら出発とのこと。
近くのワルンWarung(食堂)でミーバクソMie Baksoを注文。すると出てきたのがインスタントラーメン。これで1万8千ルピアは暴利だろぉ!
午後1時半ぐらいか、ようやく人が集まったんで出発。道は、最初は良かったが、あとから陥没したところが表れ始めてかなり悪くなっていく。どうしたらこんな急激な陥没ができるんだろ・・・
途中30分の休憩があった。建物の周りで、やはり目につくのが大量のゴミだ。建物の裏手に行くと、泥水に交じって乳白色の排水が野に放たれている。経済発展が最優先で、地球環境とかそういう意識はどうやらまだまだ低いようだ。
3時間ぐらい経った午後4時半ごろ、ブラウに到着。一緒に乗り合わせていた女の子が英語が喋れていろいろ通訳してくれた結果、今日中にタンジュンバトゥに行くのは無理とのことだ。そしてこのトラベルの料金も10万ルピアで大丈夫のようだ。
降りる場所が決まっていた俺以外の二人を降ろし、トラベルの運ちゃんと一緒に宿探し。一泊5万5千ルピアという安宿はすでにいっぱいだった。結局見つかったのが一泊10万ルピアのロスメン。降りる際に荷物代がどうとかで15万ルピアとかぬかしてきやがった。高いわ、ボケ!というとすんなり元の値段で諦めてくれた。脅してはいません、決して。
宿の程度だが、値段相応で昨日泊まったところより二倍マシ。けどやっぱり水が少し濁っている。まぁ浴びる分には問題なさそうかな。洗面所はあったけど水はどうなんだろ・・・。まぁ歯はこの水で磨いたんだけどね(笑)さすがにゆすぐのはペットボトルの水を使った。
マンディして身体を洗って、夕飯は隣の食堂でナシチャンプル。しかしこれが1万7千ルピアもした。ナシチャンプルで5リンギは高い部類に入る。まさかぼられてんのか?
腹は満たされたが何か腑に落ちない中、おじさんたちのたまり場にお邪魔してインドネシア語の練習をする。やはり喋らないと言葉は覚えない。
そして聞き出せたのが、明日朝8時にタンジュンバトゥ行のトラベルをおじさんが呼んでくれて、運賃は10万ルピアで大丈夫とのこと。
やっぱりぼられてる感じは無いんだよなぁ。どっちなんだろ?



スピードボートから。これでも海路です。


見事にゴミだらけ


目線をずらすと大自然


3月25日
8時のはずが9時になった。さっぱり訳が分からないが、まあ驚きはしない。
空いた時間で飯を食いにぶらりと歩き出す。たまたま入ったワルンでミーゴレンを注文。なんとなくウンウン言っていたらご飯が乗って来た。焼きそばごはんになっちゃった・・・。そしてこの値段が2万ルピアで約200円。どうしてこんなに高いのか理解できない!おばちゃんはとても丁寧に「トゥリマカシー(ありがとう)」とお釣りを返してきた。クソ、したくもないのにベトナムを連想してしまう!ぼられてるんではないかと勘繰ってしまう!どっちなんだ、畜生!
葛藤の最中、出発の時間になってしまった。景色は昨日と大体同じ。焼畑による開墾がところどころで見られた。そして自分の畑を主張するように、一本だけ背の高い木だけを残している。
2時間ぐらいでタンジュンバトゥに到着。デラワン島への定期船は今の時間は無いようで、早く行きたいならボートをチャーターしなくてはならないと言われる。ボートのチャーター代は15万ルピアだと、船乗りのおっちゃんがぎこちない英語で言ってきた。思ったほど高くなかったんでボートをチャーター。ボートはすぐさま走り出した。
小型の釣り船を改造したボートは軽快に波をかき分け突っ走る。思ったほどしぶきがかからない。が、怪しい雲が近づいてくると途端に雨が降り出してきた。おっちゃんはシートをかぶせて前の方だけ止めると、再び勢いよく走り出した。後ろはシートがめくり上がり雨が吹き込んでくる。これじゃシートの意味ないじゃん。というわけで俺がシートを押さえる羽目になった。
1時間もしないでボートはデラワン島に着いた。あんな中ほとんど濡れないで来れたのが不思議なものだ。入島税5千ルピアを払い、おっちゃんにボート代を払おうとすると、なんとおっちゃんは25万ルピアだと言い出した。
いやいや待て待てどういうことだ?俺は確かに15万ルピアだって聞いたし確認もしたぞ。どうこをどうやったらツーハンドレッドフィフティーをワンハンドレッドフィフティーって聞こえるように言えるんだ。つうか英語しゃべれねぇんじゃねぇか。だったら英語で言うんじゃねぇよ。明らかにあんたの言い間違えだろ、これは!
しかしおっちゃんは25万ルピアだと言い張り一向に引かなかった。それどころか「25万ルピアだ!」と声を荒げて言い出したのだ。さすがにこれにはこちらもカチンときた。5万ルピア札を三枚出して差し出し「これを受け取らないなら払わない」と前へ進もうとすると、おっちゃんが立ちはだかって通そうとしない。20万ルピアで良いから金を払えと言い出し始めた。
このオヤジ、自分の非は認めないつもりか。殴ってやろうか・・・。ちなみに会話はどすを利かせるため日本語でやってます(笑)
ここでこのオヤジをやっつけるのは簡単だろうが、周りに人目があるんでそれをやると俺が一方的に悪者になってしまう。こういう時は周りに訴える!
入島税を徴収していたおじさんがこの中で最年長で顔も利きそうだ。この人に是非を問ってもらうことにしよう。
おじさんは英語が喋れないんで、身振り手振りで状況を説明する。どうやらおじさんに状況が伝わったらしく、オヤジを上手く説得してくれた。握手してハグして15万ルピアでめでたく決着。
思わぬところで時間を食ってしまったが、ようやくダイビングで有名になりつつあるデラワン島に入ることができた。
桟橋付近に安い宿があるようなことがネットで書いてあったんだが、どうやら違ったらしい。
現地人にロスメンはどこか訪ねると「イルハムIlham」というロスメンを紹介された。一泊10万ルピアと、確かにリゾート島の中にしては安かった。荷物を持って宿探しは疲れるし、十分安いんで今日はここに決定。
さっそくダイブショップを探しに歩き回る。
最初に見つけたのが「デラワン・オーシャン・ダイブDerawan Ocean Dive」で、ダイビングは機材代込みで一本35万ルピア。見どころのマラトゥア、カカバン、サンガラキ島へはボートのチャーターが必要で一台120万ルピア。ダイバーがいないんで高くなるぞ、とのことだった。
次に見つけたのがネットでも見かけた安宿「ロスメン・ダナカン」併設の「ダナカン・ダイブ・センター」で、料金は上に同じだがフランス人マダムがすでに利用しており、明日もダイビングに行くようなことを言っていた。ちなみに宿代は水上家屋でダブル一泊20万ルピアと、プチリゾートにしてはお手頃価格だった。
最後に島の端で見つけた「デラワン・ダイブ・リゾート」というリゾート施設。ここが機材代も別で一番高かった。
う~ん・・・。タコクラゲが群生するカカバン島でダイビングしたいけど、今のままだと一人でダイビングすることになってボートチャーター代込みで225万ルピアになるから、一本当たり75万ルピアで約7500円。60ドルぐらいか、物価を考えるとちょっと高いなぁ・・・
悩んだ結果、ダイバーがいたダナカンで明日デラワン島周辺を一緒にダイビングすることにした。まぁ今回は下見なのだよ。
あとプチリゾートもしてみたかったんで宿も移ることにした。ロスメン・イルハムも決して悪い宿ではなくむしろ居心地の良い宿なんだが、ダイブセンターを併設してるところの方が何かと便利なのだ。
それにしてもデラワン島はなかなか整っている。一つだけだが銀行があってATMもあった。良い具合に発展途上で物価が高いところはベリーズのキーカーカーとそっくりだな。
それはそうと、ダナカンのダイブマスターのイチョIcokにタンジュンバトゥとデラワン島の交通について聞いてみた。
どうやら庶民用のレギュラーボートというものがあり、それは片道10万ルピア。チャーターの相場は35万ルピアだと。オヤジの間違いとはいえ、ちょっと値切り過ぎてしまったようだ(笑)



焼畑のあと


デラワン島上陸!


島内の様子。閑散期なので活気はいま一つな代わりに庶民的な雰囲気


壊れた漁船で遊ぶ子どもたち


デラワン・オーシャン・ダイブのダイブサイトマップ



インドネシア入国から移動続きで、ようやくデラワン島にたどり着けた。交通の便が悪く時間がかかったところは、ニカラグアのコーン島で経験済みなんであまりストレスは感じなかった。
だけど土曜日のフェリーに間に合わせるため27日からまた移動の始まり。駆け足だなぁ・・・
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交通情報
・ヌヌカン-タラカン
毎日運航。8~9時と午後1~2時の間に頻発している。料金はどこも21万ルピア。所要2時間ほど。

・タラカン-タンジュンセロー
一時間に一本程度運行。最終は午後5時らしい。料金は10万ルピア。所要1時間半ほど。

・タンジュンセロー-ブラウ
トラベルで所要3時間半ほど。途中休憩30分。料金は10万ルピア。
船着場の出口付近に客引きがいるんで探すのは簡単。

・ブラウ-タンジュンバトゥ
トラベルで所要2時間ほど。10万ルピア。
トラベルは宿やトラベル乗り場まで連れてってくれるのでしっかりした乗り場はなさそう。

・タンジュンバトゥ-デラワン島
庶民用レギュラーボートで10万ルピア。所要40分ほど。一日一往復のみ。デラワン島からが午前、タンジュンバトゥからは午後夕方。
その他の時間帯はボートをチャーターしていくことになる。相場は25万~35万ルピア。25万だと四人ぐらいからチャーターしたほうが安くなる。


宿情報
デラワン島
・イルハム
ファン付一泊10万ルピア~。WiFi無し。簡単な朝食付き。
マンディ、アジア式トイレだが清潔に保たれている。宿の人たちも良い人なんで、安く抑えたい人にはオススメ。

・ロスメン・ダナカン
マンディ、トイレ共用は一泊15万ルピア。シャワー、洋式トイレ付水上小屋は一泊20万ルピア~。WiFi無し。簡単な朝食付き。


なお、町中にはロスメンやホームステイがたくさんあるんで、粘って回ればもっと安い宿があるかもしれない。
大陸側が控えてるんで、ひとまず(笑)
あんまり長くはないですが、やっぱり波乱に見舞われたので分けて書きます。

3月23日
日の出の時間にアザーンが鳴って起こされる。サラエヴォやアラブ圏では良い目覚まし代わりだったけど、ここでもそれは健在だ。とは言えさすがに早すぎるんで二度寝(笑)
朝8時前、チケットを買ったり飯を食ったり両替をするため港へ繰り出す。
が、タラカン行はなんと明日だった。火・木・土の週三日運行だったのだ。ただ今日はタラカン手前のヌヌカンまではとりあえず行けて、そこから午後2時のボートでタラカンへ行けるとのこと。ヌヌカンまでは75リンギで、ヌヌカンからタラカンまでは20万ルピアで行けるらしい。
ここでの一泊分の費用を鑑みると、今日ヌヌカン経由でタラカンへ行くのも、明日タラカンへ直行(130リンギ)するのも費用面であまり大差はない。ということでヌヌカン行のチケットを購入!午前11時半出発だ。
朝飯にローティ・トゥルールRoti Telurを食べる。付け合わせに付いて来たのが豆カレーのダルだった。ばらで頼めばターリーとかできそうな気がする。
続いてリンギをルピアに両替。マレーシアやインドネシアでは両替商のことをマネーチェンジャーMoney Changerという(笑)230リンギを79万6,000ルピアにしてもらい、お約束のターミナル料とかを見越して20リンギほど残しておく。
宿に戻って余った時間で日記を書く。そんなことをしていたら飯を食う時間が無くなってしまった。
港へ向かっている最中、昨日発見したタコ焼き屋を試してみる。なぜタワウというへんぴなところにタコ焼き屋があるのかは謎だが、これは良い話のネタになる!場所はシェル石油の隣。
6コ入り4リンギで、味が意外にもまともだった。まぁ手に入る材料が限られてるんでその違和感はあるけど、味の再現度はなかなか高かったと思う。



タワウたこ焼き店


これで4リンギ。味はなかなか

チケットカウンターには人がたくさん集まっていた。きっと何かしら合図があるんだろうと一緒にたむろしていたわけだが、チケットを持っている人はさっさとイミグレに行って良いようだった。イミグレのオフィスはすぐ横にある。
簡単なカスタムのX線検査をまず通って、次にイミグレ。どうやら俺は最後の方らしい。
今回もブルネイ入国時と同じぐらいすんなり出国手続きが済んだ。サンダカンの入国手続きはなんであんなに時間がかかったんだ?それにフィリピンの船の中で渡された健康カード、これも最後の最後まで使わずじまいだった。ま、いっか。これでマレーシアとも一時お別れだ。



マレーシア出国

入国側にはたくさんの人が列をなしていた。それを横目に見ながら船着場へ向かうと、お決まりのターミナル料5リンギ払わされる。もう慣れたんで良いんだが、チケットと一緒にしてくんねぇかな!少額の両替って面倒なのよ!
まぁそれはともかく、待ち受けていたボートはラブアン島からコタキナバルへ行く時に乗ったものよりさらに小さくくたびれたものだった。
もうすでに出発の11時半を過ぎているがボートは待ってくれていた。実質俺が最後だったんだが、船着場でもたついてる客も何人かいたんで俺だけが遅らせたわけではない。



ヌヌカン行のスピードボート

ボートは俺が乗ってしばらくしたらすぐに出発した。船室にはクーラーがあったが、出てくる風がそんなに冷たくないんで送風機と化していた。
このボートの中から本格的にインドネシアだ。途端に英語が通じなくなる(笑)
そこそこリンギが余ってしまったんで試しに船の中にいた両替商にレートを聞いてみた。1リンギ=3450ルピアと、意外にもタワウの両替商とあまり変わらないレートだった。余った13リンギ全てを両替。端数は切り上げてもらった。
暑さと退屈に耐えかねて立ち上がると、イスラム帽をかぶったオッサンが話しかけてきた。ひとまずタラカンを目指していることを伝えるとおもむろに出入国カードを取り出し「タラカン行の船は午後2時発だから案内しよう」と言ってきた。どうせ案内料として金をせびってくることは見え見えだったんで曖昧に返事をしておく。
暇だったんで、さっきの両替商とオッサンとで話をしてみる。両替商はインドネシア語しか話せず、オッサンの英語もかなり怪しいものだった。
それにしても、地球の歩き方インドネシア版のインドネシア語講座はかなり人をなめている。単語も例文も少ないし、数詞が0~10で次が50、100、300、1000と来て後は100万まで0が多くなるだけ。11とか21とか123とかどうやって言うのかこれでは解らん。コタキナバルの宿にあったマレーシア編のマレー語講座をちぎって持ってくるんだったか。
ヌヌカンに着く手前で、両替商からタラカン行の船がもう出てしまったと言われる。まだ2時にはなっていない。マジかよ、他に船ないのかよ・・・
そんな不安をよそに、ボートは1時45分ぐらいにヌヌカンに到着した。




後半へ続く。
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ボルネオ島でのインドネシア領事館はコタキナバルとタワウにそれぞれあります。

タワウでのビザ申請情報はこちらのブログを参照。


申請できるビザは60日シングルエントリービザのみ。午前中に申請すれば当日の午後に受取可。
申請時に必要なものは、
・パスポート
・パスポートの主要ページとマレーシア入国スタンプのあるページのコピー(一枚にまとめてOK)
・証明写真2枚
・ビザ代170リンギ

他にインドネシア出国を証明できるものが必要なようですが、日本まで陸路と船で行くことを伝えたら問題ありませんでした。
パスポートのコピーは領事館の外で1リンギでやってくれます。ちなみに町中なら40センほど。
証明写真は前もって準備しておく必要があるので注意が必要です。
ビザ代の170リンギは近くのMaybankでの振込になります。なのでこちらも現地通貨のみでの支払いになります。


領事館の場所ですが、大まかな位置はシティマップや歩き方の地図に載っているとおりで、町の南側の幹線道路近くにあります。観光案内所や宿で地図を手に入れて確認してください。ただ歩き方14-15年度版の地図を見ましたが周りの建物の名前が全然違っていたので、あくまで大まかな場所だけ頼りにしてください。
目印は黄色い銀行MaybankとBSN銀行の大きなビルで、その間の道を入って一番奥の左側にあります。安宿のあるオーストラリアプレイスから徒歩25~30分程度。市バスも通ってますが、コタキナバルの市バスは本数も少なく渋滞もしばしばなので、歩いて行くのとあまり時間は変わりません。
営業時間は月曜から金曜で午前9時から午後5時まで。イスラム教国ですが金曜日も営業しています。


ざっとこんな感じです。
はっきり言ってカリマンタンやスラウェシ島に興味が無ければ、バリ島あたりに飛んだほうが早くて安くてビザ取得の手間もないです。
なお、ボルネオ島西側の陸路国境では到着ビザが取得できるそうなので、旅程を省きたい人はこちらも良いと思います。


役に立てたら幸いです。
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