絶対(不)自由 -16ページ目

絶対(不)自由

悠久の風に吹かれながら・・・
アジア横断・北南米大陸縦断を終えて、オーストラリアで働いて、
南太平洋のアイランドホッピングも終えて、オーストラリアも一周して、
今度は行ってない東南アジアを行こうと思った。

無事にスラウェシ島上陸。
一般旅行者が行くようなところがインドネシアの旅の後半になるけど、今のところなかなか良いところを見つけられている。

3月29日
午前6時前に目覚める。外に出てみるとまだ真っ暗だったが、遠く前方に町の灯りが見えていた。パレパレは近い!
昨日残しておいた弁当を食べて朝飯を済ませる。身支度を済ませて、デッキから明るくなり始めたパレパレへの到着を見守る。パレパレ港が近くなってくると随時インドネシアのポップミュージックが流れていた。カリマンタンからちょくちょく聞こえていた、なんか鼠先輩の女版みたいな、この曲は一体何なんだ。
港の背後から日が昇る。モスクのミナレットに交じって教会の尖塔が見える。カリマンタンではまず見ることのなかったものだ。スラウェシ島ではキリスト教徒も多いのかな?
パレパレには朝7時に到着。船から降りるとさっそくトラベルの客引きがやって来たのでタナ・トラジャTana TorajaのランテパオRantepaoへ行くトラベルはすぐに見つかった。ランテパオまで10万ルピア。これはフェリーの中のインフォメーションで聞いた金額と同じ額だ。と言うことは適正料金ってことなんだろう、きっと。まぁたぶんローカルバスで行った方が安いんだろうけど、バスターミナルまでの足代を考えるとあまり変わらないような気がする。
トラベルは客を満席になるまで乗せてから出発。ぎゅうぎゅう詰めにしないところは合格だ。ホンジュラスよりも良い仕事しているぞ。
タナ・トラジャ、ことトラジャは山の中にあるスラウェシ島きっての観光地で、宗教に関係なく土着の様式の冠婚葬祭が今でも執り行われる秘境だ。と歩き方には書いてある(笑)
道中の山岳部では絶景が多い。山道自体が久しぶりなんで余計に新鮮に感じる。しかしシャッターチャンスはほんの一瞬。走行中の車の中からじゃ無理だ。たまには停まれよ。
そう思ってたら休憩で少しだけ停まった。絶景ではないところで(笑)景色を楽しむってことしないんですかね?
曲がりくねった山道を4時間ほど走ると、渓谷の風景は終わって山間に水田が続く集落が見え始めた。
そして道が段々と広くなってくると、日本の一昔前の大きな温泉観光地みたいな町に出た。大きな先住民風の像が建つ噴水を中心に、伝統家屋を模したホテルが軒を連ねている。
同じトラベルの乗客のほとんどがここで降りていった。どうやらここはトラジャの中心街の一つマカレMakaleのようだ。俺はここからさらに北のランテパオに行く。
水田とその中で水牛が草を食むのどかな風景が続く。なんだか懐かしいなぁ、この風景・・・
20分ほど走ってランテパオに到着。トラベルの運ちゃんに紹介された「ウィスマ・マリアI」にチェックイン。一泊11万5千ルピアとあまり安くはなかったが、朝食付いてるしWiFi使えたんで決定。まぁ他に安いところが見つかれば移る気ではいる(笑)宿のオーナーから明日から葬式の祭りがあることを教えてもらった。どうやらナイスタイミングのようだ。
それにしても途中から気づいたんだが教会が多い。宿の目の前はAとΩが合わさった形の教会が建っている。
とりあえずこの日は町中を少し歩く程度にして、程よく溜まったブログの日記を一気にアップロードする。ネットの速さは、早くないけど我慢できる程度だ。
ついでにオーストラリアの銀行の口座をチェックすると、マニラでやられた睡眠薬強盗の被害額が全額返っていた!やった、これでようやくすっきり旅ができる!
夕飯に宿のオーナーから教えてもらった地元民用のワルンへ。なんと並んでいた惣菜の中に豚肉があった。大きくぶつ切りにされた豚肉が黒くスパイスを利かせて煮込まれている。
パマランサPamarransaというトラジャの郷土料理で、脂身の多い豚肉は甘くて旨い!2万ルピアとあまり安くはなかったけど、久しぶりに腹ン中がパンパンだZe☆
満腹の中、宿に戻ると目の前の教会からすごい音楽が流れていた。興味本位で入いると、そのままミサに預かることになってしまった(笑)聖体拝領ではパンとブドウジュース(ブドウ酒ではない)が各人に配られ、みんなで祈りを唱えながら一斉に食べて飲む形式だった。
トラジャはインドネシアの中ではかなりユニークなところだ。



パレパレ港。よく見ると後ろの方に教会とモスクが建っている。


山岳部の景色


トラジャ・ランテパオのモスクは伝統家屋仕様(笑)


宿の前の教会


聖体拝領のパンには聖書の一文がインドネシア語で書かれていた。俺のは新約聖書のヤコブの手紙5章20節。


3月30日
蚊が一匹顔の周りを飛び回ってたんで早朝に起きてしまった。7時ごろまで二度寝を試みる。まぁ蚊が邪魔で寝れねぇよ(笑)
宿の朝食はトースト三枚に目玉焼きとシンプルだったが美味しかった。う~ん、それにしても胃がちょっと痛い。昨日の豚肉があたったか?
ネットにも飽きて観光案内所でも行ってみようと外に出る。途中でアルファ・ミディAlfa Midiというスーパー(コンビニ?)を発見。ちゃんとした物価でも調べてみるか、と中に入る。いろいろな商品が値札付きで並んでいる。驚いたことに炭酸飲料は缶(8千ルピア)よりペットボトル(5千ルピア)の方が安かった。ビールも置いていた。インドネシアの御当地ビール「ビンタンビール」は500ml缶で2万500ルピアだった。やっぱり高いね!
観光案内所はさびれたたたずまいだった。ただ、つたない英語だったけどいろいろと丁寧にトラジャ周辺のことを教えてもらえた。
昨日のワルンで昼飯を食って、伝統家屋のトンコナンでも見に行こうとケテ・ケスKete Kesuへペテペテ(乗合バス)で行く。
ランテパオを少し離れるとのどかな田園風景になる。古い車両でゆっくり走るペテペテも相まって、なんだかすごく和むわぁ(笑)
ケテ・ケスでは1万ルピアの入場料がかかった。歩き方によれば町のインフラ整備などに使われるとのことだが、状況を見るとぶっちゃけ疑わしい限りだ。とは言え100円なんで払って入る。
古めかしい高床式の伝統家屋トンコナンが左右に向かい合って並んでいる。片方は居住用で、もう片方は倉庫として使うらしい。ちなみにここのトンコナンは正真正銘の昔からのトンコナンが残っている。町中で見るトンコナンは竹葺きにトタンを打ってしまっているが、ここのはすべて木と竹だけで作られている。
一部修復中だったが機械を一切使わずに修復しているようで、壁の装飾は叩きのみで掘られていたり足場は竹だったり、これはこれでレアなんじゃないかと残念な気持ちは全くなかった。
続いて洞窟墓地のロンダLondaへ。ここへ向かうまでの間の道が、宮城のばあちゃん家の裏山を連想させるほどののどかさだった。右手に竹林、左手に水田・・・。東南アジアよりも日本に近い景色が多い!
30分ほどの長い道のりでロンダの入り口に着いた。ここでも入場料2万ルピアかかった。門番は暇すぎて昼寝していた。バイタクの兄ちゃん、余計なことをしやがって・・・
洞窟墓地へ入る前にランプは必要か聞かれた。自前のヘッドライトを持ってるんで大丈夫、と断る。後に調べたら本来ならランプを持った地元民が有料でガイドするようだった。
洞窟入口からなかなかの雰囲気が漂っている。頭上に棺桶が並び、なかなかリアルな造りの死者人形タウタウが整列している。
中に入るとさらに雰囲気満点!鍾乳洞のところどころに棺桶や人骨が現れる。古い棺桶は端が崩れて中が少しだけ見えている。そして残念なのが煙草の空き箱が散乱しているところだ。先祖の墓なんだからもっと大切に扱え!
洞窟から出ると喉が渇いた。近くの売店に立ち寄ると、なんと日本のポカリが売っていた!220mlのミニペットで7千ルピアだった。キリッと冷えたスポーツドリンクは染み渡るぅ!
帰り道で俺の目の前にドリアンが落ちてきた。見上げるとたくさんのドドリアさんがいらっしゃる。これ直撃したら大変なことになるな・・・(笑)
このあと、同じ洞窟墓地で有名なレモLemoや南の中心地マカレにも立ち寄りたかったけど、すでに午後4時を回ってたんでランテパオに戻ることにした。まぁ今日で一通りのところは押さえられたんで、明日は葬式の祭りでも見に行ってみよう。
早めに戻ったのには理由がある。風呂がマンディで且つ冷ための水なんで、日のある内に水浴びしとかないと凍えてしまうのだ。トラジャは高地にあるんで夜はひんやり涼しくなってしまう。
マンディも終えて美食を求めて町に繰り出すと、市場周辺の屋台街で観光案内所で案内してくれた女の人がバナナを揚げていた(笑)彼女の名前はフランシスカ。名前の通りキリスト教徒である。
フランシスカの勧めで地元料理パピオンを近くのワルンでいただく。肉より内臓が多くて、何よりとにかく辛かった。
寝る前に奮発してビンタンビールを買って飲んでみる。久々のビールは、やっぱ最高!



伝統家屋トンコナンが並ぶケテ・ケス


トンコナン家屋の正面


修復は手作業だった


ロンダへの道。日本の田舎情緒が漂っていた。


ロンダの洞窟墓地


3月31日
葬式を見に行く。今は北部にあるパラワ村Palawaでやっている。
そして今夜の夜行バスでマカッサルに行くことにした。調べた限りでは4月4日にフローレス島のラブアンバジョー行がペルニ社からあるが、もしかしたらもっと早い出発の便があるかもしれないからだ。
天気も良かったんで寝巻とバスタオルの洗濯を済ませてからチェックアウト。寝巻は月一程度しか洗わないんで、水がすぐさますごい色に変わっていった(笑)宿にはマンディ用の水桶があることが多いから、もうちょっと洗濯の回数を増やそうかな・・・
さて、フランシスカが言うには、葬式へ出向くときは砂糖一袋かタバコ一カートンを持っていくのが礼儀とのことだ。特にタバコが喜ばれるとのことである。
アルファ・ミディでタバコを買いに行くと、一番安いのでも一箱1万ルピア(約100円)で、カートンで買うと12万ルピアとこれではガイドを付けて行くのと変わらなくなってしまう。
近くの商店で砂糖の値段を調べると、こちらは一袋1万3千ルピア。10倍も安いんで砂糖一袋で決定!
さっそくペテペテに乗って出発。ランテパオから北部の村へ行くには、まずボルBolehという村でそれぞれの方面のペテペテに乗り換える必要がある。
パラワ行のペテペテはちょうど出て行ってしまい、次のペテペテに客が集まるのを待つことになった。運ちゃんたちも暇なんで、人が来ない間はカードのドミノをタバコを吹かしながら打っていた。フロリダのリトルハバナではドミノ牌を使っていたんで麻雀さながらだったが、こちらはカードをバシバシ切るんでまるで花札だ(笑)
20分ぐらいで客も集まった。パラワ村で降ろしてもらう時に1万ルピアと言われた。言われた通り払ってしまったが、これは完全にぼられた(笑)
坂道を上って村に入ると、すでに葬式は始まっていた。
勝手が分からなかったんで適当にそこらへんにいた人にあいさつすると、遺族の方々がいるトンコナンまで案内された。そこで砂糖を渡して握手して歓迎され、ちょうど昼飯時だったんで振舞われていた食事をいただくことになった。実質砂糖代が昼飯代になってしまった(笑)
食事は豚のレバーのスパイス煮込みとワルンとあまり大差なかったが、白米とは別に黒米があった。固めに炊かれてパラパラな白米が多いインドネシアだが、粘り気の強い黒米だと日本人にとってはちょうど良い硬さと粘りになる。
どうやら葬式の目玉である生贄は午前中で一段落ついてしまったらしく、広場の中央にはバーナーで軽くあぶられた豚がたくさん並んでいた。
昼飯の時間が終わったあたりから、ナイフを持った男勢が豚の解体を始める。内臓がほとんど入ってなかったところから見て昼飯に出たレバーが多分それだ。それにしても脂が乗ってて旨そうだ。
ココナッツミルクから作るトゥワTuakというココナッツワインを飲みながら、大量の豚の解体をずっと眺めていた。男は豚を解体して、女は参列者へのお供養品の準備に取り掛かっていた。
地元民に混じって若いオランダ人のカップルがいた。インドネシアでオランダ人はたまに見かける。彼らにとってこの光景はかなり衝撃的だったようだ。
彼らのガイドとも会って話を聞くと、ここら辺では水牛は中ぐらいの大きさで500万ルピア(約5万円)ほどで取引されるとのこと。新卒の平均月収が3万円ぐらいだった気がしたんで、トラジャの葬式は相当金がかかっていることになる。
豚肉の分配が終わったら今度は水牛を生贄にするとのことなんだが、山積みになった豚肉を全部配り終えるのにもう2、3時間かかるそうだ。今は午後3時半。牛の屠殺現場は初めてではないのと、夜行バスのチケットも押さえなければならないので帰ることにした。
帰りのペテペテは案外すぐにつかまり、特にぼられることもなくすぐにランテパオに戻れた。
宿に戻ってスタッフから安いバス会社を聞いてみる。「アイ、ドン、ノー」という答えが返って来た。仕方ない、自分で探し回るか・・・
バス会社をあたっている間に夕立が降ってきた。ざんざん降りである。今朝の洗濯物を取り込み忘れた。気分どんより・・・
8社ほどあたってみた結果、ミンガラ・トランスMinggala Transというところがマカッサルまで12万ルピアと安くてバスも新しそうで午後9時出発だったんで決定。ランテパオからマカッサルまでは約9時間。あまり早く出発して早く着かれても困るのだ。
どうやら今はランテパオからだと12万ルピアが最安値のようだ。他はグレードによって15万だったり13万だったりする。他にも12万ルピアのところが2社ほどあったが、座席数からバスが小さそうだったんで却下。たぶんだが、マカレまで行った方がもうちょっと安いバスがあるかもしれない。
あとは宿のネットを使いながら日記を書いたり、行きつけのワルンで飯を食ったりして、出発の午後9時まで過ごす。そういえば驚いたことに洗濯物が屋根の下に避難してあった。宿の人が気を利かせてくれたようだ。ありがたい!
時間になったので出発。降ったりやんだりしていた雨はちょうど良く上がっていた。
そして待ち受けていたバスは値段以上のクオリティのものだった。南米のセミカマと同じかそれ以上!こりゃ快適だZe☆



パラワの装飾されたトンコナン


たくさんの豚が生贄にされていた


豚の解体現場


ココナッツワインのトゥワTuak


水牛も生贄にされるそうだが今回はパス



タナ・トラジャはのんびりとしていて居心地の良いところだった。
そしてマカッサルからの船は4月4日だった。もっとトラジャでのんびりできたよ・・・
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宿情報
・ウィスマ・マリアⅠ Wisma Maria I
一泊シングル115,000ルピア~。WiFi無料、朝食込み、トイレ・シャワー(部屋によってはマンディ)付き。
ランテパオでは安い部類に入る宿。もっと安い宿はマカレに行かないと無いっぽい。宿の居心地は良い。


交通情報
・タナ・トラジャ(ランテパオ)‐マカッサル
ランテパオのメイン通り沿いにたくさんバス会社がある。バスのグレードによって120,000~150,000ルピア。
なお130,000ルピアでエアコンなしというところも少なくなかったんで要確認。
今回利用したミンガラ・トランスは120,000ルピアで座席も広くエアコン付きだった。
バリクパパンのフェリーに間に合わせるため、若干弾丸気味に移動の連続。
移動時間にそもそも時間がかかるっていうのも理由の一つだったりするけど。

3月26日
ダイビングへ出かけた。ダイビングのことは前回記事で紹介したんで、それ以外のことを書こう。
朝食にコーヒーとドーナツをいただいた。有料なのか無料なのかわからない。当然のように聞いて持って来たんで、たぶん無料。
そして宿をロスメン・ダナカンへ移動する。せっかくなんでダイビングと一緒にプチリゾートを満喫してみたかったのだ。ロスメン・イルハムも居心地はかなり良かった。窓に網戸さえあれば(笑)そして移動の時に雨。どうやら局所的な雨雲が何個かあるようだ。
9時にダイビング出発のはずが、ショップのドアの鍵の修理で一時間以上待つことになった。そんなの他人に任せてさっさと行こうよ、な!
一本目のダイビングを終えて昼飯休憩30分のはずが、これまたのんべんだらりとして一時間以上取ってしまい、二本目の出発は午後3時だった。まぁ二本ともロングダイブだったんで、三本目は必然的に10mもないシャローダイブになっちゃうから別に良かったんだけど。
部屋のシャワーは水の出があまりよくなかったんで、ダイビング用のシャワーでついでに風呂を済ませる。水温28℃はぬるま湯だけど、やっぱりダイビングの後はホットシャワーが浴びたい!天気も回復したんで、日光で暖かくなった板張の床に寝そべって身体を温める。こういうことをすると日焼けで大変なことになることがあるけど、寒いんでそんな細けぇこたぁいいんだよ!
一泊20万ルピアの水上小屋でゆっくりした後、夕飯に町へ繰り出す。オーシャン・ダイブの隣のワルンでナシゴレンを注文。思いっきし作り置きの焼き飯を、洗っても油を引いてもいない中華鍋にドゴンと入れる光景が目の前で繰り広げられる。上に乗っける目玉焼きだけはその場で調理。いちおう温かい料理が出てくるんでフィリピンよりかはマシな気がする。ただこれで2万ルピアは高いと思う。
飯を食い終わって外に出ると、オーシャンダイブのスタッフに「明日ダイビング行かないか」と話しかけられる。「高いんで見送ったよ」と言うとディスカウント出来ると言ってきた。そういうことは昨日言ってください(泣)
スラウェシ島へのフェリーが控えてるんで体よく断る。そして宿へと戻っている途中でモスク近くのワルンに人が集まっていた。目が合ったんで「サラム・アライクム」と挨拶すると、みんな手招きして席まで用意して「お前も食べていけ」と食事に招待されてしまった。
イスラムの常識はある程度把握していて、これは断ると失礼になるのでお言葉に甘えることにする。そして最初に聞かれたことが、あなたもムスリム?残念ながら違います(笑)ただそれでも暖かく迎え入れてくれて、片言の英語で話をしながら、どんどん料理を目の前に運んでくる。さっき食ったことを後悔するぐらい腹がはち切れんばかりにいっぱいになった。
今日は葬式があったようで、これはその通夜のようなもの。ありがとうございました。イカのココナツクリームカレー、メチャクチャ旨かったです!



ダイビングへはこんなボートで行った


3月27日
水がなくなったんでウォーターステーションで水を補給しに行くと、誰も人がいなくて出来なかった。だめもとで宿の人に頼んでみたら快くペットボトルに飲用水を入れてくれた。
午前8時にイチョの友人がボートでタンジュンバトゥへ送ってくれるとのことなので、それまでしばしゆっくり。水上家屋もなかなか居心地が良かった。ダイビングしにまた来たいと思う。
時間になってイチョの友人のボートに乗り込み。すると向かったところが島の船着場だった。どうやらここで人を拾って安く抑えられるようにする算段だったらしいのだが、この時点で一人も候補がいなかった。
タンジュンバトゥへ行く安い方法はセイラーボートをチャーターすることだと言われ、早く行きたいんならこのまま25万ルピアで行くと言われた。相手の当ても外れたが、こっちの当ても外れて困ったことになった。急ぎたかったのでそのままこのボートをチャーターしていくことにした。さり気なく20万ルピアで交渉してみると、少し考えてOKが出た。相場は知ってるんで、これが最低ラインだってことも知っている。
なかなか軽快に飛ばしてバトゥに到着。すぐさまトラベルの客引きが来たんでそのままブラウへ向かう。
11時ごろにブラウに到着して、バリクパパン行のトラベルのある事務所で降ろしてもらう。ブラウからサマリンダ方面へのバスはないらしいのだ。料金はバリクパパンまで35万ルピア。やっぱりちと高いな。
お祈りの時間が終わったら出発、とか言っといてなぜか午後2時出発になった。昼飯が食いたかったんで適当にワルンに連れてってもらう。魚がおかずで手で食べる方式の地元民御用達のワルンで飯を食った。安いかと思いきや2万5千ルピアだった。一緒について来た地元民も2万2千ルピアを払っていた。どうやらカリマンタンは全般的に物価が高いらしい。なんとなく疑いも晴れてきた。
2時ごろになるとどこかで拾ってきた客も集まって、ようやく出発。出発時に何かもう5万ルピアかかるようなことをいきなり言われた。どうやら助手席だと高くなるらしい。が、しらばくれていたら払わなくてよくなった(笑)
道はかなり悪い。未舗装の砂利道が散発的に出てくるし、舗装道路になっても陥没してるところが随所にあるんでスピードが思ったほど出せない。しかもトラックが割と頻繁に通ってて追い抜くのも一苦労のようだった。
2時間に一回ぐらいの割合で休憩をはさみながら、ひょろ長い木が印象的なカリマンタンのジャングルを突っ切る悪路をひたすら乗合バンは走った。



途中見かけた水上家屋。タンジュンバトゥ付近でたくさん見かけた。


カリマンタンの砂利道の悪路


白くひょろ長い木が印象的なジャングルを走る


夕暮れ時、ジャングルが開けた時に見かけた絶景


3月28日
午前5時半ごろサマリンダに着いた。しかしバリクパパン行は7時だと。思いのほか移動以外で時間がかかる。
運ちゃんと一緒に事務所の小汚い部屋で横になりながら、7時の次のトラベルが来るのを待つ。テレビでは香港のホラー映画が流れてたんでずっとそれを観ていた。
7時ちょうどに車が来たんで出発。事務所の目の前にはデカくて立派そうなモスクが堂々と建っていた。
車は走り出すと、まず給油にガソリンスタンドに立ち寄った。そしてそのあとしばらく走って、今度は朝食で30分の休憩をとった。調べた限りではフェリーの出港は午前10時なので、このペースだと間に合わない確率が高い・・・
最終的にトラベルがバリクパパンに着いたのは10時ちょうどだった。こりゃ絶望的だな、と思いつつどっちにしろフェリーチケットは押さえておかないといけないのでフェリーターミナルへ向かうようにお願いする。
石油コンビナートを横目にしながらターミナルに着くと、運ちゃんは港のガイドのおっちゃんに俺がパレパレPare Pareへ行きたいことを伝えて立ち去っていった。
バトンパスされたおっちゃんは、おい任せとけ、と言わんばかりに俺をチケットカウンターへ案内する。おっちゃん曰く、正午にフェリーがパレパレへ出港する。なに、フェリーあんの?ちなみにターミナル料は5千ルピア。
案内されるがままチケットカウンターへ行ってチケットを購入。フェリー代はスラウェシ島のパレパレまでで24万5千ルピアだった。もはや出てしまったと思ったフェリーはまだ出港すらしていなかった。インドネシアではインターネットがあまり普及していないので、インターネットで得られる情報は参考程度にしかならないのだ。
寄港しているフェリーに乗り込む際、おっちゃんに「あとでお茶飲みたいからおごってくれ」と言われたので5千ルピアをチップとしてあげた。普段なら小銭が無いと言って何とか断るんだが、サラッと言われて嫌味が感じなかったんであげてしまった(笑)
今回利用するのはエコノミークラス。案内が全くないんでどこへ行けば良いのかさっぱりだったが、インフォメーションで少し英語の話せる人がいたんで教えてもらえた。
船が日本の中古なので、エコノミーでは日本の雑魚寝席がそのまま使われていた。雑魚寝空間にはシングルサイズのマットが敷かれていて、案内された通りのマットの上に腰掛けた。
すると物売りのおばちゃんたちがワラワラと寄ってきて、弁当やら水やら団扇はいらないかと取り囲まれる(笑)正午出発なんで昼飯が出ないかもしれなかったんで弁当を1万ルピアで、水も残り少なかったんで1万ルピアのところを8千ルピアに値切って買う。
すると今度はフェリーのスタッフらしき人が来て、マットを使いたいなら1万ルピア必要と言われる。他の客も値段は分からないが払ってたんで渋々払う。するとさらにキャビンへアップグレードしないかと聞かれる。するわけねぇだろ。
一息ついているとさらに違うフェリーのスタッフらしき人が来て、チケットについている食事券を回収している。インフォメーションによれば、この食事券は白米が無料でもらえる券とのことだった。スタッフは食事券を回収すると5千ルピアだと言ってきた。どうやら半強制的におかずは買わされるらしい。まぁ一食25円ぐらいなんで払っておく。それにしてもチケットの他に地味に金がかかる。国営のペルニフェリーも同じ感じなのか?
一通りのことが済んだんで船内を写真を撮って回っていると、インドネシア人の大の大人から写真撮って攻撃を食らう(笑)おまえらはド田舎のガキか!
もうすぐ出発の正午12時だったんでデッキへ出て出港の様子を見る。フェリーターミナルの裏手には火を吹く石油コンビナートの煙突がすらっと建っている。観光地ではないので素通りする形になってしまったが、この光景はインドネシアっぽくも、ましてや大自然カリマンタンっぽくも全然なく、なんだかすごく印象に残るものだった。
そして12時きっかりにフェリーは出港。二週間に及んだボルネオ・カリマンタン島を離れていった。
フェリー内の治安は概ね良好。小さいゴキブリとアリが多いのと、人民同様インドネシア人が煙草のガラムを場所を問わず吹かすんで煙いぐらいだ。これでタン唾吐いて子供が小便し出したらそのまま中国である。
シャワー・トイレ共に綺麗だったんでシャワーを浴びる。日本の中古船といえどもやっぱり水シャワーだ。
提供される食事はしっかり配られた。驚いたことにしっかり昼食も出た。まぁこれは明日の朝飯にすれば良いんでどうってことない。
内容は、ご飯におかずが1・2品。25円ならこんなもんかな(笑)



大きな川を渡る橋の上からのサマリンダ


この船でスラウェシ島のパレパレへ


船内エコノミークラスの様子


まさかの大人から写真撮って攻撃を食らう(笑)


フェリーの上からバリクパパンの石油コンビナートを望む



フェリーのスケジュールは週木土と把握してたんだけど、実際は月土だった。これならデラワン島でもう一回ダイビングできたな(笑)
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交通情報
・ブラウ-サマリンダ・バリクパパン
事前情報によるとバスはないらしい。実際トラベルでの移動中一台もバスとはすれ違わなかった。
バリクパパンまで350,000ルピア。所要約20時間。サマリンダまでは約15時間。

トラベルの料金表

・バリクパパン-パレパレ・マカッサル
今回利用したフェリー会社は月土の週二便で、正午出港。翌日朝6時ごろパレパレに到着。パレパレ発は木日。運賃245,000ルピア。他に寝るためのマット代10,000ルピア、食事代二回5,000ルピア、ターミナル料5,000ルピア必要。
なおチケット窓口は他にも数社あったので、スラウェシ島へのフェリーは頻繁にありそう。情報元と詳細が全然違ったので時間があるなら数社あたったほうが良い。

運行スケジュール表

お湯は自由に使える

フェリーの弁当

情報元http://mitsuyahideto.com/east-kalimantan-transport-info/
デラワン島で二本潜ったのでそのダイブログです。デラワン島周辺はマクロがすごく楽しめる!


3月26日

ダイブ1

ロケーション:デラワン島Derawan Island
ダイブサイト:スナッパー・ポイントSnapper Point
ダイブタイム:1時間17分
最大深度:22.8m
水温:28℃
天候:トロピックストーム!
透明度:5‐8m
Divemaster:Icok

フランス人マダム二人とマクロダイブ。小物探しに77分ものロングダイビング。ファンダイブでここまで長く潜ったのは初めてかもしれない。平均水深が14.9mなのでシャローダイブというわけではなかった。
透明度はかなり残念。魚影もそんなに濃くはなかった。ただウミウシ数種、モエビ系、ニシキヤッコの成魚なりかけを発見できたんで満足なダイビングだった。


ダイブ2

ロケーション:デラワン島
ダイブサイト:トルトゥーガ・ポイントTurTurga Point
ダイブタイム:1時間11分
最大深度:22.8m
水温:28℃
天候:晴れ
透明度:5‐8m
水面休息時間:2時間9分


またもやマクロで71分のロングダイブ。透明度は前回と同じく残念。しかしエントリーの岩場ですでにかなり濃い魚影で、ハタタテダイの群れがお出迎え。そこから水深20mぐらいまで下げて小物探しスタート。
砂地ではウミウシやイソギンチャクと共生してるモエビや小さなヨウジウオを発見。減圧不要限界を追いかけながら15m付近までゆっくり深度を上げて流してたらいつの間にかデコアウト(笑)
8mぐらいの浅瀬の岩場あたりから魚影が濃くなり、クマノミ、カクレクマノミ、ウツボ2種、ゴンズイ、1m以上のオオシャコガイ、1.5m以上のウミガメ、アカククリ、ツノハタタテダイ、シャコエビなどかなりバラエティに富んでた。

二回のダイビングで計150分弱。三回分のダイビングを二回でやっちゃったよ(笑)




デラワン島周辺だと基本はマクロ(小物)だそうです。有名なマラトゥアMaratua、カカバンKakaban、シンガラキSingalakiの三島は大物揃いで、マラトゥアはバラクーダのトルネード、カカバンは島内の湖のタコクラゲ、シンガラキはマンタがそれぞれ有名だそうです。
ニカラグアのコーン島と同じく、かなりの穴場的なダイビングスポットだと思うのでけっこうオススメです!センポルナより良かったんじゃないかなぁ(笑)
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ダイビング情報
・ダナカン・ダイブ・センターDanakan Dive Centre
ダイビング一本35万ルピア、機材代込み。
ロスメン・ダナカン併設のダイブショップ。ダイブスタッフの人だけ英語が通じる。レンタル機材はかなり使い込まれたものが多い。ゲージはBar仕様。
ダイブマスターのイチョIcokが小物探しが得意なのでデラワン島周辺のマクロダイビングでも楽しめる。

・デラワン・オーシャン・ダイブDerawan Ocean Dive
料金は上と一緒。以前は日本人インストラクターもいたらしい。
村の真ん中にあって店構えも目立つので見つけやすい。レンタル機材は見た感じまともだった。

なお、デラワン島を有名たらしめているマラトゥア、カカバン、シンガラキの三島へのダイビングではボートのチャーターが必要になり一台120万ルピア(≒1万2千円)が目安。
ただ出発直前にデラワン・オーシャン・ダイブのスタッフがダイビング料金とボート代をディスカウント(ダイビング三本100万ルピア、ボート代190万ルピア)してきたのである程度の交渉は可能とおもわれ。