ダイビングの後はカリマンタン脱出 | 絶対(不)自由

絶対(不)自由

悠久の風に吹かれながら・・・
アジア横断・北南米大陸縦断を終えて、オーストラリアで働いて、
南太平洋のアイランドホッピングも終えて、オーストラリアも一周して、
今度は行ってない東南アジアを行こうと思った。

バリクパパンのフェリーに間に合わせるため、若干弾丸気味に移動の連続。
移動時間にそもそも時間がかかるっていうのも理由の一つだったりするけど。

3月26日
ダイビングへ出かけた。ダイビングのことは前回記事で紹介したんで、それ以外のことを書こう。
朝食にコーヒーとドーナツをいただいた。有料なのか無料なのかわからない。当然のように聞いて持って来たんで、たぶん無料。
そして宿をロスメン・ダナカンへ移動する。せっかくなんでダイビングと一緒にプチリゾートを満喫してみたかったのだ。ロスメン・イルハムも居心地はかなり良かった。窓に網戸さえあれば(笑)そして移動の時に雨。どうやら局所的な雨雲が何個かあるようだ。
9時にダイビング出発のはずが、ショップのドアの鍵の修理で一時間以上待つことになった。そんなの他人に任せてさっさと行こうよ、な!
一本目のダイビングを終えて昼飯休憩30分のはずが、これまたのんべんだらりとして一時間以上取ってしまい、二本目の出発は午後3時だった。まぁ二本ともロングダイブだったんで、三本目は必然的に10mもないシャローダイブになっちゃうから別に良かったんだけど。
部屋のシャワーは水の出があまりよくなかったんで、ダイビング用のシャワーでついでに風呂を済ませる。水温28℃はぬるま湯だけど、やっぱりダイビングの後はホットシャワーが浴びたい!天気も回復したんで、日光で暖かくなった板張の床に寝そべって身体を温める。こういうことをすると日焼けで大変なことになることがあるけど、寒いんでそんな細けぇこたぁいいんだよ!
一泊20万ルピアの水上小屋でゆっくりした後、夕飯に町へ繰り出す。オーシャン・ダイブの隣のワルンでナシゴレンを注文。思いっきし作り置きの焼き飯を、洗っても油を引いてもいない中華鍋にドゴンと入れる光景が目の前で繰り広げられる。上に乗っける目玉焼きだけはその場で調理。いちおう温かい料理が出てくるんでフィリピンよりかはマシな気がする。ただこれで2万ルピアは高いと思う。
飯を食い終わって外に出ると、オーシャンダイブのスタッフに「明日ダイビング行かないか」と話しかけられる。「高いんで見送ったよ」と言うとディスカウント出来ると言ってきた。そういうことは昨日言ってください(泣)
スラウェシ島へのフェリーが控えてるんで体よく断る。そして宿へと戻っている途中でモスク近くのワルンに人が集まっていた。目が合ったんで「サラム・アライクム」と挨拶すると、みんな手招きして席まで用意して「お前も食べていけ」と食事に招待されてしまった。
イスラムの常識はある程度把握していて、これは断ると失礼になるのでお言葉に甘えることにする。そして最初に聞かれたことが、あなたもムスリム?残念ながら違います(笑)ただそれでも暖かく迎え入れてくれて、片言の英語で話をしながら、どんどん料理を目の前に運んでくる。さっき食ったことを後悔するぐらい腹がはち切れんばかりにいっぱいになった。
今日は葬式があったようで、これはその通夜のようなもの。ありがとうございました。イカのココナツクリームカレー、メチャクチャ旨かったです!



ダイビングへはこんなボートで行った


3月27日
水がなくなったんでウォーターステーションで水を補給しに行くと、誰も人がいなくて出来なかった。だめもとで宿の人に頼んでみたら快くペットボトルに飲用水を入れてくれた。
午前8時にイチョの友人がボートでタンジュンバトゥへ送ってくれるとのことなので、それまでしばしゆっくり。水上家屋もなかなか居心地が良かった。ダイビングしにまた来たいと思う。
時間になってイチョの友人のボートに乗り込み。すると向かったところが島の船着場だった。どうやらここで人を拾って安く抑えられるようにする算段だったらしいのだが、この時点で一人も候補がいなかった。
タンジュンバトゥへ行く安い方法はセイラーボートをチャーターすることだと言われ、早く行きたいんならこのまま25万ルピアで行くと言われた。相手の当ても外れたが、こっちの当ても外れて困ったことになった。急ぎたかったのでそのままこのボートをチャーターしていくことにした。さり気なく20万ルピアで交渉してみると、少し考えてOKが出た。相場は知ってるんで、これが最低ラインだってことも知っている。
なかなか軽快に飛ばしてバトゥに到着。すぐさまトラベルの客引きが来たんでそのままブラウへ向かう。
11時ごろにブラウに到着して、バリクパパン行のトラベルのある事務所で降ろしてもらう。ブラウからサマリンダ方面へのバスはないらしいのだ。料金はバリクパパンまで35万ルピア。やっぱりちと高いな。
お祈りの時間が終わったら出発、とか言っといてなぜか午後2時出発になった。昼飯が食いたかったんで適当にワルンに連れてってもらう。魚がおかずで手で食べる方式の地元民御用達のワルンで飯を食った。安いかと思いきや2万5千ルピアだった。一緒について来た地元民も2万2千ルピアを払っていた。どうやらカリマンタンは全般的に物価が高いらしい。なんとなく疑いも晴れてきた。
2時ごろになるとどこかで拾ってきた客も集まって、ようやく出発。出発時に何かもう5万ルピアかかるようなことをいきなり言われた。どうやら助手席だと高くなるらしい。が、しらばくれていたら払わなくてよくなった(笑)
道はかなり悪い。未舗装の砂利道が散発的に出てくるし、舗装道路になっても陥没してるところが随所にあるんでスピードが思ったほど出せない。しかもトラックが割と頻繁に通ってて追い抜くのも一苦労のようだった。
2時間に一回ぐらいの割合で休憩をはさみながら、ひょろ長い木が印象的なカリマンタンのジャングルを突っ切る悪路をひたすら乗合バンは走った。



途中見かけた水上家屋。タンジュンバトゥ付近でたくさん見かけた。


カリマンタンの砂利道の悪路


白くひょろ長い木が印象的なジャングルを走る


夕暮れ時、ジャングルが開けた時に見かけた絶景


3月28日
午前5時半ごろサマリンダに着いた。しかしバリクパパン行は7時だと。思いのほか移動以外で時間がかかる。
運ちゃんと一緒に事務所の小汚い部屋で横になりながら、7時の次のトラベルが来るのを待つ。テレビでは香港のホラー映画が流れてたんでずっとそれを観ていた。
7時ちょうどに車が来たんで出発。事務所の目の前にはデカくて立派そうなモスクが堂々と建っていた。
車は走り出すと、まず給油にガソリンスタンドに立ち寄った。そしてそのあとしばらく走って、今度は朝食で30分の休憩をとった。調べた限りではフェリーの出港は午前10時なので、このペースだと間に合わない確率が高い・・・
最終的にトラベルがバリクパパンに着いたのは10時ちょうどだった。こりゃ絶望的だな、と思いつつどっちにしろフェリーチケットは押さえておかないといけないのでフェリーターミナルへ向かうようにお願いする。
石油コンビナートを横目にしながらターミナルに着くと、運ちゃんは港のガイドのおっちゃんに俺がパレパレPare Pareへ行きたいことを伝えて立ち去っていった。
バトンパスされたおっちゃんは、おい任せとけ、と言わんばかりに俺をチケットカウンターへ案内する。おっちゃん曰く、正午にフェリーがパレパレへ出港する。なに、フェリーあんの?ちなみにターミナル料は5千ルピア。
案内されるがままチケットカウンターへ行ってチケットを購入。フェリー代はスラウェシ島のパレパレまでで24万5千ルピアだった。もはや出てしまったと思ったフェリーはまだ出港すらしていなかった。インドネシアではインターネットがあまり普及していないので、インターネットで得られる情報は参考程度にしかならないのだ。
寄港しているフェリーに乗り込む際、おっちゃんに「あとでお茶飲みたいからおごってくれ」と言われたので5千ルピアをチップとしてあげた。普段なら小銭が無いと言って何とか断るんだが、サラッと言われて嫌味が感じなかったんであげてしまった(笑)
今回利用するのはエコノミークラス。案内が全くないんでどこへ行けば良いのかさっぱりだったが、インフォメーションで少し英語の話せる人がいたんで教えてもらえた。
船が日本の中古なので、エコノミーでは日本の雑魚寝席がそのまま使われていた。雑魚寝空間にはシングルサイズのマットが敷かれていて、案内された通りのマットの上に腰掛けた。
すると物売りのおばちゃんたちがワラワラと寄ってきて、弁当やら水やら団扇はいらないかと取り囲まれる(笑)正午出発なんで昼飯が出ないかもしれなかったんで弁当を1万ルピアで、水も残り少なかったんで1万ルピアのところを8千ルピアに値切って買う。
すると今度はフェリーのスタッフらしき人が来て、マットを使いたいなら1万ルピア必要と言われる。他の客も値段は分からないが払ってたんで渋々払う。するとさらにキャビンへアップグレードしないかと聞かれる。するわけねぇだろ。
一息ついているとさらに違うフェリーのスタッフらしき人が来て、チケットについている食事券を回収している。インフォメーションによれば、この食事券は白米が無料でもらえる券とのことだった。スタッフは食事券を回収すると5千ルピアだと言ってきた。どうやら半強制的におかずは買わされるらしい。まぁ一食25円ぐらいなんで払っておく。それにしてもチケットの他に地味に金がかかる。国営のペルニフェリーも同じ感じなのか?
一通りのことが済んだんで船内を写真を撮って回っていると、インドネシア人の大の大人から写真撮って攻撃を食らう(笑)おまえらはド田舎のガキか!
もうすぐ出発の正午12時だったんでデッキへ出て出港の様子を見る。フェリーターミナルの裏手には火を吹く石油コンビナートの煙突がすらっと建っている。観光地ではないので素通りする形になってしまったが、この光景はインドネシアっぽくも、ましてや大自然カリマンタンっぽくも全然なく、なんだかすごく印象に残るものだった。
そして12時きっかりにフェリーは出港。二週間に及んだボルネオ・カリマンタン島を離れていった。
フェリー内の治安は概ね良好。小さいゴキブリとアリが多いのと、人民同様インドネシア人が煙草のガラムを場所を問わず吹かすんで煙いぐらいだ。これでタン唾吐いて子供が小便し出したらそのまま中国である。
シャワー・トイレ共に綺麗だったんでシャワーを浴びる。日本の中古船といえどもやっぱり水シャワーだ。
提供される食事はしっかり配られた。驚いたことにしっかり昼食も出た。まぁこれは明日の朝飯にすれば良いんでどうってことない。
内容は、ご飯におかずが1・2品。25円ならこんなもんかな(笑)



大きな川を渡る橋の上からのサマリンダ


この船でスラウェシ島のパレパレへ


船内エコノミークラスの様子


まさかの大人から写真撮って攻撃を食らう(笑)


フェリーの上からバリクパパンの石油コンビナートを望む



フェリーのスケジュールは週木土と把握してたんだけど、実際は月土だった。これならデラワン島でもう一回ダイビングできたな(笑)
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交通情報
・ブラウ-サマリンダ・バリクパパン
事前情報によるとバスはないらしい。実際トラベルでの移動中一台もバスとはすれ違わなかった。
バリクパパンまで350,000ルピア。所要約20時間。サマリンダまでは約15時間。

トラベルの料金表

・バリクパパン-パレパレ・マカッサル
今回利用したフェリー会社は月土の週二便で、正午出港。翌日朝6時ごろパレパレに到着。パレパレ発は木日。運賃245,000ルピア。他に寝るためのマット代10,000ルピア、食事代二回5,000ルピア、ターミナル料5,000ルピア必要。
なおチケット窓口は他にも数社あったので、スラウェシ島へのフェリーは頻繁にありそう。情報元と詳細が全然違ったので時間があるなら数社あたったほうが良い。

運行スケジュール表

お湯は自由に使える

フェリーの弁当

情報元http://mitsuyahideto.com/east-kalimantan-transport-info/