動く芦原邦子さまと、大和悠河さまの「雨に唄えば」 | お蕎麦と昆布のいる暮らし

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今朝、NHKをぼーっとつけっぱなしにしていたら、Nスぺの再放送が始まった。「カラーでよみがえる東京100年」あっ、こういうの好き。亭主もよんでコーヒー飲みながら楽しく見てました。
19歳の学ランの大学生がプライベートフィルムとして撮っていたというフィルムが紹介され(20:10ころです)「彼は何を撮ったのでしょう」と思わせぶりなナレーションの後に出てきたのは「宝塚の舞台」そしてそれを彩色してカラーで再現!そこに現れたのは、キラキラして踊る芦原邦子さま!!


動いているのは晩年のおばあさま役でTVに出てた時しか知らない。中原淳一さまの奥さまということは知識だけで知っている。それが、青いお衣装召して踊ってらっしゃる!ものすごい色気!男役の元祖というだけある素晴らしいビジュアル。当時カメラは高価だったろうから持ってる人も少ないし、持ち込んで撮影してもよかったのかな。
226事件の年とあったから昭和11年。とすると邦子さまは26歳。短いあっという間のフィルムの中に凝縮された麗しさ。やはり動画の力は強い。美しい。ただただ、美しい。

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午後から師匠から頂いた「雨に唄えば」を観ました。
大和悠河さま、かっこいーーい!!さりげないウインクとか顔の角度とか立ち居振る舞いとかいちいちカッコイイ。蘭寿さまはもちろん素敵。

この話は映画で見ていて、雨に濡れてハッピーに歌うところが肝心なのに舞台ではどうやるのかしら?とか、マイクを女優・リナの胸につけて「ばくんこばくんこ」て音を拾うのはどうするの?とか、ラストは緞帳使うのかしら?とわくわくしてました。


大和さまもアリスさまもとっても綺麗。タップダンスも素敵。ロマンチックコメディは楽しいねえ。

2008年の作品ですから7年前になるのかな。
まだ蘭寿さまや北翔さまのおられた宙組。かなめ様もまぁくん様もいない宙組。でもバックダンサーの中に見知った顔があってうれしいうれしい!!


七海ひろき・あざらしカイちゃんだ~!きちんとしたセリフがある!学ランみたいな警官の衣装が初々しいよ~。群舞でのセルリアンブルーの燕尾もめちゃキュート!


愛月ひかる・ファニーな愛ちゃんだ~!セリフがちょっとしかないんだけど、発声練習のシーンでコミカルなダンスもあります。


蒼羽りくくんだ~!動く背景が多いんだけど、ちょっとセリフもあります。群舞はしっこだったりするけどがんばってポーズ決めたりお目目をまるくしてたりしてます。

で、主演女優賞はもちろん
コメディエンヌの北翔海莉さま!


このおみ足を見よ!ひれ伏せ!

この時の初日前のインタビュー記事を見つけました。
宝塚ズームイン!前篇
宝塚ズームイン!後編

みっちゃんさまにして3日間も声が出ないくらい驚いた、とのことですがさもありなん。悪声の美貌の女優、しかもおつむが弱い。これは難しいですよ。でもはまればこれほどやりがいのある役はないでしょうね。
劇中劇(フィルム)でマリーアントワネットみたいな真っ赤なお衣装でぷーーっと膨れているのがすっごく可愛かった!!

夕食後に早送りで見返していたら、ヲタクな高3長男が食いついてきまして「この悪声の女優さんいいねー、めちゃ面白い!」鼻にかかった高い声やドスの効いたセリフで腹を抱えて笑い、最後の緞帳のシーンはばかうけ。

ああたのしーたのしー。だからこのスミレ色の夢の国は素敵だ!
師匠、ありがとうございますー(T^T)