★F**kin' Perfect★

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徒然なるままに、つらつらと。。。

お越しいただきありがとうございます!!

当ブログは主に宝塚星組紅5(たまに海外ドラマ)の愛を叫んでおります。


アメンバー申請は受け付けておりますが、今まで絡みがないかたはご面倒ではありますが

申請の旨と「○組の誰がすきです~」「▲▲みて嵌りました~」でも「宝塚に興味あります」でもいいので

何か一言頂ければと思います。

ブログコメントやメッセージで宝塚愛を叫んでいただければ、承認させていただきますm(_ _ )m

業者と分かる方は、お断りする場合もございます。ご了承ください。

のつづき右矢印脚本の話はこれで最後

 

皇帝の重臣、王允の邸宅。助かることは話の都合上わかっていても、

すぐに水に溺れた女性を助けたエピが出てきて、変に先延ばししない親切仕様。

 

そんな王家では、王允が曹操に宝剣を渡して暗殺未遂事件を起こしたことが

いつバレるともしれず、乱れ切った宮廷を後にして逃げようと王允妻が提案するも、

最後まで忠義を尽くすと王允。正直王允が残ったところで王室に対してできる事は

何もなく家族を思うなら逃げ出すべきだと思うんですが、忠誠心からその選択はできず。

 

その宮廷。皇帝の玉座に素足で足を投げ出して座る董卓のなんと不遜なこと。

目も血走って、クマもあり。どんだけ不摂生な生活を送っているか窺い知れます。

部下たちが揃っている中で呂布だけが戦場にあるのは、武働きで雪蓮を失った辛さを

紛らわせているのと、戦場だと自分が獣として人を屠っても何も問題ないからか。

戦場なのでずっと赤兎馬がいるわけですが、ずっと狂気の中にいるのかと思うとえーん

まぁ、宮廷も狂気にまみれているわけですが。一人ニコニコで食事する牛甫よ(笑)

 

先ほどチラッと話のあった曹操による董卓暗殺未遂事件。

とうとう董卓にバレガーンさっきの王宅では話だけでしたが、一瞬だけ曹操に宝剣を

渡す王允の姿が、明確に董卓にバレてしまった演出でもあるのかな?

 

ここで侍女の手元が狂って董卓を傷つけてしまい、董卓が怒り狂うシーン。

タイミング的に王允の謀反がバレた時だったので、実はこの侍女、王允と通じてたり

してたのではとも(別人ですが、他の侍女も通じていましたしね)

李儒が王允の娘を差し出させる提案をした時も顔を上げたりして、

逐一董卓陣営の動向を報告していた。そんな設定もあったら面白いですね(笑)

 

余談と言うか。ここでの董卓、いい加減やつれているしやっていることは

ひどすぎますが。。。なんともいえずエロおじですよねラブ

 

王邸に戻り。記憶は失っても元気を取り戻した雪蓮を囲うように家族団欒の王家。

と、そこへ王允は貂蟬に董卓の元へ行ってくれと懇願し。

寝所こそが董卓を倒す最後のチャンスで、一家の存亡は貂蟬にかかっていると。

 

ぶっちゃけね、無理すぎでしょとガーン

原作の董卓、普段から酒池肉林に浸り、貂蟬の色香に惑い呂布と仲違いをします。

そもそも、原作ではその前の暗殺未遂の剣だって王家に伝わる七星宝剣を

使ってるんだから裏で王允がいるのを分かりそうなところ、バレずにいたため

王允の貂蟬を使って仲違い策にもハマってしまいます。

 

そこはおだ董卓陣営。きちんと王允が裏で手を引いていたことはわかってましたし、

そこから再び王允が刃向かうのも承知のうえ。(実際にバレてましたしね)

たまたま呂布が愛した雪蓮と入れ替わったからこそのあの結末でしたが、

本物の貂蟬だと呂布はついてこずにあっけなく寝所で殺害。

というか、その前の演舞のシーンで雪蓮に対しては殺意を認めつつ思わず寝所に

入れてしまいましたが、あのシーンで真貂蟬が演じきることができたかどうか。

どちらせよ、董卓は倒せず、王家は一族もろとも処刑されてたでしょうね…

 

雪蓮の王家に対する恩義、戦場をを駆け抜けんとする男勝りな芯の強さ、

そして何より美貌の貂蟬になり変われる器量に助けられる形となりました。

 

いざ、董卓に召し上げられる貂蝉、もとい雪蓮。ここでも運命の神様がイタズラを。

普段は戦場にいるはずの呂布が、この時は宮廷に参じていて雪蓮と再会。

雪蓮が王家に拾われていなければ。曹操の暗殺未遂の影に王允がいると

ばれていなければ。李儒が王允の娘を差し出させようといわなければ。

雪蓮が貂蝉の身代わりに立候補しなければ。

そして、この時呂布が戦場から戻っていなければ、この再会はなかった。

そして、その運命の再会は董卓をも巻き込んで・・・

 

貂蝉にかつて愛した女性の面影を観た呂布。と言うか同一人物ではありますが汗

そんなこと、呂布にはわかっちゃいない。おそらく雪蓮ではないはずだ。

そう思いつつも、雪蓮を追わずにはいられなかったでしょう。

 

一方、雪蓮。毒を塗った短剣片手に決意を新たにするシーンは、

じゅりちゃんの持ち味が遺憾なく発揮されててカッコいいドキドキ

が、そこはおだ董卓。雪蓮の殺意なぞとっくにお見通しであり、切り殺そうとし。

 

そこへ現れたるは呂布。とっさに雪蓮を庇うばかりか、董卓を背後から切りつけます。

ちょっと意外だったのが、呂布の反意を知りつつ呂布に対して背を向けたこと。

董卓にとっては呂布は飼い犬であり、飼い犬に手は噛まれないとでも思ったのか。

でも呂布は獣は獣でも飼い慣らせるはずもない猛獣。董卓にすら牙を剥きます。

 

雪蓮を助け出し、洛陽から連れ出そうとする呂布ですが、雪蓮に私を憶えてないか?

と問いただすところが切ない。その後の回答を聞いた時のがっかりした表情たるや。

そうなんですよね。呂布はもしかしたら…という思いはあっても、確証はない。

なくても、女を助けて、董卓を切った。それほどまでに、雪蓮の面影を持つ女性に

生きててほしかった。どれほど雪蓮に対して贖罪の気持ちを抱きながら生きてきたことか。

 

直後、雪蓮が生きていたとわかったときの嬉しそうな呂布の表情といったらドキドキ

変にがっかりモードを長引かせず、すぐに雪蓮と判明してよかったです。

そして、あの表情はおそらく今までの呂布では考えられない表情。

雪蓮を口説き落とす時も笑顔でしたが、あれはあくまで装った表情であり、

心からの笑顔は全編通してあの瞬間だけだったのではないでしょうか。

その時、呂布が獣から人間になった瞬間でもありました。雪蓮の手をとる呂布にキュンドキドキ

 

としている間もなく、董卓の死は場内の武将たちにも知れ渡れてしまい。

怒り狂う李粛と対照的に、自ら厄災を招き入れたと暗に董卓を非難する李儒。

このときの李儒に対して誰何する李粛の目のバッキバキ具合が叫び

瓦解したと思われた連合軍(ここの登場シーンがやけに戦隊風で楽しいw)も迫り、

董卓の骸も「幸い」そこにあるので、自ら殺したことにして下ろうと提案する李儒。

 

董卓を裏切り連合軍に下ろうとすること、董卓の死を「幸い」と表現すること、

その前の董卓の行為を非難したこと。李粛にとっては3アウトといったところか。

崇高なる董卓を汚す裏切り者として、その場で刺し殺してしまいアセアセ

個人的には董卓が行ったどの行為よりも、この時の李粛が怖かった。。。

 

兵たちは李粛が剣を抜いた瞬間に真っ青になってましたが、

牛輔だけは気が付かず李儒を指すまでのほほんとしていたのが牛輔クオリティ(笑)

正直、牛輔としても李儒の提案に乗ろうとしてた気も。そんな牛輔も、李粛が李儒を

殺害したときは「やべぇこいつ。。。」となり、李粛の命令に従います。

 

次々襲い掛かる兵たちを、雪蓮を庇いながら倒す呂布。その強さは相も変わらず

圧倒的ですが、その呂布に対し李粛は畏れる心こそが鬼神たらしめると。

それもあるし、さっきも言ったように雪蓮を助けたことによって呂布は獣から人になり、

そのことが呂布の獣の如く強さを削いでしまったようにも思えました。

 

結果、雪蓮を庇うことによって呂布は切られ、雪蓮もまた刺されてしまいます。

絶対呂布一人だったら逃げきれましたからね・・・人になった結果がこれとは辛い。。

そんな呂布に対し、遠巻きで毒矢を射かけ、焼き払うという徹底ぶり叫び

ただ、その徹底ぶりがひと時だけ、呂布と雪蓮に時を与えてくれました。

 

最期の最期に雪蓮が記憶を取り戻し、真実の愛をかわす二人。

呂布の苦しみ、怒り、犯した罪をしり、それでもなお呂布の想いを受け取り愛と表現する。

雪蓮の慈母の如く深い愛に、呂布の心も最期にして救われたしょぼん

 

息を引き取った雪蓮を優しく横たえ、亡くなってもなお雪蓮の前に立ちふさがる呂布。

矢の嵐に少しでも雪蓮の遺体が傷つくことがないようにとのことなのでしょうね。

仁王立ちする呂布に次々と矢が刺さりとうとう力尽きえーんそれでもなお死んでいなかった。

骸を洛陽もろとも燃やし尽くせと李粛の命により炎上する洛陽。

常に自分の周りに纏っていた炎の精に導かれるように、最期の力を振り絞って、

それでもなお貂蝉を庇うように折り重なって落命する呂布の姿にもう涙しかありませんしょぼん

 

この時、兵1は李粛に呂布の方天戟を渡され呂布の振りをするよう命令されますが、

これが本当に最後の最後にしてやられたなと。物語頭で兵1が

「呂布最後の裏切り」と言っていましたが、正しくその通り。

詳しくはまた次、演出の話の時に語りたいと思います。

 

 

本の話は終わりですが、『RYOFU』感想はまだまだ続くw右矢印

買ってしまった・・・普段はめったに買わないル・サンクをドキドキ

やっぱりあの言の葉の数々をじっくり味わいたいじゃないですか。

リプライズの歌詞の違いなども、そういう風に歌っていたのかと改めて。

 

そして、細かいところで記憶違いな部分もあるなと汗

前回の記事で、董卓が帝位につかなかったのは李儒の言を受けてと書きましたが、

董卓からすでに帝位を継ぐつもりはないと言ってましたね。

まぁ正直相国として権威を振るう方が、今のように敵が多い状態ですと

都合がいいですからね。下手に帝位につくと余計に反発があるでしょうし。

 

ちなみにプチ歴史話。兄が皇帝の座追われ(と言うか殺害)されたことにより

皇帝となったオデッセ、もとい劉協。劉協は漢(正確に言うと後漢)の皇帝。

漢字、漢文、漢方、漢民族・・・今でもよく使われ、中国を意味する漢ですが、

劉協はその漢の最後の皇帝、ラストエンペラーでした。

 

董卓が討たれた後は曹操(和真)の傀儡になり。曹操は劉協の皇后を殺害、

自分の娘を皇后に擁立して外戚関係に。自分の代には帝位を奪いませんでしたが、

曹操の息子・曹丕に禅譲と言う形で皇帝の座を追われることとなります。

しかも、禅譲を迫っておいて、いざ皇帝の座を譲りますと劉協に言われたら

2回お断りする(強制じゃないですよ、本当はお断りしたいんですよという建前)という

猿芝居付き汗董卓もあくどいですが、曹一族の方がよほどじゃないのとあせる

 

 

歴史の話はひとまず置いて、の続きです右矢印

 

場面は一転、呂布と雪蓮の婚礼の日。歓喜に沸く民衆たちに、

呂布がいかにうまく猫をかぶっていたかがわかります。

 

と、そこに乱入した肉裂きの子の登場により、運命が大きく変わります。

あれだけ良心的で民に慕われた丁家の一族がただ一人を除いてなんの呵責もなく

肉裂きの子を差別。するどころか、幼き子の命を奪うのになんのためらいもない。

ただただ、祝いの席に不浄を持ち込んだ獣として屠るよう兵に命じる。

これが、当時の上は君主、下は貧しき民ですら当たり前の感情であり、

あの優しい王家の人たちも肉裂きの民を前にすると同じなのかなと思うと辛い。

 

呂布は何の感情もなくその様子を見ていら風だが、その子供と自らを重ね。

このことがあったからこそ、赤兎馬による感情暴走があったからとはいえ、

丁家皆殺しまでしたのは自身と周りの違いを目の当たりにしたからではないでしょうか。

もしかしたら、あの一連の騒動がなければ、赤兎馬の魔性があった際にあそこまで

怒りと憎しみ、悲しみに一気に捕らわれることはなかった、少なくともそこまでの

凶行に至ることはなかったのでは。そう思うと、丁家は自らの行為で災厄を招いたわけで。

 

と同時に、これまで常識と思われた肉裂き=人でなしで不浄の存在とされていることに

一人異論をはさみ、肉裂きを人として扱い哀れみ悲しむ雪蓮の姿を見て、

これまで不浄なものから遠ざけられたから清らかなまま育ったものかと思っていたら、

世の澱み(ナチュラルに人を人として扱わずに差別する様も含め)を目にしてなお

清らかなままでいる雪蓮をみて、呂布は一気に心を奪われます。

 

きっと今まではあきらめの境地だったんでしょうね。自ら(肉裂き)を人として扱ってもらうことに。

だからこそ、獣だと称していたわけですが、雪蓮が肉裂きに向ける表情を見て、

始めて自分も人として扱われた、温かいものに触れた気持ちになったのでしょう。

これまでの嘘っぱちなw表情とは違い、初めて人らしい表情を見せた呂布の表情が印象的。

肉裂きの子のエピが丁家皆殺しのトリガーになりましたが、このエピがなければ

呂布は雪蓮に心奪われることもなく、あの惨劇の際に他の家族と一緒に

殺害していたかと思うと、あのちょっとの話でも家族の運命を大きく変えたエピだなと。

 

雪蓮により、折角人らしい感情を取り戻した呂布。しかし李粛に連れられた赤兎馬により、

直前に自らのトラウマをすでに揺り起こされていたこともあり、あっけなくその心を

魔に囚われてしまいます。登場した呂布の過去話にただただ心痛みます。

 

虐げられ続けている自分たち。普段は蔑んでいるくせに、ひもじいときだけすり寄る村人。

普通人であれば、いや飼っている畜生であっても妊娠した母親を労わるはずなのに、

平気で暴行を加える人々。その妊婦は結局母親と一緒に殺されたんだろうか。

自分たちを人どころか畜生以下の獣に扱う人々に対し「俺は人の子じゃねぇ。

強き獣となって人をことごとく踏みつけてやる!」と決意新たにする呂布に、

あんな行いをする者たちが人であるなら、自分は人でなくていいとの想いもあるのでは。

 

一点。細かい所なんですが・・・呂布母のセリフに黄巾族に畑を焼かれて食糧がないとの

台詞がありますが、黄巾族が出てきたのは184年。一方現在、丁原が殺されたのが189年。

5年前の話なんかーいとあせる流石にもう少し若いころの話と思うので、

黄巾族のくだりはいらなかったのではと。まぁ深く考えないことにしますが(笑)

 

狂気に憑りつかれた呂布。虚ろな表情のまま、それでも鬼神のごとく祝いの席にいた

丁家を皆殺しに。演出面での話でも言いますが、ここのシーンがやっていることは

本当に酷いのに美しくて。あの長いおみ足でずかずかと歩く呂布が怖い叫び

 

丁徳、丁原妻、そして丁原を次々に殺害した呂布ですが、あの愛を語らった東屋にて

雪蓮を観て一気に正気を取り戻し、思わず剣を取り落とします。

何故?と誰何する雪蓮に、手筈が狂っただけと呂布。この手筈とはいったい何か。

そもそも呂布の抱いていた計画はなんだったのでしょう。

 

冒頭に戻り。丁成を殺害した際、もうすぐ丁徳もそちらに送ると言っていた呂布。

つまり、丁徳は後に殺害するつもりだったわけですが、この時丁原については

何ら言及していなかったんですよね。李粛にそそのかされた際にも、

親殺しのそしりは受けたくないと言っていたので、呂布の考えていた「手筈」は

①優秀だった跡継ぎである丁成を排除。後継者は丁徳に

②雪蓮と婚姻して丁一族の仲間に。(先に丁徳を殺害してしまうと、

跡継ぎ候補としてもっと家格の高い人を婿養子にしてしまう可能性があった)

③丁一族として馴染み、人の上に立つには向かない丁徳を差し置いて

丁原や市民の心を掌握した頃に丁徳を殺害、自身が丁家の跡継ぎになる

④ゆくゆくは自ら兵を率いて覇を唱え、人の上に立つ。

だったのかなと。まぁそれが一気に①から④へと飛んだわけですからダウン

 

取り繕うように剣を拾い、雪蓮を殺そうとする呂布。淡々とこれまでの計画や

今まで雪蓮が見てきた姿が偽りと言いますが、「嘘よ」と否定する雪蓮。

信じたくない気持ちからとも思いますが、自らを獣とのたまう呂布の

奥底では人として扱ってほしいという、呂布自身気が付いていない本心に

触れてしまったからこその「嘘よ」なのかなとも思ったりです。

本心から獣と思っていたら、直前の雪蓮の言葉に心動かされることがないと思うので。

 

雪蓮を殺すことができず、「屠れ」と自身を獣として扱うところが苦しい。。。

そんな呂布を、兄を殺し、婚礼の場で家族や兵を殺し、偽り(と自らは言う)の心で

愛をささやいた相手を、結局殺すことができなかった。

 

ここで思い出すのが丁成の死の報に接してなお、呂布と愛の語らいをした場面。

あそこで雪蓮は不実な自分と言っていましたが、もともと他の家族とは距離が

あったのかなとも。肉裂きの子のシーンで家族と相容れなかったシーンといい、

丁原と丁徳のシーンであくまで丁家を万全にするだの呂布を内に入れるのは危ういと

言及はあっても雪蓮自身の話はなく。当時の女性なんで家の道具にすぎません。


言うたらあの王允ですらそうでしたからね。それでも母や兄は貂蟬に対する愛は

感じられましたが、あの丁家からは人としての優しさはあっても雪蓮に対する

家族愛ってあんまり感じられず。思えば雪蓮が家族と話したシーンって肉裂きの子に

情をかけたことを咎められた所だけ。そんな孤独心が呂布と通じるものがあり、

だからこそ家族を殺されてもなお、呂布の目に孤独心を感じ憎むことができなかった。


お互いに殺すこと叶わず、雪蓮は激流に身を投げ、呂布も助けるため後を追い。

タイミング的にはすぐだったのですが、ギリギリのところで届かずに…

正直呂布が飛び込むと思ってなくて、あの行動だけでどれほど雪蓮を大事に

思っていたかがわかります。あの惨劇の後なのに…

でも、あの惨劇がなければ呂布が雪蓮を想う本心に気づくことがなかったと思うと、

本当にままならないものです。



まだまだ続く右矢印


の続き右矢印

 

 

正式に雪蓮に婿として嫁ぐことが決まった呂布。

ただし、そこに意を唱えたのが丁原の次男・丁徳。丁徳曰く、何やら呂布の瞳に

得体のしれないものが垣間見えるとのこと。実際に呂布の本性を見抜いたのは

丁徳と董卓だけなんですよね。しかし父を諫めきれなかった。

丁原としては、単に丁徳が呂布に対する嫉妬心から発言しているとしか

思っていなかったことでしょう。あの時きちんと聞いていれば・・・

 

話は一転、洛陽・冷宮。董卓陣営のお目見えシーン。

もうこのシーンだけでそれぞれの個性が爆発していますよね(笑)

董卓命な李粛、崇拝しながらも一方引いて冷静な李儒、何も考えていなそうなw牛輔、

更に何も考えていなそうなwwチンピラスタイルの華雄。

 

劉弁暗殺のシーンは李儒が良い。冒頭でナツメグを差し出した時点で董卓は

劉弁を殺す気満々だったわけですが、そこへそんなに甘味が好きなら

遠くの地に行って余生を過ごせばいいと、生き残る道を指し示す李儒。

 

結局、何皇后が断固拒否のため何皇后もろとも殺害されたわけですが。

自分の意に染まらないものは即処断していた董卓。にもかかわらず、

その後も自分の意図したものとは違う提案を李儒はするわけですが、

それに対して李儒をとがめることもしないんですよね。

後の劉協に対してもそうですが、暴君に見せかけておいて理のある提言は

受け入れることができるあたり、董卓の賢さだなとも思ったりです。

 

牛輔と華雄に何皇后殺害を命じる董卓。「やれ☆」の言いかたが日に日に軽く、

余計に怖さが叫びここでの姐さんの演技も姐さんの声の太さも相まってwいいですね。

何皇后を切り殺し、その衣で剣に付いた血をぬぐう華雄がドイヒーすぎてえーん

 

流石に頭の弱い弁皇子も董卓が自分に何をするかは分かったものの、

抵抗もむなしく毒棗をぶどうあくまで毒殺に拘ったのは貴人の血を流させてはいけないとの

言い伝えがあるからか。何皇后は以前も言ったように元は屠殺業の娘、

いわば呂布とほぼ同じ立場なわけですから、切り殺しても良いとの考えだったか。

余談ですが、どこまでも転がる棗を取りに行く柊木君の素早さに毎度関心しますw

 

董卓がいよいよ皇帝になると沸き立つ部下たち。一人、李儒だけが

劉協を擁立し、董卓は相国になるべきと進言。ここでの李粛とのやりとりが(笑)

李粛は知っておるといっていたが、果たしてちゃんと知っていたかどうか。

董卓が皇帝になると思っていたからと言っていたが、個人的には知らなかったに一票w

 

結局、劉協が後を継ぎ即位。即位式の宴が催されます。

と、そこへ華雄敗北の一報が。キャラが濃すぎてそんなこと思ってなかったんですが、

華雄は実は1場しかでていないんですね汗ここであの有名なセリフ、

「しかしとぬかした咎だ」がw大概ひどいのですが、テンション上がりますね。


洛陽を焼き払えばよいと董卓。董卓を怖がっていた劉協も流石に躊躇しますが、

ここで「しかし」と言ってしまったことに先だっての出来事を思い出したのか、

董卓の一瞥にすぐに怯んでしまいます。


そこに董卓をものともせず反意を示したのが丁原。それにはバックに呂布が

睨みを効かせているからですが、それでもただでは済まされない雰囲気なところ、

すかさず助け舟を出したのが先ほどビビりまくってた劉協。

その後の李儒のフォローもあり、劉協の拙い芝居に乗って丁原を見逃します。

まぁそのあとすぐに呂布に丁原を殺害させようとしてますがあせる


そうなんですよね。劉協は幼く董卓に恐れをなしてはいるんですが、愚かではない。

ここで思うのは、先だっての董卓武将たちが劉弁殺害時に董卓を皇帝にと言ってたシーン。

董卓自身はどういうつもりだったのでしょう。本当に皇帝になろうとしてた?


史実でも思うのが、正直傀儡としては劉弁の方がやりやりやすかったのでは。

それを廃した理由は専横を振るっていた何一族の力をそぐためでもありますが、

李儒が言っていたように王家の墓を暴いたのも財産を無用の長物にしないため、

官吏を自分の判断で任官させたのは野で燻っていたものたちを引き上げるため。

実際、何一族のように自身の一族で固めるような真似はしてません。


異民族に対しても厚く遇していたとも言われてますし(だから自身の兵に異民族が多い)

董卓自身は本当に世を正そうとしていて、皇帝の座など就くつもりはなかった。

それが苛烈過ぎて、自分でもタガが外れてしまいああなったのかなと。

今回の董卓は割と新しい像ですが、案外真実の姿なのかなとも思ってしまいます。


呂布の瞳に野望を見出した董卓。丁原への意趣返しも含め、呂布にミュウツーじゃなくてw

魔性の獣・赤兎馬を手土産に呂布を裏切らせようとします。


と言う事は、赤兎馬をかつての董卓も受け取ったことがあるわけで、

李儒がいうように董卓が変わってしまったのは赤兎馬の魔性に魅入られたからかなと。

そういえば、赤兎馬を呂布に引き渡すために李粛も一時預かっていたわけが、

元々董卓命だった李粛が更に狂気じみて盲信しだしたのは魔性に取り憑かれたからか。


更に妄想羽ばたかせて(笑)赤兎馬はその後兵1の持ち物になったはずですがw

あれほど最後びびっていた兵1が冒頭のような立ち振る舞いをするようになったのも

赤兎馬の魔性からと言えそうですし。その後は曹操の持ち物になりましたが、

曹操が劉協を蔑ろにし専横が目につくようになったのも赤兎馬を手にした頃。


赤兎馬は本当にいろんな人を狂わせていくなと。

それを思うと、最終的な持ち主であった関羽は赤兎馬の魔性を物ともしなかったのは

後に神に祭り上げられるほど関羽の神性が赤兎馬の魔性を打ち勝ったからか、

それとも単に羽音ちゃんの好みだったか(笑)

赤兎馬一つみても物語が膨らみます!



続く右矢印

マイ楽が終わって数日たちますが、いまだ余韻に浸ってます。

本当に何度も見たくて、生で味わいたいお芝居。

そして、何度か見ていると絶妙に癖になる(笑)ショー作品でした。

 

ショーの『水晶宮殿』最初はちょっとどうしたものかとも思ったんですがw

観てると不思議と嵌ってくんですよね。この感覚は『ジャガビー』と同じかも。

観る側もですし、演じる側も大分振り切ってやっている感がします。

中詰のちなつさんが超絶かわいくて、それだけでも幸せな気持ちになりますドキドキ

 

まぁショー作家として初見時に入り込めないというのはいかがなものとも思いますが

(1回きりの人もたくさんいるでしょうし)そこも含めてサイトーショーだなと思ったり。

私は案外好きですよ、サイトーショーにやりというか、ジェンヌさんも好きそうですよね。

『BMB』ファン多そうですし。『BMB』再演してくれないかな・・・

 

 

そんなこんなでお芝居『RYOFU』の感想から。ネタバレ全開なのでご注意を注意

初見時の感想はこちら右矢印

 

脚本について。三国志炎戯とあるとおり、三国志をベースにしつつ話はほぼオリジナル。

こちらに原作のストーリーを書かせていただいた通り、原作通りなのは

・赤兎馬をプレゼントされ、呂布が養父の丁原を殺して董卓陣営に行く

・王允が娘(養女)の貂蝉を董卓に差し出す

・貂蝉に惚れた呂布は董卓を殺害

ぐらいなんですよね(細かい所みたら曹操の暗殺未遂だったり連合軍のくんだりもですが、

今回の話の主筋にはかかわってこないので。詳しくは解説をみてほしいです)

 

特にラスト当たりの流れは大きく改変しているんですが、ちゃんと三国志の話として

原作ファンでも受け入れられる。どころか、三国志のスピンオフとして面白い!

それは、基本ベースが三国志の世界観が守られており、演者もきちんと三国志の

登場人物として生きているからこそ、多少原作の大筋から話が逸れても違和感なく楽しめる。

 

三国志なんて泥臭い男の群像劇ですから宝塚の作品としてどう作り上げるのか

不安に思った部分もあるんですが、きちんと三国志やりつつ宝塚的な恋愛も描く。

恋愛というか、もはや純愛でしたからね。ラストのシーンは毎度泣かされました。

 

言うて、呂布はひどい男なんですけどね💦自分の立身出世のためなら

主君の息子や部下たちを平気で殺し、自分が殺した男の妹に平気で愛の言の葉をささやく。

魔獣に惑わされたからといって主家を皆殺しにして敵対していた男につき、

その男に対してすらかつて自分が失った女性の面影に似ているからといって、

その女性を助けるために平気で背中から切りつける。

 

かつてここまでの悪人が主役になったことがあるかしらと言うくらいなのですが、

いっそ清々しいまでに己に忠実なところが呂布の魅力でもあり。

さらに、呂布の過去話を出すことによって、呂布をただの悪人に終わらせません。

 

呂布の出自は謎とされ。所説あるなかで異民族の出であったという説もあったりですが、

根底にあるのはあまりの異次元の強さゆえに自分らとは生まれながらにして違う

異質な存在とされていること。それが異民族出身説に繋がったりするんですが。

 

今回はそれを賎民の出、「肉割き(と殺業)」を生業としていたため、人々から

蔑まれていたという設定も面白い。と殺業が差別されていたのは日本でも同じですね。

人々から差別され、尊厳を踏みにじられ、命すら軽んじられ平気で刈り取られた。

人々が自分たちを見る目が人のそれではなく、徳の高いとされていた丁一族ですら

一皮むければ自分たちを踏みにじってきた人らと同じ。

ならば、自分が同じことをして何が悪い!呂布の人々に対する復讐劇でもあるんですよね。

 

ちなみにと殺業の出という設定、どこから着想を得たんだろうとも思うんですが、

董卓に殺害された何皇后も実はと殺業の出だったんですよね。

伝手と賄賂で宮廷にあがり、皇帝の寵愛を受けて皇后にまで成りあがった。

呂布との直接的なからみはなかったのですが、野心的でのし上がるためには手段を

択ばないところ(劉協の母で寵姫だった王美人を殺害)ちょっと共通点だなとも思ったり。

 

 

冒頭、国境の蛮族(異民族)討伐に出ていた丁原の息子・丁成。

そもそも国境討伐に出ていた丁原が異民族の偉丈夫の青年・呂布と出会ったのが

きっかけで部下、しかるのちに養子になったといわれていますが、

宝塚版での呂布がどう丁原の一番の部下にのし上がったのかが気になる。

 

国境付近の州の兵士だったら身分を偽って入り込みやすく、そこから異民族討伐で

名をあげていって丁原の目にとまり、そこから丁原の将として優遇されたのかなと。

丁成は年が近く気安い性格もあって、兄弟のように呂布と接していたのかな。

その繋がりで、普通は近づくこともできない雪蓮と親しい仲になったのかなとも思ったり。

一方、引っ込み思案で兄に対して劣等感を抱いていた丁徳はそんな呂布から

一歩引いて接していたからこそ、家族の中で唯一呂布の本性に気付けたのかもですね。


そんな丁成のことをあっさり裏切る呂布。丁家を手に入れるためにすべき事は

後継として優秀だった丁成の排除と雪蓮と一緒になる事。

丁成を排除し、目撃者をみな消すことによってその両方とも目的を達します。


丁成がいくら兄弟のように接していたからといって、いや寧ろ接したからこそ、

自分との立場の違いを嫌というほど思い知らされていたでしょうしね。

それこそ、あの婚礼の日の丁家の人たちの振る舞いのように。

「俺と〜お前が〜兄弟なんて!」と違う作品の歌が流れます(笑)

そもそも丁成が呂布のことを兄弟のように思っていたというのも勝手な想像ですがw

あの冒頭のシーンからあながち間違いじゃないのではと。


勝利と訃報を報告した呂布。丁成の軍が全滅だなんて疑われても良さそうですが、

実際に助けに入ったのはギリギリで一歩間に合わなかったら呂布が皆殺ししなくても

同じような状況であったこと。そしてなによりあの忠義厚い呂布が

裏切るわけないとの思い込みから、すんなり呂布を信じます。


鎧を脱いだ呂布、平服の時ってこの時と婚礼の時しかないんですよね。

ここでの、いけしゃあしゃあと平気で嘘を並べ立てる呂布の顔つきったらショック

大袈裟気味に演技をしてる感がたまりません。完全に詐欺師の顔ですね。


その呂布が一瞬マジになるのが、雪蓮が自分も丁家のために

戦場に立ちたかったと言うシーン。世間知らずのお嬢さんだと軽蔑の表情。

咄嗟に表情を繕いますが、観客には見えてますよ〜雪蓮には見えてませんが。


出世の道具として、世間知らずの娘としか思っていない雪蓮。

どんだけ愛の言葉を優しく囁こうが上っ面の言葉のようにも思いますが、

その雪蓮に対して心惹かれたのはやはりあの婚礼のあの時だったのか。

それとも、上辺だけの恋心に見せかけていて、実は内心雪蓮の心清らかさに

自分も気づかないうち惹かれていてたのか。個人的には後のほうかなとも思ったりです。

 

 

続く右矢印

月組次回の公演振り分けが出ましたが・・・ちょっと驚きの振り分けでしたね。

先ず、お休みの人数の多い事叫び15人ほどいるんじゃないでしょうか。

色々な事情はあるんでしょうけれど、やっぱりお休みだと寂しいですよね・・

 

そして、振り分けですが、ちなじゅりの『NINE』男役が8人であと女性陣なのにアセアセ

女性がメインの公演と聞いてましたが、まさかここまでとは。

ぱる君の下が109期の翔君という事実に本当に驚きです。

NINE予習次第、誰が何役をやるのか。解説含めて予想してみたいと思います。

というか、ちなつ君以外の男性陣出番なさそうですよね・・・

まさかのまゆぽん女役連続&ぱる君女役来るかも!

 

おだちんの『稲妻』こちらは逆に女性陣が8名という男くさい所帯にw

メンバー的に白河りりちゃんヒロイン来るだろうか・・

 

両作とも、全メンバーの3分の一にも満たない偏りっぷり、

これまであんまりなかったと思います(よほど特殊な公演じゃない限り)

早くビジュアルも観てみたいですね!