円高
昨日の夜、12年ぶりに1ドル100円を突破しました。
日経も一面でした。
昨日株価は急落しました。
長期投資であれば、暴落したときに買うのが鉄則です。
株はこのところバーゲンセールに入っているので、今が買いどきなのかもしれないですね。
資産運用の心構え
心理経済学 大前研一著
この本は是非よんでほしい一冊です。
資産運用に関してはもちろん、
日本人の陥りがちな状況を的確に指摘していると思います。
その中の分析で面白い部分があったのでひとつ紹介します。
要約すると、
日本は、世界の中でアメリカについで2番目に金融資産(1500兆円)を持っている国なんですが、
年齢別にみると、死ぬ直前にもっともたくさん持っているという事実です。
各国の年齢別構成をみると、そんな国はまず存在しないようです。
そしてその価値観ですが、
イタリア人は死ぬ直前がほぼ0になっています。
全部使い切って、
ドルチェビッタ!
(すばらしい人生だった、思い残すことはない!)
といって死んでいくようです。
ドイツ人も80パーセントの人が使い切るという価値観です。
中国人やフランス人は、子孫のために残すという意識が強いようです。
日本人は、使いみち未定が7割だそうです。
自分で使うでもなく、相続人に相続させるでもなく、
要するに何も考えていないと。
老後のため、いざというときの備えといって、ためてためて死んでいくという。
しかも、そのいざというときが、あいまいで、明確になっていない。
昔、きんさんぎんさんが、お祝いでお金をもらった時、何に使いますか?ときかれ、
老後のために貯金します
と、言った笑い話があるように、
ほんと何にも考えてないっていうのが実情です。
そんなことにならないうちに、考え方をしっかり身につけましょう。
ドルチェビッタ!
とイタリア人のようになりたいですね。
参考
http://www.nikkeibp.co.jp/sj/2/column/a/86/
中国
今年は北京オリンピックの年なんで、北京五輪の話題が多いですね。
2008年8月8日開幕です。
中国政府曰く、その日は絶対に晴れにするのだそうです。
(もうこういうところが中国っぽくて好きなんですが w)
オリンピック自体あまり興味ないですが、
中国という国の行く末には興味があります。
去年は、上海と香港・マカオに行ってきましたが、
一段の発展ぶりには驚きました。
2004年に上海と北京にいって以来、3年ぶりでしたが、その発展振りには驚かされます。
初めて中国にいった、8年前には、まだビザが必要で、
高校時代からの友人と2人で、文無し旅行でした。
パスポート&航空券と若干のお金と気合をもって、
上海へ行ったのが懐かしいです。
旅行代理店はとおさずに、航空券のみもっていったので、
夜中に上海市内について、そこから宿を探し始めるという荒業でしたが、
まあなんとでもなるもんでした。
習いたての怪しい中国語と旅行英語とジェスチャーで値段交渉までやってみたいな。
めんどくさいなんてものじゃないけど、必死にやればできます。
中国の高度成長は、日本の東京オリンピックのときのようだと、聞いていましたが、
その当時ですでに、上海の発展ぶりが想像以上にすごいという印象でした。
とにかく東京のビル群なんてぜんぜんたいしたことないようにみえます。
まさに乱立ってかんじで。
そこらじゅうで工事しているんです。
今はさらにとんでもない状況です。
話を聞くのと、見るのとでは、違うなと。
行ったことない人は是非見てきてください。
あと、中国人民のエネルギーというか、
いいいみでウザイっていうか、
も面白いですよ。
世界最強の営業力ですね。
4000年の歴史と、ハングリー精神は、すさまじい。
たとえば、当時南京に移動して駅をおりたら、客引きに囲まれて、
1時間以上付きまとわれました。
結局根負けして、そこに泊まったんですね。
去年いった、マカオはまたすごかったですね。
いまやラスベガスを抜いて世界一の売り上げをほこるカジノの町です。
派手派手で、食事もおいしく、ほんと快適なんですが、
また、開発のスピードも半端じゃないです。
もう遅いかもですが、2年前にマカオに投資していれば、成功していたでしょうね。
今後も中国はあついので、
機会があれば、行きたいですね。
投資対象としてもまた面白いです。
一緒に行ける人いたら、いきましょー。
地球をまもれ!?
地球温暖化問題など、環境問題がさけばれている
最近はだいぶ浸透してきて、危機感がやや高まってきたかなという感じか。
確かに、環境が大きく変化して、多くの種は絶滅し、砂漠化も進行している。
たとえば、ホッキョクグマは絶滅に瀕しているという。
かわいそうだ、という。
地球は危機に瀕している、地球を救え、と。
私もそう思う。
ただ、この論調に、何か違和感を覚える。
結論からいうと、
地球環境問題の本質は、環境が大きく変化すれば、
真っ先に人間が絶滅するということだ。
他の動物をかわいそうに思う前に、自分の心配をしたほうがいいということだ。
実は、地球46億年の長い歴史をみれば、何度も環境の擾乱(じょうらん)がおきているらしい。
隕石の衝突などで、何年間も地球が暑くなり、地球の海水がすべて蒸発して、
多くの種が絶滅したなんてこともおきているという。
地球温暖化問題の比ではない。
もともと地球君にしてみれば、そういった変化はそんなにたいしたことじゃないともいえる。
だから、地球が危機に瀕している、地球を守れ、
というのも、余計なお世話だし、こっけいで、
まずお前自身の心配をしろという話だ。
第一に人間を守るために地球環境を守る、ということを認識していれば、正しい。
逆にいうと、人類が絶滅すれば、現在の地球も保たれるだろう。
それで地球を救えるという皮肉か。
以上、ちょっとしたつっこみでした。
※参考
宇宙生命、そして「人間圏」
松井 孝典 著
小ネタ
がんについての小ネタ
A型の人 → がんになりやすい
O型の人 → がんの発見が手遅れの可能性が高い
B型の人 → がんになりにくいが、なったら治りにくい
だそうです。
理由はわかりませんが、統計上だそうです。