MINISTOP(ミニストップ)で見つけたのはオリジナルお菓子「チョコがしみこんだミレービスケット」なる商品。
ミレービスケットに、含浸という特殊製法でチョコをしみこませた、とのこと。
実際食べてみるとミレービスケットにしっかりとしみ込んでいるというより、表面にチョココーティングされている印象が強めでした。
ミニストップの商品ページには
おなじみのミレービスケットに、含浸という特殊製法でチョコをしみこませた食べ応えのあるビスケットチョコです。
という商品説明がありました。
これについては色々と余談として追加したいので、ブログとしてはちょっと長くなります。
余談1:ミレービスケット
「おなじみのミレービスケット」とありますが、裏面をみると製造は高知県・野村煎豆加工店ではなく大阪・(株)ユウカでした。
これについては以前もブログにてご紹介しましたが、
「ミレービスケット」はもともと明治製菓(現:明治)が開発し、製造・販売を行っていた菓子
で、
1967年(昭和42年)に、名古屋の三ツ矢製菓がビスケット生地の製造業務を明治製菓から引き継いだ
ことにより
三ツ矢製菓で生産されたビスケット生地(素焼きのミレー)が全国の販売会社へ送られ、それぞれの販売会社が加工(油で揚げるなどの工程)を行っている
のだそうです。(参考:wiki)
<過去記事>
*【知っているようで知らなかった】奥深い「ミレービスケット」の世界
その時には
「ミレービスケット」または「ミレーフライ」などの名前のフライビスケットは、じつは現在全国6社で製造販売されています。各社、三ツ矢製菓が納品した素焼きのミレーを独自に油で揚げて塩味をつけるので、風味は各社それぞれ。しかも平成の初頭までは東海地区に7社ほどあったそうで、名実ともにミレービスケットは東海地方のお菓子でした。そして今も高知の野村煎豆加工店を除いた5社は、愛知県は平野製菓、渡由製菓、伊藤製菓、岐阜県は菊花堂、静岡県は東海農産と、すべて東海地方のメーカーです。
(参考:レタスクラブ 2018.06.21)
と紹介しました。
なので様々な会社で製造されていても驚かないのですが、大阪の会社で製造しているというのでちょっとびっくりでした。
余談2:大阪・(株)ユウカといえば
ちなみに(株)ユウカについては過去にファミリーマートの「ティラミスチョコ」を製造している会社としてご紹介したことがありました。
<過去記事>
*ココアパウダーで仕上げたご褒美濃厚ティラミスチョコ/ファミリーマート
なので別な意味で(株)ユウカに反応してしまいました。
含浸といえば
「チョコがしみこんだミレービスケット」はミレービスケットに含浸という特殊製法でチョコをしみこませた商品とのこと。
含浸技術と言って思い出すのはギンビス。
「しみチョココーン」や最近では「たべっ子どうぶつ」、「アスパラガス」などにもギンビスの「含浸技術」を使用したお菓子を色々と発売していますね。
<過去記事>
*【これは美味♪】<抹茶チョコがしみこんだ>抹茶のたべっこどうぶつ ビスケット/ギンビス
そのため似たような食感を想像していたのですが、そこはやはり異なるようで、「チョコがしみこんだミレービスケット」はミレービスケットの固さや塩味等を活かした商品でした。
商品名や製法などから色々と関連して過去に紹介した商品を思い出すのは楽しいですし、新しい発見もありますね。