シーラカンスと僕

シーラカンスと僕

ちょっと空いた時間に読むブログを目指し、ちょっと空いた時間に更新します。





もう夏も終わりですな。





そんな8月の振り返りでございやす。



なんだか忙しくなってきました。



と言うのも、新しくアルバイトを始めてしまいまして。


休みの日にシフトを入れているので、またしても労働尽くしな日々が戻ってきました。



本業&バイトで忙しい忙しい。



しかし暇を持て余してるよりも、スケジュールが詰まっている方が好きなタイプなので苦ではないんだよね。

 
しかも今回のアルバイトは条件が良いので、気分転換がてら楽しめています。



だから耐性はあるんだけど、自分のやりたい事をやれてない事にはストレスを感じてしまっています。



具体的にはラジオ聞いたり、ブログ書いたり等々…。


小笠原の旅行記を書き溜めていなかったら今頃更新頻度が月2とかになってると思う。


ラジオもなかなか聞けていなくて、1週遅れがザラになっています。



部屋の掃除もまったく出来ていないし。


ってかそもそも家にいないし。



寝るために帰っているようなものなので、もっと家賃の安いところに引っ越そうかなぁなんて考えた事もありました。








そんな今月をダイジェストで振り返ります。




2日は箱根にいました。




これ朝の8時頃なんだけど、心なしか涼しかったんよね。



これ以降「もう夏も終わりですね〜」と各所で言い始めました。






その夜は外食。




モーレツに鯖の味噌煮が食べたくなったので、隣町にあるやよい軒へ猛ダッシュ。








少し飛んで5日。







18きっぷ片手に乗り鉄をしてきました。



ターゲットは、こういうタイミングでもなければ乗らないであろう373系。



夕方の"ホームライナー"で浜松まで。




特急車両に乗ると一気に旅行感強まるね。





浜松からは引退が迫る211系で帰ってきました。



前情報では「殆ど残っていない」なんて聞いてたんだけど、1本見送っただけで乗れてラッキー。



写真もたくさん撮りました。





ここから本業が連勤体勢に入ります。





お盆に入ったところで連続勤務がひと段落。




あろうことか箱根に出向いてしまい、その帰り道ではしっかりと渋滞に捕まりました。







そして更にあろうことかお盆期間にスーパー銭湯へ。





特別料金1600円という文字を前に身が固まりましたが、ここはエイヤっと入浴。



果たして正解だったのだろうかと何度も考えました。







翌日は本業もアルバイトも休み。



これは出掛けるしかないとドライブを敢行しました。







うどん食べて、アイスも食べます。



まだまだ夏真っ盛り。


アイスが美味いのなんのって。



伊勢原にある柏木牧場という所でいただきました。









シメは座間のひまわり畑。



この2日前まで"ひまわり祭り"が行われていたので、見頃だろうと意気込んでやって来ました。



結果的には大正解。




いい1日になりました。









その翌週。



外食&外食。



副収入があるという心の支えが財布の紐を緩ませます。






その数日後、









再び18きっぷを取り出して乗り鉄&乗り鉄。



この春にデビューした"SATONO"という観光列車と、古株"ばんえつ物語号"にそれぞれ乗ってきました。



これは後日別記事にまとめます。






8月最終週に差し掛かると雨&雨。





そんな中、御殿場のアウトレットへ。



道中では前が見えなくなるくらいの豪雨に見舞われましたが、現地ではそんな事なく。



セットアップの服と金木犀の香水をお買い上げしました。




調子に乗ってクレープまで食べてしまい、2日分のバイト代が彼方へ消えていったのでした。











母島旅行4日目!



なんて言ってますが現地では時計もカレンダーも気にしない時間を過ごしていたので、いまが何日目なのか曖昧になりがち。


小笠原は国内旅行で唯一時差ボケを起こす場所なのでは。





この日はレンタルバイクに跨ってお昼から島内を北へ南へ走り回っています。




現在時刻は17時。



たまたま見つけたカフェのテラス席で涼んでいるところ。



居合わせたおばちゃんのマシンガントークを聞いていたら1時間経っていました。



直射日光が遮られてるとは言え、長くいると汗はじわじわと出てきやがります。








帰ろうとテラス席から戻ると、ワンちゃんがお見送りしてくれました。



「かわいい〜」なんて言いながら近づいたら足をベロンベロン舐められる展開に。



これまでなら反射的に飛び退いていたところだけど、最近猫との触れ合いで耐性がついているので黙って舐められる方を選びました。



ちなみにその様子は"ペロペロ"ではなく"ベロンベロン"です。









それにしてもいい天気。




こりゃようやく母島サンセットが拝めそう。





写真は日没1時間前のもの。



小笠原の太陽つよすぎる。








サンセットを待つ間、近くの森に入ります。



都道に面しているはずなんだけど、こうも鬱蒼としているとは。



太陽光が遮られるせいで暗いだけでなく、全体的にジメジメとしています。







日没までの間を"戦跡"巡りに活用。



ちょっと都道から逸れるだけで砲台や壕が当たり前のようにあります。



80年経っても原型を留めてるのすごい。



これもいずれは朽ちていくのかな??












階段や弾薬庫は自然に飲み込まれつつあります。



おそらくこの辺りに兵舎があったのかな。



戦時中は9000人もの兵士が母島に滞在していたそうな。



今より劣悪な環境だったため餓死してしまう兵士の方が多かったんだとか。








気付けば時刻は18時。



森の中にいると時間の感覚が分からなくなる。




母島で拝む最後の夕日はこの"sunset theater"に決めました。



夕焼けスポットに「シアター」って付けるの珍しい。





太陽が傾くに連れて同じく夕日目当ての人たちがパラパラと集まってきます。






そして母島サンセットチャレンジの結果がこちら。









はい、ありがとうございます。



ありがとうございました。



 

母島サンセットチャレンジ、文句なしの大成功でございます。





欲を言えばグリーフラッシュ現象を見られたらな尚良かったんだけど、さすがにそれは叶いませんでした。








さて、宿に戻ったら最後の晩餐です。



なんとハンバーグでした。




そして疲れた身体に染みる味噌汁の美味いこと美味いこと。



大盛りご飯をペロリと平らげました。






食後ひとやすみしたら島最後の夜を名残惜しそうに歩き回ります。



港をうろうろと徘徊し、ウミガメを見に行くも暗すぎて何が何やら分からず。




〆に一昨日も行った旧ヘリポートで星空を見て、帰りたくねェなぁと心から思ったのでした。












5日目に続く、









東京島めぐり第10弾!




最後に選んだのはラスボスに相応しい"母島"。

ここまで来ると辿り着いただけで感動するレベル。




この日は朝から島内最高峰の乳房山に登り、昼飯を挟んで現在はレンタルバイクにて走り回っています。








寄り道しながらエンジンを唸らせて北へ北へ。



都道の端っこに着きました。


ここは"北港"。



80年前は"北村"という集落があり、400人近くが暮らしていたんだとか。



住居や公共施設は跡形もなく植物に飲み込まれていました。






現在地はこんな所。



集落からは道1本なので迷うことはありません。




なかなかにアップダウンがあるので、徒歩での到達は現実的ではないかも…。





とりあえず登山の疲れをここでリフレッシュしましょう。




北港は写真の通り静かな場所。



突き出すように伸びてるのは昔の桟橋だったのかな。




他に誰もいなかったので我々の貸切状態。



こんな贅沢あってええんか。










泳げないので波打ち際で足をぴちゃぴちゃさせて遊びます。



ちなみに足元は石がゴロゴロしてるタイプの海岸。




青い空、青い海、これぞ夏休みだなぁ。








東屋に戻って一息つきます。



足を投げ出してぼーっとしてると、気付かない内に寝てしまったようで、、、




島の涼しい海風を浴びながらの昼寝は流石に贅沢過ぎたな。


 

こう見えて小笠原は、東京より温度も湿度も低いため、どちらかと言うと避暑地向きの気候になっています。



ただ島特有の強すぎる日差しだけ要注意。







さて、そろそろ集落に戻ります。



どうやら北港には1時間半もいたらしい。


時間に縛られないのも島旅の良いところだね。




去り際、入れ替わるように観光客がドヤドヤと押し寄せてきました。



と言っても10人くらいだけど…。










右側に絶景を見ながら集落方面へと進んでいきます。



途中"ビッグベイ"と名のついたスポットでひとやすみ。



もうこの海を見慣れてしまったので、とりあえず写真だけ撮ります。





再び走り始めると「←coffee 歩いて15分」と書かれた看板を見つけたので寄り道してみることに。





バイクじゃなかったら登るのに辟易しそうな急坂をスイーッと駆け下ります。



辿り着いたコーヒー屋さんは店舗ではなく、キッチンカーのような形態。



テラス席があるとのことでアイスコーヒーを片手に、そちらへ移動します。








おぉ…。



なんだこれは…。


良すぎるぞ…。



時刻は16時。


まだまだ元気いっぱいの太陽を防いでくれているのが何よりも有り難い。






たまたま同じ宿に泊まっているおばちゃんにバッタリ遭遇。




なかなかレベルの高い旅行者で「わたし小笠原来る3日前まで波照間にいたのよ〜」なんて平然と言ってました。




やはりラスボスこと"母島"ともなれば来島者も並大抵ではないんだな……。









続、、









母島だー!!!





足かけ3年半、いよいよ東京島めぐりも最後になりました。



この日は母島滞在3日目。


例に漏れず早起きして宿を飛び出しました。





現在地は乳房山の頂上。



母島最高峰で標高は462.6m。



1時間くらいで登り切れてしまうものの、傾斜が急なので思っていた以上に疲弊してしまいました。



ここからの眺めが良すぎるのと、海からの風が心地良すぎて下りたくない。




しかし現実とは無情なもの。


あと1時間後にレンタルバイクの予約を入れているので、そろそろ下山を始めねばなりません。







意を決して下り始めたのは午前10時。





帰りはスイスイと進みます。











途中にあった東屋でひとやすみ。



下山中、何人かとすれ違います。



1時間前に父島からの船が着いているので、日帰り民が弾丸登山しているのかな。



それにしても夕方には帰ってしまうなんて勿体ない。


母島なんて3泊あっても足りないのに。







戻ってきました。



これでまだ午前中なのすごい。



宿でシャワーを浴びる時間がなくなってしまったので、先にレンタルバイクを受け取りにいきます。






ほいっ。



ガソリン代込みで24時間6000円という安心価格。



しかし今回が原付デビューなので内心は不安でいっぱい。




簡単なレクチャーを受けて、恐る恐るバイクに跨りました。




そろりそろりと宿まで運転。



とりあえずシャワーで汗を流しました。








本格的な島ツーリングの前に腹ごしらえ。



集落にある"大漁寿司"にて。



ここはカツ丼がとにかく美味しいとの情報を受けてやって来ました。


せっかくなので島寿司も。



カツ丼は一口目を食べただけで、前評判を軽く上回ってきました。








さてお腹を満たしたら遂に島ツーリング!





‥の前に港に寄り道。



ただ船を見に来たってだけなので用事は特にありません。




"ははじま丸"がいるだけで安心感あるんよね。




あと24時間後には帰るために乗らねばならないのか。。。







それでは改めて島ツーリングが始まります。



まずは都道を北へ向かいましょう。



母島は南北に伸びているので、基本的には縦の移動になります。








その道すがら気になったスポットに寄り道。



まずは"探照灯基地跡"。







これは小笠原に多く残る戦跡のひとつ。



戦時中に使っていたであろう探照灯が、おそらくそのままの姿で大胆にも転がっています。



こういうのが本土にあったどんな扱いになってるんだろうね。




中に入るのは躊躇われたので、壕の入り口から観察します。






その"探照灯"から道路を挟んだ反対側には、






これまた大胆にも砲台がそのままの姿で残っています。



撤去の費用と天秤にかけて放置しておく道を選んだのかな。




周囲には特になんの説明書きもありません。



この不親切さが島に求めてるところでもあるんよね。






続きましては、




"北村小学校跡"に寄り道。



言わずもがな廃校跡です。



戦前は島の北部だけで600人近いひとが住んでいたんだとか。




ちなみに現在は廃村になっています。








気になる小学校跡地に足を踏み入れてみると、、、



中は主にガジュマルの楽園状態。




校舎のあったであろう場所や、グラウンドの名残など一切分かりません。




80年もあれば人間の痕跡なんて簡単に失くせてしまうんだな…。







続、、









現在地は東京から南に1050km。


世界自然遺産に登録されている小笠原諸島に来ています。


2つある有人島の内、今回上陸しているのは母島。



人口450人の静かな島です。

集落は1つだけ。


実際に降り立ってみると「ここに400人以上もいるのか…?」と疑いたくなるくらい住めそうな所が少なそう。。。





滞在3日目のこの日も朝早くから動き始めます。




6時半に起き、7時から朝ごはん。



そして8時半には登山道の入り口にいました。



ここは乳房山(ちぶさやま)。


その標高は母島で最も高い462m。



海抜0mから登っていくので数字以上に大変な登山になりそう。。。







早速登山スタート。




ひたすら一本道を突き進んでいきます。




昨日の石門より遥かに楽ではあるけれど、ものの数分で汗が噴き出してきました。





だいたい15分くらい進むと、




なにやら違和感のある窪みが現れました。



うーん、写真じゃ分かりづらいよねぇ。








この窪みは"爆弾の跡"。



全然穏やかじゃないな!




戦争中、爆撃帰りの米軍機が要らなくなった爆弾を落としたことで出来上がったとのこと。



もうなんでもありかよ。








"爆弾の跡"を過ぎると、ガジュマルをくぐるように道が続きます。



こりゃすごい。






そして汗ダラダラで登ること1時間。







山頂に到達!!!




いやぁ想定通り結構ハードだった。




時間が早いせいか他の登山者は誰1人見なかったな。







では山頂からの景色をお見せしましょう!






どん。




もうこの海も見慣れてきたな。



相変わらず青いし、相変わらずベタ凪だし。



港には今朝7時に父島を出航した"ははじま丸"が停泊しています。



たくさんの日帰り母島民を運んできたのでしょう。








集落と反対側には展望台が作られています。




もうこんなん絶景が約束されたようなもんじゃん。





はいはい、いつものボニンブルーが広がってるんでしょ。



と展望台から見た眺めがこちら。








なんてこったい……。

 



さすがに綺麗すぎる。




さっき「海見慣れたわ〜」なんて言ってたのが恥ずかしい。





この景観を動画で追体験してくだされ。





20秒の動画だけど見る価値あると思う!




東京島めぐり最終章にして最高満足度を更新した瞬間でした。









続、











今年の8月2日に納車1周年を迎えました!






ふと思い立って半ば勢いそのままに購入した中古のN-BOX。



最初はなんとも思っていなかったけれど、徐々に愛着が湧いてきました。








1年間で走った距離は6113km。



大体1ヶ月に500km走っていることになります。




いつも足柄平野の中をうろうろしてるだけなのに。。。




実家を往復すれば100km超えるし、そういう細かいのが積み重なっての6000kmなのかな。










長距離ドライブに繰り出したのは3回。





納車の翌月に日帰り下田ドライブを敢行。






天気良かったし、実質初めての東伊豆訪問だったのでとても楽しかった覚えがあります。




そして最初で最後のまともなドライブでもありました。







2回目は一縷の望みを掛けて秩父へ雲海チャレンジ





早朝に現地へ着きたかったので、家を出たのは日付が変わった直後くらい。




肝心の雲海はうっすらと出てただけでしたが、交通量の少ない深夜を走る楽しみを見出せたドライブでした。








3回目は少し間隔が空いて今年の5月。









房総半島をぐるっと走ってきました。




勝浦の朝市を目的としていたので、またもや家を出たのは日付が変わった頃。




深夜2時にアクアライン上にある海ほたるで仮眠したのも懐かしい思い出です。









なぜこうも夜中に出発が多いのかというと、深夜割が適用されるから高速道路が安く通れるんですよ…。



あと時間に縛られない車ならではの自由度が楽しいんよね。




新しくアルバイトを始めたので遠距離ドライブは減っちゃうかもだけど、雲海チャレンジのリベンジだけは果たさないとなぁ。











母島旅行3日目!




ただ初日はひたすら船の中にいたので、上陸してからは2日目です。



これがなかなかややこしい。





この日は現地のガイドさんと島の超自然保護エリアを巡っています。


小笠原にはガイドさんがいないと立ち入れない区域がいくつかあり、今回はその中から"石門ルート"を案内をお願いしました。


"石門ルート"の特徴はなんといっても豊かすぎる大自然。


固有種も数多く現存していて、これぞ母島!というのを最も味わえます。


しかしルートの終盤は、昨年発生した土砂崩れのせいで通行止めに。


やむなく途中で引き返してきたため、13時頃には入り口に戻ってきてしまいました。




密度が高すぎる4時間だった。



殆ど薮の中を掻き分けるように進んでたしな。








時間が余ったので場所を移動します。



後から調べても地図に乗ってなかったので、ざっくり位置を説明するとヘリポートの辺り…かな。



この情報化社会なのに、インターネットに母島の情報が少なすぎる。









また腰の高さまである植物を分け入って進み、遂に海に出ました。




方角でいうと東を向いているはずなので、真っ直ぐ進むとハワイに辿り着きます。





集落からは遠く離れているため、もちろん電波は圏外。







今日も海が凪いでいるね。



夏は穏やかな日が多いらしい。


台風が怖かったんだけど、滞在中もその前後もそんな気配まったくなくて一安心。





続いて"貨幣石(かへい-せき)"を案内してくれるとのことで再び移動しました。





ガジュマルが立ち並ぶ歩道を海岸へ向かって歩きます。




時間にして駐車場から3〜4分。




"御幸之浜"に出ました。



ここはGoogleマップにも記載があります。








相変わらずキレイな海をしてやがるぜ…っ。









そして目的の貨幣石はこちら。







どん。



"貨幣石"を一言で言うと、大昔にいた有孔虫の化石。


昔レベルは恐竜の少し後くらい。




海岸には碇が打ち上げられていたり、トーチカが残っていたりと他にも見どころ満点。


東京島めぐり最終章にして最高満足度を叩き出してしまったかもしれん。






ガイドさんによるツアーはここで終了し、最後は宿まで送ってもらいました。





速攻でシャワーを浴び、冷房を効かせて束の間のダウンタイム。







18時頃、夕日を拝むべく再び外へ出ます。



いつの間にか"ははじま丸"は出港してしまったようで、港はとても静か。



いいねぇ。

こういうのを求めていたんだよ。





よく晴れているのでいい夕日を期待できそう。







2回目の母島サンセットは、港から西に歩いて10分ほどにある"鮫ヶ崎展望台"。




時期によってはクジラが見られるそうな。



ここはパンフレットにも夕日スポットとして挙げられていました。








時刻はまもなく日没の18時半。



期待を膨らませて展望台から太陽を探します。








見えない…だと……。




こんなパターンあんねや。




あのパンフレットの夕焼け情報なんやってん。




「※夏は太陽の位置的に見られません」って一文どこかもなかったぞ。










こりゃダメだ、と早々に切り上げてマジックアワーの港を歩きながら宿に戻ります。










夕食は19時。


それまで部屋でのんびりと過ごします。



この日は朝からずっと動き回っていたので、さすがに疲れた。








ご飯を大盛りにしてもらい、デザートに食後に農協で買ったパッションフルーツを頂きます。





翌日も朝早くから活動するため、星空はパスして日付が変わる前に就寝としました。











4日目に続く、





東京島めぐり最終章!



東京から南に1050km。

亜熱帯に属する小笠原諸島の『母島』に来ています。




上陸した日は集落を中心に散策。


次の日はフルで母島を満喫するため朝7時に起きました。


朝ごはんを食べると出掛ける身支度をします。




この日はガイドさんと島巡り。

というのも、母島は自然保護のためガイドさんがいないと立ち入れないエリアがあるのです。



集合は朝の8時半。


宿へ迎えに来てもらい、そのままツアーが始まります。




複数あるツアーの中から"石門ルート"を選択してみました。



"石門ルート"を簡単に言うと森の中を突き進んでいくコース。



母島固有の動植物が多く残っている原生林に分け入っていくので、歩行する道はお世辞にも整備されているとは言えません。






"石門コース"のエリアはこの辺り。



ガイド同伴が大前提なので観光パンフレットにも、歩行ルートの記載はなし。



本来のコースは5〜6時間程度かかるみたいですが、昨年の豪雨による土砂崩れで一部が通行止めに。



これだけで目指す先がとんでもない所であることが伝わったと思います。






先ほどの「石門入口」と書かれた看板から道路を挟んだ反対側の景色がこちらになります。



相変わらず青すぎる。



小笠原の青い海のことを"ボニンブルー"と言います。



覚えておくように!










では石門ツアーのはじまりはじまり。









水の枯れた沢に沿って登っていきます。



写真2枚目は母島固有のカタツムリ。



名前は忘れましたが、小笠原だけで50種にも及ぶ数のカタツムリが生息しているんだとか。



ちなみに山に入った瞬間から携帯の電波はずっと圏外です。









森の中というより薮の中を進みます。 



時折ひょっこりと視界が開けるポイントも。



ガイドさんがコース内に生えている植物についての解説をしてくれるので、登山中も多角的に楽しめます。






ひたすら緑に囲まれて前進していくので、写真は二の次三の次。。。







というか、後になって写真を振り返ってみると何を撮ったんだか判らないものばかり。



やはり肉眼に勝るレンズは無いということです。





途中標高400mオーバーの堺ヶ岳にも登頂しました。



頭上を植物に覆われているので日差しは遮断できていますが、石門コースは湿性の森。



常にジメジメとしていて不快な汗も滲み出てきます。





頃合いを見計らってランチタイム。



宿の方に用意してもらったお弁当を頂きました。




結局おにぎりが1番おいしいのよ。











なんだか似たような写真ばかりだな…。



土砂崩れで通行止めになっている場所で折り返し、「石門入口」に戻ってきたのは13時頃。




時間が余ってしまったので別の所も案内して下さるそうです。






最後に1秒で矛盾する標識を。






続、






7月ぅ!




28歳、いまがいちばん忙しいかもしれません。



生活サイクルもめちゃくちゃで、ポケモンスリープからの「そろそろ寝ませんか??」という通知を毎日無視しています。



ここ最近は夜型の生活にシフト気味。

それでいて休みの日であっても9時前には起きて活動したいタイプなので、規則正しい生活なんて送れるはずもなく。


しっかり寝られてはいるから睡眠不足ってことはないだろうけど、暑さも相まって頭がぼーっとすることは増えたかも。


ホントこういうのは20代前半で経験しておくべきだった。


遅れてきた青春とはよく言ったもので。。。











そんな今月を振り返っていきましょう。


改めて思うのは家に殆どいなかったという事。


家にいないからゴミが発生しないので、今月は燃えないゴミ1回しか出さなかった。




7月1日は銀だこデビュー。



たこ焼きをおかずに白米を食べると美味いと勧められましたが、実際試してみると真っ赤なウソでした。



いや、真っ赤な嘘は言い過ぎか。



薄ピンクな嘘でした。






翌7/2からは夏休み。







9連休を取得して小笠原へと旅立ちました。







夏休みの様子はこちらにまとめてあります。











あの母島旅行からもう1ヶ月近く経つのかぁ。


旅行記は誠意製作中。


これを書いている間は余韻に浸れるので、まだまだ心は小笠原にいます。


ちなみに写真の整理は終わる気配がありません。






離島から帰ってきた後は内地メシと相場が決まっています。



餃子の王将へ赴き、狂ったように味の濃いものを貪りました。







まだまだ夏休みは続いていて、







久しぶりのインドカレーと、横浜の海鮮居酒屋で身体を内地に慣らしていきます。



ちなみに今回の小笠原旅行の出費は約18万円。



それに加えて髪染めたり、なんやかんやで夏のボーナスは殆ど消えてしまいました。





やはり内地で忘れてはいけないのは、





スーパー銭湯です。



旅行中はすべてシャワーで済ませていたので、浴槽が恋しくなってしまいました。



ついでにサウナも1セット。






日付が飛んで17日。





最寄りの避暑地こと快活CLUBで漫画day。



今年は特にぬるっと梅雨明けして、週間天気の気温が紫色で表示され始めました。



3時間710円なので可も不可もなくちょーどいい。









そしてまた外食。



スシローに来ています。



これまで回転寿司はコスパ悪いと思っていんだけど、実家行ってみると品数多いし楽しいね。












そのままドライブがてら江ノ島へ。



こんな真っ暗な江ノ島初めてだ…。



日付変わった直後にも関わらず、歩いてる人がチラホラいるの流石。







その翌日は、




夢を購入しました。



"SJ"ことサマージャンボ。




このところ出費が止まらないせいで、バグり始めているのがお分かりでしょうか。。。







そしてまた外食。



小田原の駅前にあるバーガーキングでハンバーガーを貪ります。




普段なら行かないんだけど、この直前にあった会社の健康診断で2時間半も待たされたのでブチギレながらワッパーを追加注文しました。








さすがに出費を押さえようと腹持ち最強メシに手を出します。



大容量のお好み焼き粉を買って、丸4日を過ごしました。








そしてまた。。。



スタバの桃フラペにホイップ増量してやりましたよ。




もうよく分からなくなっています。





そして7月も終わりに近づいてくると、






令和ならではのリモート花火で夏を感じました。





夏になると避暑と旅行を兼ねて長野へ行くのが恒例だったけど、、、今年は無理そうかも。























小笠原に!!!

来ているぞ!!!!!





東京を出たのが昨日の11時。

そこから27時間かけて母島に上陸しました。





滞在初日のこの日は徒歩にて集落近辺を散策しています。




鍾乳洞入ったり、ウミガメさんを見ていたらあっという間に時刻は18時。





そろそろ夕暮れの時間ではありませんか。





どこから拝もうかと思案した結果、小剣先山(しょうけんさき-やま)に決まりました。







標高100mちょいなのでお手軽だろうと高を括って登り始めます。




ガジュマルを抜けると登山スタート。






結論からいうナメていました…。



名前に"剣先"と付いてる時点で察するべきでした……。






特に後半になると、登山道が崖に姿を変えやがったのです。



まさか小笠原でチェーンを掴みながら登山するはめになるとは…。










頂上に到達した頃には想像以上に汗を掻いていました。




ここまでの所要時間は約10分。



確かにすぐ登れたけれど密度が高すぎる。






さてさて、まずは集落を見下ろしてみましょう。






おぉ…。


これは登った甲斐があった。



港に泊まっている"ははじま丸"が安心感あるね。




こんなにも海が近いのに風がまったく吹いてくれないせいで、なかなか汗が引きません。










徐々に日が傾き始め、山の向こうに夕日が沈んでいきます。



しかし暗い中の下山は避けたいので、いつまでもマジックアワーに浸っていられません。



またチェーンを掴みながら崖を下りていきます。









宿に戻って一息ついていると、晩ご飯のお時間に。





てっきり食卓には関連のものが並ぶとばかり思っていたので、多少面食らいます。



翌日宿のバイトの方が「シェフが出張に行ってるから、予め4日分の食事を作り置きしている」と言っていたので、生のものは出せなかったんかなぁと思うことにしました。




もちろん料理は海関連のものでなくても満足できる味でしたよ。







食後ベッドでグータラした後、夜の徘徊がてら星空を観に行くことに。





集落から歩いて15分ほどの旧ヘリポートへ。



看板の「母島でも最も星がきれいなところ」は伊達ではありませんでした。



視界一面に広がる星空は写真や言葉で表せないほど。



なんと天の川まで見えちゃうくらいに。







宿に戻ってきたのは22時半頃。




まだ母島上陸から8時間ちょいしか経っていないのに、この上ない充実感を伴って眠りにつきました。







3日目に続く、