シーラカンスと僕

シーラカンスと僕

ちょっと空いた時間に読むブログを目指し、ちょっと空いた時間に更新します。





小笠原に!!!

来ているぞ!!!!!





東京を出たのが昨日の11時。

そこから27時間かけて母島に上陸しました。





滞在初日のこの日は徒歩にて集落近辺を散策しています。




鍾乳洞入ったり、ウミガメさんを見ていたらあっという間に時刻は18時。





そろそろ夕暮れの時間ではありませんか。





どこから拝もうかと思案した結果、小剣先山(しょうけんさき-やま)に決まりました。







標高100mちょいなのでお手軽だろうと高を括って登り始めます。




ガジュマルを抜けると登山スタート。






結論からいうナメていました…。



名前に"剣先"と付いてる時点で察するべきでした……。






特に後半になると、登山道が崖に姿を変えやがったのです。



まさか小笠原でチェーンを掴みながら登山するはめになるとは…。










頂上に到達した頃には想像以上に汗を掻いていました。




ここまでの所要時間は約10分。



確かにすぐ登れたけれど密度が高すぎる。






さてさて、まずは集落を見下ろしてみましょう。






おぉ…。


これは登った甲斐があった。



港に泊まっている"ははじま丸"が安心感あるね。




こんなにも海が近いのに風がまったく吹いてくれないせいで、なかなか汗が引きません。










徐々に日が傾き始め、山の向こうに夕日が沈んでいきます。



しかし暗い中の下山は避けたいので、いつまでもマジックアワーに浸っていられません。



またチェーンを掴みながら崖を下りていきます。









宿に戻って一息ついていると、晩ご飯のお時間に。





てっきり食卓には関連のものが並ぶとばかり思っていたので、多少面食らいます。



翌日宿のバイトの方が「シェフが出張に行ってるから、予め4日分の食事を作り置きしている」と言っていたので、生のものは出せなかったんかなぁと思うことにしました。




もちろん料理は海関連のものでなくても満足できる味でしたよ。







食後ベッドでグータラした後、夜の徘徊がてら星空を観に行くことに。





集落から歩いて15分ほどの旧ヘリポートへ。



看板の「母島でも最も星がきれいなところ」は伊達ではありませんでした。



視界一面に広がる星空は写真や言葉で表せないほど。



なんと天の川まで見えちゃうくらいに。







宿に戻ってきたのは22時半頃。




まだ母島上陸から8時間ちょいしか経っていないのに、この上ない充実感を伴って眠りにつきました。







3日目に続く、








東京から南に1050km。


小笠原諸島『母島』に来ています。



船を乗り継いで27時間かかりました。






母島は人口450人の小ぢんまりとした島。



まず上陸して思ったのは「静かな島だな」ということ。



さっきまでいた父島が都会に見えてくる。





お迎えに来てくれた宿の車にスーツケースを積み込み、我々は徒歩にて向かいます。








これから"南風"さんで3泊お世話になります。



観光協会では「島随一の高級ペンション」の紹介されていました。



旅費は船の往復とセットだったので、1泊あたりの金額は分からないけれど、決して安くはないと思います……。





そんな高級ペンションで我々が通された部屋がこちら。




どん。



なんとサービスでスイートに通されてしまいました。



こんなことあるんや。


ありがとう。



部屋に風呂もトイレも付いてる。


トイレの部屋だけで2畳くらいあったぞ。








時刻は14時半。


荷解きを終えたら早速外に出ます。






まずはロース記念館。



ロースとは母島で産出されていた石のこと。



ここでは昔の島暮らしの様子や漁で使われていた道具などが展示されています。









続いては"清見が岡鍾乳洞"。



入る前に観光協会へ行き、洞窟内の照明を点けてもらう独自の仕様があります。








数分で行って帰って来られる程度の小さな鍾乳洞です。



もしかして東京島めぐり11島目にして初めての洞窟だな…。






ちゃんと忘れんように照明を消し、ヘルメットを観光協会に返却します。




お次は高台にある"月ヶ岡神社"。




階段を上った先に小さな拝殿がありました。



旅の無事を祈って参拝します。


木々に覆われているせいか心なしか涼しく感じる。ありがてぇ。





神社の裏手からは港を見下ろすことができます。





ここまで運んできてくれた"ははじま丸"が休憩中。



専ら母島と父島を往復するだけの船ですが、かなりコキ使われています。



この翌日は回送込みで父島との間を2〜3往復していました。





今更ながらこの日は集落散策day。


港から半径2km以内に殆どの島民が住んでいるので、徒歩でも楽々巡ることができます。





集落の西側にある"脇浜なぎさ公園"に移動してきました。




う〜ん、なんてきれいな海でしょう。



もちろん遊泳可能。





この砂浜はウミガメの産卵スポットとして、様々な保護が行われています。





一区画をフェンスで囲い、オスメス合わせて10匹程度のアオウミガメが囚われています。




なぜ"囚われている"という書き方をしたかというと、カメさん達がめちゃめちゃ逃げようとしていふから。



フェンスに体当たりしまくっているのです。





島の人に聞いたところ「オスはハーレムよりも自由を求めている」と趣き深い回答を頂きました。










続、、、







東京島めぐり第10弾!



最後の最後である小笠原諸島『母島』を目指し、24時間かけて太平洋を縦断してきました。






現在地は同じ小笠原諸島の父島。



ここから写真の船に乗って母島へと向かいます。



乗り継ぎの時間は1時間しかないので、予め次の船の切符を購入。


お値段5250円也。







出港までの1時間を有意義にしようと、集落にあるお寿司屋さんでテイクアウト。



センターを陣取っている赤黒いのが亀寿司です。



小笠原に来たのなら亀を食べないとね!









父島での滞在はあっという間。







我々を含めて100人弱が乗り込んだ"ははじま丸"は、12時ちょうどに出発しました。



父島までの船には500人以上も乗っていたのになぁ。



みんな最果てには興味ないか。。。






母島までの所要時間は2時間ちょうど。





船内は横になれるカーペット席と、写真のようなリクライニング席の2種類が用意されています。



カーペット席の方が人気なようで、そちらは既に埋まってしまいました。



それぞれが絶妙な距離感で横になっているので、これまた絶妙に入り込むことができません。





ずっと座席にいるのも退屈なので、適当にふらふらと船内を徘徊することに。







最上階にはテラス席があります。



ここに座ってのんびりするのもアリなんだけど、いかんせん日差しが強すぎる。



日焼け止めは大量の汗ですぐに流れてしまいます。




長い時間居られそうもなかったので「ふ〜ん、こんな感じなんだ〜」と写真だけ撮って退散。








この日の海はベタ凪。



"おがさわら丸"に乗ってるときも思ったけど、海面が一枚の幕のようになっています。



当然船が揺れることもないので酔い止め飲まなくても大丈夫そう。



万が一を恐れて飲んでしまったけれど。







父島がどんどん小さくなっていきます。



なんやかんやで出港から45分が経ち、そろそろ一眠りしておきたい頃。



しかしこの眺めを捨てるのももったいない。




そんな葛藤を繰り返しながら大海原を進んでいきます。







なんて言いつつ涼みがてらリクライニングシートでゆったりしていると、いつの間にか寝落ちしてしまいました。





気付けば島が目の前に迫っているではありませんか。





徐々に船はスピードを落とし、曲線を描くように湾内へと入ります。











港が近づくと海の色がまた変わったな。



外洋と違って緑色っぽくなった気がする。






タラップが架けられると、いよいよ下船。







東京から27時間!



国内で最も遠い離島こと『母島』に上陸です!!!







続、、











船に!!!



乗っているぞ!!!!!






現在時刻は朝8時。



ラウンジで朝食たいむ。


トーストのセット850円をいただきます。



不思議と朝日を見る発想がなく、起きた時にはすっかり明るくなっていました。









デッキに出ると水平線には聟島(むこじま)列島が見えています。




もちろん全てが無人島なので定期船は勿論、上陸することはできません。



そしてお気付きでしょうか、天気の良いことに。



船内は冷房完備なのでデッキに出るとモワッとした熱気に身体を包まれます。







この頃になると船と並走する鳥が目につくようになります。



その多くはカツオドリですが、たま〜にアホウドリの姿も。



鳥の写真を撮ろうと撮り鉄もビックリの巨大カメラを抱えてる人が何人もいました。





そしてご覧ください、






恐ろしく凪いでいる様子が分かるでしょうか。。。



これを"ベタ凪"と呼び、船は揺れることなく突き進んでいきます。



海が一枚の幕みたいに見える。



酔い止めなんて要らないね。









到着まで1時間を切ると遠くの父島が大きくなり始めます。


天気の良さもあって、昨夜は飲んだくれていた人達もゾロゾロと甲板に出てくる出てくる。


空からは島特有の強い日差しがギラギラと降り注がれています。







そして東京竹芝を出港してから丁度24時間。


父島の二見港に到着です!



電波のない環境で24時間と聞くと「しんどそう」なんて言われることがあるけれど、実際に乗るとあっという間。



旅行マジックなのかしら。









地図で示すとこんな所。



東京から南に1000km。


大体福岡と同じ距離です。



新幹線なら5時間なのになぁ。








父島は2年半ぶり。



えらいもんで現地に降り立つとアレコレ思い出します。



ここにお寿司屋さんあったなぁ、とか。


ここで買い物したなぁ、とか。



それにしても2年半の間隔で再び来るとは思いもしなかった。






しかし今回の旅行はここがゴールではありません。





最終ゴールへと連れていってくれる"ははじま丸"に乗るべく、看板の示す先に向けてスーツケースを転がしました。




まさかこんな最果ての地で交通機関を乗り継ぐ日が来るとは……。









続、、











この夏!!!


9連休を取得しました!!!!!




具体的な日付をいうと7/2〜10。


失効を目前にした有給休暇をドバッと使い、7月上旬に少し早い夏休みを獲得しました。



入社10年目にもなると長めの休みを取れるんだよ、という事をこれから後輩くん達に説いていかねばなりません。








夏休み前日の7/1は夕方に終わるシフトだったので、少し得した気分のまま連休に突入しました。



ネコチャンがうんこしてるのを見ていたら夏休み本番が始まります。






まず初日は美容院へ。


以前から夏休みを利用して髪を染めてみようと企んでいました。



それを実行に移したわけですが、仕上がった金髪を友達に見せると各方面から不評の嵐。



2万もかかったのに…。



とは言え自分では気に入っている髪色になったので、気分も新たに1日を過ごしていました。







翌日から夏休みのメインイベント。





東京島めぐり第10弾。


船に27時間揺られて小笠原諸島『母島』へと旅立ちます。





小笠原への船は6日に1本。


そのため最低でも6日間の休みを取らねば上陸することは叶いません。




これが今回夏休みを取ろうと思ったキッカケです。








ちょいと高い所に移動すれば、小ぢんまりした集落と静かな港を望むことができます。



写真は7月4日の夕暮れ。



なつやすみ3日目です。








海の近い所まで下りればご覧の透明度。



慣れとは不思議なもんで、この美しい海ですら滞在して数日も経てば"普通"の1コマになってしまうのです。



景色を見るために立ち止まることはあっても写真を撮ることは次第に減っていったな。



もちろん島寿司も頂きましたよ。






またまた晴れたパワーを発揮してしまったようで、6日間のすべてが気持ち良いほどの晴天。



中でもこの夕日は格別だったなぁ。



なんせこれを拝んだ場所は「サンセットシアター」って言うくらいですからね。







帰りも27時間かけて東京に戻ります。



夏らしく行きも帰りもベタ凪だったおかげで、ずっと船酔い知らず。


ついつい酔い止め薬を飲み忘れるくらいには船が揺れませんでした。





東京に帰ってくると、やはり内地でしか食べられない物に手を伸ばしたくなります。



大抵は味の濃いラーメンとかなんだけど、今回はドーナツにしてみました。



この暴力みたいな甘さは島には無かったなぁと思いながら味わいました。







その翌日はお土産を置きがてら実家へ。





昼間時に急に食べたくなってインドカレー屋に立ち寄りました。



これも立派な内地メシ。








小田原に戻ると、その足でネコチャンと遊んで夏休み8日目を終えました。







朝を迎えると、いよいよ夏休み最終日。



この日は絶対に遂行せねばならないミッションがあります。





まずは朝ごはん。



この夏休み中ずっと外食ばっかり。


一体いくら使ったんだろうか。




腹ごしらえを済ませると美容院へ。


黒染めというミッションを達成しました。



短い命ではあったけれど金に変えられない体験ができました。








最後の最後は名残り惜しそうに横浜へ。



少しだけ飲むつもりが気付けば終電間際に。



この9日間まともに家で食事してないな。



堕落とは違う自由に塗れた不思議な時間だった気がする。





斯くして学生以来の夏休みは幕を閉じたのでした。





母島旅行と髪染めでボーナスが吹っ飛んでいったけど、たぶん何年か後も"なつやすみ2024"のことを思い出すんだろうなぁ。














船に!!!



乗るぞ!!!!!









というわけで毎度お馴染み竹芝桟橋に来ています。



2020年秋に訪れた八丈島がキッカケで、東京諸島の魅力に取り憑かれてしまいました。



そこから全11島の踏破が目的となり、気付けば小笠原諸島の母島を残すのみに。





前回の青ヶ島から約1年。


満を持して東京竹芝から"おがさわら丸"に乗り込んだのです。







今回一夜を過ごす寝台がこちら。



"おがさわら丸"では最もポピュラーな2等寝台。



少々頼りないマットレスと簡易的な掛け布団のみが用意されたシンプルな寝床です。



構造としては2段ベッドが向かい合ってるような配置。



コロナ真っ只中だった前回は1区画を占領できていましたが、残念ながら相部屋でした。







出港は11時。


八丈島は向かう黄色い"橘丸"に見送られての出発となりました。



今回はぜんぶで556人が乗船しているとのこと。


2年半前に乗ったときは330人くらいだったので、そりゃ混んでるように感じるわけだな。



もう何度目か分からないレインボーブリッジをくぐり、しばらくは東京湾内をゆっくりと進みます。









外洋に出たのは14時過ぎ。


この辺りからスマホが圏外になりがちに。



"おがさわら丸"にはWi-Fiがないので、現代では貴重なデジタルデトックスを行える環境なのです。



Wi-Fiを置く議論が持ち上がったこともあるみたいだけど、個人的にはこのままが良いなぁ。








依然として青空の下を航海中。



また晴れ男を発揮しちゃったな。



ちなみに旅行期間中は晴れマークがズラリと並んでいました。



俺くらいになると梅雨とか関係ないんだよね。







東京港を出てから7時間。



徐々に日が傾き始めます。



一応八丈近海を走っているんだけど、、、島の影はまったく見えません。



この頃になると出港直後から飲んだくれていた連中が部屋へ引き上げるため、船内から最も人の姿が減ります。






19時過ぎに晩ごはんタイム。



船内のレストランで"さばの味噌煮"をいただきます。



心なしか混雑していたな。


する事がなさすぎて、"おがさわら丸"では食事すらもがエンタメになっちゃうんだよね。








食後に甲板へ出て、星空鑑賞という最強のエンタメを享受します。







おぉ…。



これはもう写真とかじゃないね。



視界の端から端まで星空で埋め尽くされています。



これぞ正に天然のプラネタリウム。



デッキが閉鎖される22時まで星空を眺めていました。






23時ころになると夜食たいむ。




事前に用意しておいたカップ麺やお菓子を貪りながら、これまた事前にダウンロードしておいた映画を見て夜が更けていくのでした。







続く。








房総半島をドライブしております。





アクアラインを抜けて千葉入りしたのが午前5時。


目的だった"勝浦朝市"を経て、曇天の外房エリアを南下しています。







続いて立ち寄ったのは道の駅"和田浦WA・O!"。



JR和田浦駅の真横にあります。



道の駅のロゴからも判るように、和田浦はクジラ推し。



シロナガスクジラの骨格模型や、鯨資料館が併設されていました。









そんな道の駅のレストランではクジラ料理を頂くことができます。



230円をお支払いしてクジラコロッケをゲット。



正直なところ食用としてのクジラに馴染みのない世代なので、普通のお高めコロッケとして味わってしまいました。








和田浦からさらに1時間ほど走り、






安房神社に参拝。



せっかくなので電車では行きづらい所に行かないとね。



ここは名前の通り"安房国"の一宮。



ド平日の昼間にしては参拝客の姿を多く見かけました。










そして神社を出ようとしたタイミングで思うのです。



「あれ、そういえば今回海を見ていないな」と。










というわけで、安房神社から程近い根本海水浴場(の近く)に来ました。



Googleマップに書かれていた"ドンドン岩"という表記に興味を惹かれて来たんだけど、、、果たしてどれがドンドンなのでしょうか。





この頃になると晴れ間が見え始め、それでいて涼しく体感温度は適温そのもの。



思わず長居してしまいました。







名残惜しくはありますが、海を後にして館山の市街地へと戻ります。







次に立ち寄ったのは那古寺。



内房線の那古船形駅の近くにあります。



「次どこ行こっかな〜」なんてGoogleマップを見ていたら眺めの良さそうな場所だったので、直感を信じて来てみました。





仁王門を通って本堂で参拝。






振り返ると館山の街並みと館山湾が一望できるではありませんか。



直感を信じて正解だった。



千葉入りした頃は曇天どころか大雨だった天気も、今やすっかり回復しています。





そのまま那古山のハイキングコースへと足を進め、本堂より高台にある展望台に行ってみましょう。









素晴らしい…っ‼︎



3枚目の写真に内房線が写っているので探してみましょう。



それにしても湾内の色とんでもなくキレイだな。





ここもついつい長居をしてしまった。







"晴れ"に勝るものはないね。



行き当たりばったりが良い方に転んでくれました。




さて時刻はまだ14時ですが、そろそろ帰路に向けて車を走らせます。




午前中は勝浦から外房線沿いに南下してきたので、帰りは内房線沿いにアクアラインを目指しましょう。











その途中でひとっぷろ。



富津市の海沿いにある日帰り温泉に来ました。


その名も"海辺の湯"。



レストランやお土産ショップも併設されているので、なにかと便利そう。








湯上がりにフルーツジュースでひとやすみ。





何気なく海を眺めていると、あることに気付きます。






あれっ…風強くね……??




こうなると心配なのはアクアラインの通行止め。



あまりグダグダしていられん、と車に戻って一路北上します。





結果から言うと通行止めにはならなかったんだけど、40km/h規制が行われていたため大渋滞。



ゆーっくり東京湾を横断しました。







さすがに疲れたので大黒PAで休憩。



このまま往路と同じ道を帰るはずが、ナビがどうしても東名高速経由を勧めてきます。



高速代をケチりたかったけど、ナビ無しで大黒PAから横浜新道へ行けるはずもありません。




仕方なく軍門に下り、ぐるっと回って小田原へと帰りました。












たまにはドライブでもすっか!



と、思い立ったのが5月の頭。





かれこれ自分の車を買ってから半年が経ちました。










それ以降は足柄平野の中をうろうろするだけに止まっていました。






というわけで冒頭に戻り、




車に乗り込んだのは日付が変わった直後。



これから千葉にある勝浦を目指します。


"日本三大朝市"に数えられている勝浦朝市をドライブの目的としました。





思考回路は至ってシンプルで、


夜通し走りたい→朝に目的が欲しい→ほな朝市か〜というもの。




同じ理由で雲海を見に行ったり、朝ラーメンを目指して夜通しドライブをした過去があります。







急ぐドライブではないので、戸塚までは一般道を走ります。



横浜新道に乗ったのが1時くらい。


そこからナビの示すままに分岐を進み、いつの間にかアクアラインに入っていました。



写真は休憩のために立ち寄った海ほたるPA。










…人が全然いねぇ!



かの有名な海ほたるとはいえ、深夜2時ともなればこんなもんか。



ここまでの道路も交通量が極端に少なく、ビギナーには易しい道でした。






ここらで仮眠タイムとします。







起きたのは4時半。


もうこんな明るいんやね。





それにしても天気悪いな!



いや雨予報は覚悟してはいたんだけどさ、こうも雲が分厚いとは。



ちなみに小田原出てから海ほたる着くまでの間も、めちゃめちゃ雨降ってました。










橋で東京湾を渡り終えると、勢いそのまま圏央道に入って市原鶴舞ICで下ります。




深夜割引が適用されたおかげで案外安く済みました。







そして目的の"勝浦朝市"に着いたのは朝7時!


お腹を空かせて車から出ます。








あれっ……??



露店、少なくね……??



見たところ3店しか出てないぞ。



"日本三大朝市"がこんなはずないと周辺を歩き回りますが、他に見つけられず。。。







なんだか拍子抜けしてしまったので、近くにあった海鮮丼屋さんで朝ごはんにしました。



ぶり丼に味噌汁ついて880円。



これはおトク。







もちろんこれだけで帰るわけには行きません。







勝浦朝市のすぐ近くにある"遠見岬神社"に寄り道。



本殿は小高い丘の上にあるので、寝不足の身体には堪える階段を上っていきます。








辿り着いた本殿で参拝。



こう見えて朝8時前とかなので、流石に境内は静まり返っています。



相変わらず小雨は降り続いてるし。





駐車場に戻る前にちょっとした展望台から勝浦の街を見てみましょう。





それにしても天気悪いな!



勝浦に着いたタイミングでは小康状態だったんだけど、神社に参拝したり散歩している内に雨が強くなってきているではありませんか……。




車に戻る頃にはしっかりとした大雨。




この後どうすっかな〜と悩み始めます。








結局車で30〜40分くらいグダグダと過ごし、とりあえず南下することにしました。



勝浦から外房線に沿うように伸びる国道をひた走り。




途中気になってた上総興津と駅舎を見たり、かの有名な行川アイランドの廃墟を横目に進んでいきます。










鴨川の中心部が近づく頃には雨が止み、徐々に天気が好天している予感がします。



一応予報では15時から晴れマークが並んでいるので、あとはどれだけ前倒ししてくれるかという点が要注目。



ホントは鵜原とか散策したかったんだけどね…。










道の駅鴨川オーシャンパークに着く頃には青空が見えていました。



やったぜ。



ここは外房線でいうと、太海〜江見のちょうど真ん中辺りです。







ちなみに現在時刻は10時半。




夜通し走ったせいで時間の感覚が見事にバグっています。



ただ不思議なことに眠気はまったくありません。




ずーっと車移動なので腹も減らないし、たまのドライブも悪くないね。







続、






6がぁぁつ!!!





金を!!!



使いすぎている!!!!!





その理由は至ってシンプル。



外食の増加です。




これまでは月に1〜2回だった外食が、気付けば6倍くらいに増えてしまいました。



それに伴って給油の頻度も増え、じわりじわりと財政難に陥りつつあります。




先月の近況投稿では「記憶の大部分がお仕事に占められています。」なんて申していましたが、今月は真逆。



あんま職場にいた覚えがないくらい。



3連休が2回もあったし。





家計簿を見てはどうにかならんかと頭を悩ませる日々です。








そんな6月を振り返っていこうと思うんだけど、、、予め言っておくと写真の大半がメシです。



これはお出掛けをしていない月あるあるなので、覚えておくようにしましょう。






今月はお好み焼きから始まります。



お好み焼き粉を多めに買い、これを4日かけて食べ切りました。


粉モノはお腹に溜まるからホント助かる。



助かりました。







そんな粉モノ生活を終えると、






いきなりの外食。



5日に行った夢庵と、7日に行った長後にある油そば屋さん。



この油そばを食べた後は茅ヶ崎のスーパー銭湯にも行っています。



お好み焼き作戦で節約した分は、この辺りで帳消しとなりました。







続いては回転寿司。



お仕事終わりに近くのはま寿司で。







その2日後、





後輩と横浜へ飲みに繰り出したのです。



再三に亘って「奢れないからね!」と金欠アピールをしていたので、きちんと割り勘で過ごせました。





そしてあろう事か終電を逃してしまいまして、、、横浜に飲み行くと毎回朝帰りになるからホントは気が乗らんのよね。




まだ真っ暗な横浜で途方に暮れたのです。







夜明けを待って海老名行の始発列車で爆睡。





金がピンチだと騒いでおきながら、





腹いせに蕎麦を食べて帰宅しました。



楽しいからいいんだけどね。






朝帰りをした日の夜には、





ネコチャンと遊び、




労働を少し挟むと3連休。








地元の美味しいお蕎麦屋さんで昼間を食べ、








その夜には小田原に戻って飲み会。






そして翌日には、







ドライブがてら海老名のららぽーとへ。




欲しかった部屋着や芳香剤を買い揃え、ホクホク顔で帰宅しました。






そこから1週間ほど労働を挟んだある日、




映画を観にきました。



観に行ったのは『デデデデ』の後編。



そろそろ行かんとなぁなんてボンヤリ考えていたら、いつしか上映は21:30〜の1本だけに。



これは!もーすぐ終わってしまうやつや!と慌ててTOHOへと出向いたのでした。



やっとメシ以外の写真出てきた。






そしてまたメシです。




これは25日。


ふと思い立って味噌ラーメンを食べてきました。



なんだかんだで結局味噌がいちばんなんだよね。







その翌日は"最寄りの避暑地"こと快活CLUBで漫画day。




映画『デデデデ』にえらく感銘を受け、原作も読んでみようと思い立った次第です。




さすがに全12巻を読破することはできなかったので、後半は持ち越し。




映画とはエンディングが異なっているそうなので、迂闊なネタバレに注意せねばなりません。






漫画dayを経た翌々日、またまたネコチャンのところへ遊びに行きました。




友達ともついつい話し込んでしまって気付いた時には深夜の3時半。




お互いに次の日(日付変わって当日)が夜勤だったので慌てて解散。





眠りについた頃には窓の外が明るかったな…( ˊ̱˂˃ˋ̱ )








ここまでを振り返って、冒頭にて「金がねぇ」と騒いでいた理由がよく分かったと思います。




またご飯キャンセル界隈に名を連ねる羽目になりそうです……。













式根アイランド3日目!



あっという間に最終日です。



前回の来島時に行けなかった"唐人津城"や"御釜湾"のリベンジを果たすことができました。






現在時刻は11時。

宿のおばちゃんに「12時半までには帰ってこい」と言われているので、あまりのんびりもしていられません。





そのことを頭では重々承知しているのに、この島がそうさせてくれません。



自転車を5分ほど走らせて"大浦海水浴場"にやって来ました。



ずーっと崖の上から海を見続けていたので「近くで海を見たい」とリクエスト。




どこへ行くにも片道数分で事足りるのが式根島。








磯遊びをしているファミリーがいました。



伊豆諸島で我々以外の観光客を見かけると不思議な感じがします。



本格的に伊豆諸島巡りを始めたのが2020年の秋だったので、一般の観光客に慣れていないんだよね。



そんな時期に島に来るのなんて変な人ばかりだったし。







続いては"地鉈温泉"。



先ほどの海水浴場から5分で着きました。



門限まで1時間を切っているのに、これから温泉に入るというのです。





自転車を止めたら名前の由来ともなった岩を鉈で割ったような小道へ。







すごいでしょ、この眺め。



これが江ノ島にあったら大変なことになってるね。




急な階段を下りた先にあるのが、




名湯"地鉈温泉"です。



波打ち際の岩場から源泉が湧いていて、海水で埋めて入浴するという野性味溢れる温泉。



なので干満によって温度がまるで違うみたいです。



24時間無料で入れますが、水着着用は必須。



しかし約30年前の高潮で更衣室がぶっ壊れたので、岩陰で着替えねばなりません。







分かりづらいけれど、温泉が湧いているところ。



源泉の温度はかなりのものなので、とてもじゃないけど触れることすら出来ません。



昨日立ち寄った"松が下温泉"は、ここのお湯を引いています。







友人が温泉を堪能している間、海を見てぼんやりと。



温泉から海までは数mの近さ。




野生動物が傷を癒すために入浴していたなんて定番のエピソードもどこかで語られていた気がします。











10分で入浴を終えると、再び自転車をかっ飛ばして集落へ。






と、その途中にある"石白川海岸"で写真を撮り、商店でアイスタイム。



この商店の斜向かいにレンタサイクル屋さんがあるので、ついでに自転車を返却します。



宿までは商店から歩いて1分の近さ。






おばちゃんの言う門限に間に合い、そのまま港まで送ってもらいました。








この旅3度目の"あぜりあ丸"に乗って式根島とはお別れです。



滞在24時間とは思えないくらいの満足感だった。




これから約3時間半、神新汽船で下田港を目指します。





例のマグロフィーバーのせいか船内は釣り人だらけ。



あとバズーカみたいなカメラ持った野鳥撮影家の方々。







おそらく観光客は我々だけだったんじゃないかな。




船内の釣り人に囲まれながら式根島の商店で購入した海苔弁当と揚げパンをいただきます。




もちろん酔い止めも抜かりなく。






メシを食べたら後は寝るだけ!







16:30 出発地の下田港に帰ってきました。



一昨日ここから旅立った時は宿が決まってなかったんだよな。。。



案外なんとかなったのは運が良かったからなのか、オフシーズンだったからなのか。




で、過去10回の伊豆諸島旅と異なるのは、下田から小田原まで車を運転して帰らねばならないという点。



そのために気合を入れて仮眠しておきました。








白濱神社で無事に旅を終えられた感謝の参拝をし、小田原でラーメンを食べて解散としました。




連休あったら下田まで車を走らせて、"ぶらっと離島旅"なんてのもこれから出来そうだな。




それぞれ2度目の上陸だったのに、しっかりと満足させてくれました。




ますます伊豆諸島のことが好きになっちゃうね。









完。