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シーラカンスと僕

ちょっと空いた時間に読むブログを目指し、ちょっと空いた時間に更新します。




9月だ!!!





ようやく涼しくなってきやがった!!!



これよ、これ。



人類はこれを待ち望んでいたんだと声を大にして言いたくなるような気候になりました。



酷暑に次ぐ熱帯夜なんてすっかり忘れたかのように過ごしています。




どうせ四季がなくなるんだったら"秋秋秋秋"でお願いしたい。





そんな9月ですが、驚くことに写真が全然ねぇです。


これはシンプルな話で、生活圏外に出ていないからですね。


8月末の18きっぷ乗り鉄以降は『足柄平野ときどき沼津』みたいな毎日を過ごしています。



労働づくめというわけでもないので、単にキッカケが無かったという事に尽きるのかな。


もちろんアルバイトも継続中。


今月は5万7千円を稼がせていただきましたァ。









では少ない写真と共に振り返っていきましょう。




#今月の一杯


5日に鴨宮にある町田商店へ行ってきました。




以前行ったとき美味しかった印象がなくて、しっかり味わおうと入店。



少し嗜好を変えて味噌ラーメンにチャレンジ。



ライス付けてお会計は1000円弱。





完食して思ったのは自分の舌に狂いは無かったという事と、もう二度と来ないだろうという事ですかね。








ラーメンから2日後、ここは三島にある焼肉屋さん。




アルバイト先の社長さんの鶴の一声で突如やって来ました。




お安くはないであろう焼肉屋さんに総勢8人でゾロゾロと入店。











写真で伝わるでしょうか、、、とてもよいお肉である事が。



ヤングカルビだとか、上ロースだとか、特上ハラミだとか。。。



中でもタンがこれまで食べた事ないくらい美味しかった。



お会計額は聞かなかったけれど、こういう機会でもなければ滅多に行く事はないだろうなぁ。








そのまま実家に泊まり、






翌日は地元フレンズでドライブへ。



富士宮でハンバーガーを食べて、そのまま牧場でジェラート。



食欲に溺れた土日でした。














で、そのちょうど1週間後。




どん。



やらかしました。


この謎タイミングでコロナにしっかりと感染しちゃいました。



忙しくし過ぎて免疫が下がったところへウイルス貰っちゃったんかなぁと反省しながら5日間ほど自宅療養。


家にこんなにも長い時間いたの久しぶりかも。


寝てる時間を除くと自宅の滞在時間が1日2時間に満たない日とかザラにあったからな。


飲み薬は保険適用で16000円。


下唇を噛みながら現金でお支払いをしました。



望まぬ形で有給休暇を消化し、特段後遺症もなく復活したのが20日の出来事。








そしてその数日後、






友人の結婚式でディズニーランドまで行ってきました。




今年の5月以来のディズニー。



それが13年ぶりとかだったのに、こうも高頻度で行く事になるとは。




結婚式は園の外にあるホテルだったけどね。







なにからなにまでディズニー色が強め。




キャラクターも勢揃い。




ミッキー&ミニーなんて登場してハケてを3回くらい繰り返してたからな。



さすがに「もうええわ」と言いかけたね。




式場代とかもきっと安くないんだろうなぁと無粋な事を考えながらパンをお代わりしました。









帰りはロマンスカーで。



秦野まで750円。







帰宅後は即爆睡。






翌日はアルバイト、翌々日は本業と日常がすっかり戻ってきました。







今月のシメは日乃屋カレー。



そもそも美味しい上に大盛り無料のサービスが有難くて定期的に通っていたお店です。




しかし1年ほど空いてしまったので、ワクワクで店に入るとしっかりと値上げがなされていました…。



味は変わりないのが救いだったんだけど、カレー1000円かぁという邪念に蝕まれながら完食。





これ副収入なかったらキツかったと思う事が増えてきた気がするな。





スーパーにお米が復活きたけど価格は倍のままだし。




はぁ。











夏だ!!!


18きっぷだ!!!




というわけで乗り鉄に繰り出してきました。





今回のお目当ては磐越西線を走る『快速あいづSATONO号』です。



土日を中心に郡山と喜多方の間を1日1往復しています。



今年の春にデビューしたばかりの新参者。



もちろん新造ではなく過去に青森を走っていた観光列車をリニューアルしての登場です。










入線してきたのは約10分前。



最近のJR東の観光列車と言えばこの顔。



一昨年乗った"リゾートビューふるさと"も似たような顔してたっけな。




2両編成で、普通車とグリーン車を1両ずつ繋いでいます。



喜多方寄りの普通車が青色、

郡山寄りのグリーン車が緑色のわかりやすいカラーリング。



客単価を上げようとする狙いが透けて見えるのがいいですよね。





早速乗車。






なんと偶然にも進行方向の最前列でした。



客席と運転席の間にはちょっとしたフリースペースが用意されていて、そこからも眺望を楽しめるようになっています。



普通車はもちろん全席指定制で、2+2の座席配置。



この日は9割近くが埋まっていました。







グリーン車がこちら。



各ボックスシートに仕切りがつけられているので、半個室のような雰囲気。



ただリクライニングしないし、なんだか狭そうなので普通車の方が乗り心地は良さそう。








郡山を10:05に出発。






大きな窓ガラスには福島の田んぼが広がります。




これが令和のワイドビュー車両か。。。








途中の安子ヶ島駅では17分の運転停車。



その時間を利用して郡山行の列車と行き違いをして、会津若松行の"快速あいづ1号"に道を譲りました。



磐越西線は単線なので、こうした列車行き違いが何度かあります。








生憎の曇り空だったので磐梯山の山頂付近は雲に隠れてしまいました。



晴れてたらめっちゃいい景色だろうなぁ。



こればっかりは仕方ない。



でも夏と田園風景の挨拶は抜群だな‼︎







郡山を出てから1時間で猪苗代駅に到着。




乗り降りはゼロで駅員さん達のお見送りを受けて発車しました。



意外だったのは同業者っぽい人が少ないこと。




18キッパーは観光列車にあまり興味がないのか、それとも認知度が低いのか。。。









磐梯山が車窓の後方へ過ぎていった頃合いで車内販売が回ってきました。



久しぶりに車販のワゴン見たなぁ。




まぁなにも買わなかったんですけれども。







会津若松に着いたのは11:40。



ここで5分停車。



進行方向が変わります。



ここで大半が降りるのかと思いきや、案外そんな事もなく。



ホームに下りて伸びをしたり、写真を撮ったりして車内に戻っていきました。










会津若松を出てからも田園風景は続き、時刻通りに終点の喜多方に到着しました。



郡山からの所要時間は約2時間。


これは観光列車としてはちょーど良すぎる。



この"SATONO"は山形の観光列車を担当する事もあるんだけど、そっちは片道40分で終点に着いちゃうんだよね。



流石に短すぎるって事で会津の方を選びました。







改めて見るといい色してるね。



東京からも訪れやすい上に、会津は魅力的な所なので是非とも根付いて欲しいものです。





ちなみに新潟方面に乗り継ぐ列車はないので、ここで与えられた選択肢は改札を出るか会津若松に折り返すかの2択。


我々は18きっぷの特性を活かし、会津若松行の普通列車に乗り換えました。




















性懲りも無く青春18きっぷで乗り鉄をしています。



373系目当てで"ホームライナー"に乗って終点の浜松まで移動。



ここからは引退目前の211系に乗って帰ります。



しかし特急車両の373系と違って211系を使った列車に当たるかどうかは運次第。


他の形式と共通の運用を組んでいるので必ずしも乗れるとは限らないのです。






なんて言いつつ、



どん。



当たっちゃうんですね〜。



これが引き寄せの法則ってやつですか。





まぁ40分待ったんですけど。















ここぞとばかりに写真を撮りまくり。



新しそうに見えてデビューからそこそこ時間の経っている313系とバディを組んでいます。




異なる車両同士の連結は長年静岡地区特有のものでしたが、近年ではあちこちで散見されるようになりました。










この電車が浜松を出るのは21時前。


夏休み中ということもあってか立ち客が出るくらいには混み合っていました。





とは言え掛川を過ぎた頃にはご覧の空き様。



静岡地区は短距離利用が主なので、大抵は2〜3駅進んだら半分くらい降りちゃうんだよね。



そんなことも知らずに外野は快速ばっか求めやがって。








静岡からもドドドっと乗車があるも、草薙清水で8割が降りました。



ほら快速なんて必要ないじゃないか。




清水を出ると富士まで乗り降りは一切ありません。



あれっこの区間ノンストップでも…??











約2時間たっぷり211系を楽しんで沼津で降ります。



たぶんこれが最後になるんだろうな。




沼津でもここぞとばかりに写真を撮りまくり。




駅の高架化工事が本格化したら、この見慣れた景色も過去のものなってしまうと思うと切ないなぁ。









発車を見送ります。



まさか沼津の駅でこんなに写真をパシャパシャ撮る日が来ようとは。





駅の古めかしい構造物も、電車のカラーリングも全てが安心感しかない。








反対側のホームにも211系がいたので、ついでに何枚か写真を撮りました。




風前の灯だなんて聞いていたけど、、意外とまだ残ってるのかな。















ちなみに翌日の帰りに乗った電車も211系でした。




やはり慣れ親しんだ車両だけに引退は寂しいけれど、最後に心ゆくまで満足できました。






これで俺の中の葬式鉄が鳴りを潜めてくれるといいんだけど……。


















この期に及んで18きっぷを購入し、乗り鉄をかましてきました。




目的は老い先の短い373系と211系。


こういう機会でもなきゃ地元を走る車両に敢えて乗ろうとも思わないだろうからね。


もちろんいい意味で。



211系の方は運用が固定されていないので、運に身を任せることにします。








まずは373系から。







選ばれたのは"ホームライナー"でした。



沼津から浜松までを走る"3号"に乗ります。


ロングランでしょ。




それでいて追加料金は330円。


こんなお安くていいんですか…っ。




首都圏では消滅したライナー系の列車も地方では現役です。



何年か前に専用の前面幕が用意されました。








やはり地元を走る唯一の特急車両なので愛着は人一倍。




まじまじと写真を撮ることなんて無かったけれど、これで最後かもしれないという気持ちがカメラを起動させます。




なんて言いつつ"特急しなの号"の新車が増備されるまで安泰だとは思うけどね。









方向幕はシンプルなもの。



それでもただの「ホームライナー」じゃなく「浜松」までちゃんと記載あるのえらい。




ちなみに「ホームライナー浜松」は下り列車、「ホームライナー沼津」は上り列車しかそれぞれ設定がないのはお気付きでしょうか。






それでは車内に乗り込みます。






これよ、これ。



一体乗るのはいつぶりなのやら。




コロナ以降ホームライナーは全車自由席になりました。



なので好きな席に座り、前座席のポケットに整理券を入れておけば検札もありません。






乗車率は沼津発車時点で1車両に20〜25人前後。



意外にも18きっぷユーザーっぽい人は3割くらいでした。



これに乗ったとて名古屋辺りまでしか行けないからね…。





程よくリクライニングを倒して浜松までの1時間40分を楽しみます。






各停車駅でじわじわ乗車があります。



やっぱ大きく入れ替わったのは静岡だったかな。




印象的だったのは、富士から乗ってきて島田で降りていった1列前のお客さん。




新幹線は止まらないし、各駅停車だと時間がかかり過ぎるのでホームライナーは渡りに船な存在なのかも。




373系余ってるんだし、もーちょいホームライナー増やしてもいいんじゃないかな。




コロナ前はダイヤ改正の度に増発を繰り返していたのに。。。









藤枝を出ると窓の外から光が減っていきます。




牧之原台地を越えて市街地に戻ってきたと思うと、袋井・磐田を経てあっという間に浜松が見えてきました。





到着前に「浜松到着後に普通列車の豊橋行になります」と放送が。




ライナーが各駅停車に化ける運用は消滅したと聞いていたので不思議に思いながらホームに降ります。




発車案内板を見て納得。





これまでは2分停車で豊橋行に化けていたのを、浜松で30分止めて続行列車として走らせる運用に変わったんだね。




これ頭いいな。




結果的に373系を豊橋に送り込める上に、混みがちな乗りトク列車の乗車率を分散できるし。





やっぱJR東海しか勝たんな。






このまま下ることも考えたけれど、そうすると宿に困るので大人しく改札を出たのでした。









東京島めぐり第10弾!



その最終章に選んだのは日本で一番遠い島こと"母島"。


これで東京諸島の有人島すべてに降り立ちました。



現地での3泊4日を心ゆくまで満喫し、再び27時間かけて内地へと帰ります。




帰りの海も思わず拍手してしまうレベルのベタ凪。


前回の復路は海が荒れに荒れて酔い止めを追加で飲んだくらい酷かったのに。


おかげで"おがさわら丸"の印象が格段に良くなりましたね。











この日は1日の大半が海の上。


まずは船上からの朝日を拝もうと気合を入れて朝4時に起きました。





う、うーん。。。




最後の最後で曇ってしまったか。




しかも外はとんでもない強風。



船上サンライズを楽しみにしていた同志たちは、窓からチラッと朝日の方を見てはそれぞれの寝台へと戻っていきました。




分かる分かるよ、その気持ち。











比喩とかではなく飛ばされそうな強風の中、手すりを掴みながら甲板に出てみました。



この雲じゃワンチャンすらありませんね…。




そして船が黒潮ゾーンに突入したのか段々と揺れ始めました。



こりゃ起きてても仕方ないなぁと、寝台に戻って二度寝をかましてやります。




なんせ東京に着くまで残り10時間もありますからね。











目が覚めたのは6時過ぎ。


場所でいうと八丈近海です。




そっか、もうそんな所まで帰ってきてしまったんか…。




"おがさわら丸"は結構速度を出すので、他の船だと11時間かかる八丈〜東京を9時間程度で走破してしまいます。




海が荒れてもスピードを緩めないせいで、前回はとても大変な思いをしました…_:(´ཀ`」 ∠):










10時ころにブランチタイム。



ま〜たカップ麺食ってやがるよ。



だってレストラン割高だし、大海原を眺めながらのカップ麺がとてつもなく美味しいんです。。。













いつの間にか船の揺れが落ち着いて、風も穏やかになってきました。




写真1枚目には伊豆大島と伊豆半島。


2枚目には富士山がそれぞれ見えますでしょうか。



これ冬だったらもっとしっかり見えていたのかしら。










東京湾に入ったのは12時頃。





日差しの下へ出てまで東京の茶色い海を見たくないので、ベッドで横になりながらグータラと。




いつしかレインボーブリッジを見に行くこともなくなったな…。




湾内なので船が揺れることもなく、特2等寝台なのでベッドも快適。




寝落ちしないように写真の整理をしたり、音楽を聴いたりして最後の船じかんを過ごします。








そしてそして、時刻は15時。





定刻通りに東京竹芝桟橋に着岸しました!





いやぁ帰ってきてしまった。




約1週間ぶりの東京は湿気がとんでもない。




日差しこそ強かったものの小笠原の方が断然過ごしやすいな。










船から下りた600人弱がスーツケースをゴロゴロ転がしながら一斉に浜松町駅の方へと歩いていきます。



同じ船で一晩を共にしたけど面識はないくらいの絶妙な距離の一体感がたまらなく好き。




前回は船酔いからの陸酔いで記憶が曖昧なんだよね…。




「しんどい」という印象しなかった"おがさわら丸"の評価が自分の中で急上昇。




もう片道24時間なんて余裕だね。













離島帰りの定番"内地メシ"で打ち上げ。



ミスドで暴力みたいな甘さを摂取してから餃子の王将コース。



まだ旅行ハイが続いているので思わず食べ過ぎてしまいました。













これにて3年半に亘る東京島めぐりは完結!





初めて八丈島に行った時、まさかこんなにも離島旅にハマるとは思いもしなかったなぁ。




2回も小笠原に行ってるし。








ここだけの話、島旅にハマる前は自分の中で旅行そのものがマンネリ化しつつありまして。。。




趣味としても飽きる寸前だったものを伊豆諸島と小笠原諸島が引き戻してくれました。




他にも上陸してみたい島はいくつもあるので、この楽しみが尽きることは無さそう。




しかしお金を使い過ぎてしまったので、しばらくは大量の島フォトを見返しつつ貯金に重きを置こうと思います。








完。





 
 
母島旅行もいよいよ大詰め!
 
 
 
3泊4日を過ごした最果ての離島を旅立ちます。
 
 
 

 

 

 

 

 

帰りもベタ凪。

 

 

 

海が一枚の幕みたいになってる。

 

 

 

こりゃ酔い止めなんて必要ないね、なんてフラグっぽいことを言いながらデッキで海風を浴びて過ごします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

どんどん小さくなる島が切ないね。

 

 


程よいタイミングで船内に戻って仮眠をしようと企んでいたのに、鳥や海がそれを阻んできます。

 

 


これで最後だと思うと寝るのが勿体なく感じちゃうんだよね。

 

 

 

 

 

 

 

 

結局仮眠することなく父島が見えてきました。

 

 

 

それにしても我ながら元気すぎる。

 

 

2日連続で朝8時半から登山しているというのに。

 

 

これが小笠原ハイというやつなのか…。


 

 

 

 

母島を出港して約2時間。

 

 

 

 


東京行きの"おがさわら丸"に乗り換えます。

 

こうして比べてみると、その大きさに圧倒される。



 

 



 

乗り換えのための猶予は1時間弱。

 

 

与えられた時間を活用して、お土産を買い足したり食料を買い込んだりします。

 


なのでこのタイミングでバタバタしている人達は間違いなく母島からの乗り継ぎ民というわけ。

 

 

 

 

 


斯くいう我々も乗船したのは出港10分前。

 

 

寝台に荷物を置いてデッキに出ると、既に端まで端まで人でいっぱい。

 

 

仕方なくテイクアウトしていたスパイシーサメバーガーを隅っこでいただきます。

 

 



 

 

 

島中に汽笛を轟かせると、いざ出港のお時間。

 

 

 

 

 


いよいよ小笠原とお別れか…。

 

 

ここ父島でも盛大なお見送りを受けます。

 

 

 

しかし今回父島に滞在したのは僅か1時間程度。

 

正直あまり思い入れもないので母島のお見送りほど感動はしなかったかな。。。

 

 

 


 

 

 

 

 


湾内を出た辺りのタイミングでそそくさと寝台に引き上げます。

 

 

往路は2等寝台を利用したのに対し、復路はワンランク上の特2等寝台にしました。

 

 

これは前回の父島旅行の際、帰りがしんどくて仕方なかったことから得た教訓です。

 

 

 

ちなみに差額は1万円。

 

おかげで昼寝が捗りました。

 

 

 





 

シャワーで汗を流して一休みしていると、この旅行ラストとなるサンセットチャレンジの時間に。

 


 


どん。

 

 


これはサンセットチャレンジ文句なしの大成功といっていいでしょう。

 

 

 

またしても西側のデッキは人でいっぱい。

 

まだ出港から3時間しか経っていないから元気が有り余ってるんだろうなぁ。

 

 


往路で日没を見てる人なんて殆どいなかったぞ。

 

 



 

 

 

 

 

 


甲板に上がってみると、ここも夕陽目当ての人だらけ。

 

 


あと18時間は携帯の電波が繋がらないので、サンセットチャレンジは船旅の数少ないエンタメなのでしょう。

 

 


 

 

マジックアワーを最後まで満喫した後は、父島のスーパーで調達したカップ麺で晩御飯。

 


 

だってレストラン割高なんだもん…。

 



 

 

日が沈んだ後は時計を一切見なくなるので、眠くなってきたタイミングで寝台に戻り「あと半日後は東京の汚い海の上かぁ」と嫌なことを考えながら寝落ちしました。

 

 

 



 

 

 

 

 

 

 

6日目に続く、、、

 

 



刻一刻と母島を去る時刻が近づいています。






出港まで残り3時間弱。



朝っぱらから南崎エリアにある"小富士"に登頂した我々は、のんびりしたい欲求に打ち勝って集落へと戻ります。



余談ですが島に滞在していた3泊4日は全てで快晴でした。



日差しが強いだけで、温度や湿度は東京23区より低いので意外と過ごしやすい。



令和の避暑地は小笠原で決まりか…?









これは都道を走っているときに遭遇した自然に飲み込まれつつある重機。




一体どこの誰が道沿いに重機を置いて帰りやがったんだい。




ここまで植物に飲まれるのに何年くらいかかるんだろうか。








一旦宿に戻ってシャワーを浴びて荷物をまとめます。


スーツケースは宿の方が港まで運んでくれるというので、トートバッグひとつ持って原付を返却。


その足でウミガメにお別れを言いに来ました。




相変わらずキレイな色してやがるぜ…っ。




この時間は潮が引いているのか遠くからでも海中の様子が分かります。



この写真の真ん中辺りに沈んでいるのは岩ではなくウミガメさん達。




近づいてみましょう、




こんなスケスケだと笑えてくるな。



手前の岩っぽいのはサンゴです。




そういえば今小笠原にいるんだと改めて思いました。






出港まで1時間半。







甘いものを摂取しましょう。



ここは先ほどのウミガメ軟禁公園の隣にある"88カフェ"。


パフェと爽やかなドリンクを注文しました。




ちなみに"88カフェ"と書いて「ダブルエイトカフェ」と読みます。



母島だから"88"なんだと帰りの船で気付きました。










思いのほか時間がなくなってしまったので駆け足でボニンブルーミルクを飲み干し、港へと急ぎます。







どこにこんな人おったんや、と言いたくなるような盛況っぷり。



乗船券売り場も長蛇の列。


なんとかチケットを買えたのは出港の15分前でした。




この日の"ははじま丸"は父島で東京行きの"おがさわら丸"に接続する便なので、乗る人とお見送りの人で大賑わい。










乗船した頃にはカーペット席・座席ともに埋まっていたので、隅っこにスーツケースを置いて甲板に出ます。



隣にいた妊婦さんが「頑張って」と声を掛けられていたのを見かけました。



出産のために内地に行くのかな。





写真2枚目は水を使ってコウモリの絵を描いてくれました。



でも、ここのところ雨降らんくて水不足なんでしょ、、、大丈夫なんですかい。。。









12時ちょうど。


小笠原村恒例の手厚いお見送りを受けて出港です。



子供たちが船と並行するように走り、そのまま堤防から海にダイブ。



躊躇う様子ゼロでびっくりしたと同時にぐっと感動させられてしまいました。







手厚いお見送りは続きます。



港が見えなくなると小さな船がピョコっと並んで走り始めました。



そこから大きくお手振りをいただき、最後には海へとダイブされていきました。



船が6日に1本だからこそ出来る手厚さなんだろうなぁ。









帰りもベタ凪な海を2時間。



大都会父島を目指します。








続、、







あっという間に最終日となってしまいました……。




東京島めぐりの最終章と銘打って「日本で一番遠い離島」こと"母島"に来ています。



この島に来ると時間の感覚を完全に失いがち。


電車やバスがないと時計を見る理由ってあんまりないよな。






最終日は引き続きレンタルバイクで島を走り回ります。


24時間パックで6000円(ガソリン込み)。

島の周遊にはちょーど良すぎる。




朝ごはんを7時に食べ、ぐだぐだすることなく宿を出発。



都道を南に進むこと20分。


"南崎"と呼ばれるエリアに来ました。




看板にある通りここは都道最南端。


こういうの興奮するよね。







ここからは徒歩でしか進めません。



バイクを下りて遊歩道へと踏み入れます。



目指すは"小富士"の頂上。



まさか2日連続で朝8時から登山することになるとは…。










15分ほどで少し開けた場所に出ました。






ここは"すり鉢"と呼ばれています。



森を抜けると島の日差しが容赦なく降り注いでくるので東屋の存在はホントありがたい。



"すり鉢"の成り立ちを教えてくれる看板が見当たらなかったんだけど、大昔の火口か浸食で作られたのかね。






こう見えて時間に追われているので、休憩もそこそこに再出発。



冒頭で「時間の感覚失いがち」なんて言っていたのがウソみたいなるやん。







登り始めてから約40分。


頂上エリアに着きました!





見てくれよ、この空の色を。



見てくれよ、この海の色を。





そしてとにかく日差しが強すぎる。


5秒で日焼け止めが流れていく。








端っこまで来ました。



先に言っておくと、ここから似たような写真が続きます。



海の深さや太陽光の当たる角度で色が違うのすごいよね。











眼下には南崎が見えます。




確か立ち入るのはダメなんだっけな。




その手前にある海岸には割とすぐ行けるので、帰りに立ち寄ってみます。









集落の方を向くとこれまで進んできた道が見えます(見えません)。




さすがに港は死角だったけれど、ウミガメが軟禁されている公園や2日目に夕日を拝もうとした鮫ヶ崎展望台は分かりました。






この時点で現在時刻は9時。



帰りの船の出港まで3時間しかないので、いつまでものんびりしていられないのが現実です。







時折吹く風で身体を涼ませながら似たような写真を何枚も撮る時間を過ごします。



時期によってはクジラを見られたりするのかな。






これから宿戻ってシャワー浴びて、荷物まとめて、お土産買って、船に乗らないといけないので名残惜しくも下山を始めます。





結局ここには20分くらいしかいなかったな。









すり鉢を通り過ぎ、一旦遊歩道に戻ってから先ほど小富士の頂上から見えた海岸に立ち寄ります。



やっぱ日差しが遮られるだけで体感温度はかなり下がるね。







林を抜けた先に広がるのが、






どん。



海の透明度については今更言うまでもないよな。





ちなみに写真1枚目に写ってる山が小富士。


こんもりした山の一番上に10分前までいました。






時間帯なのか、立地のせいなのか他には誰もいません。


この環境を独り占めできるなんてゼータクすぎる。



しかし着々とタイムリミットが迫っているので僅か数分で引き返しました。








続、








もう夏も終わりですな。





そんな8月の振り返りでございやす。



なんだか忙しくなってきました。



と言うのも、新しくアルバイトを始めてしまいまして。


休みの日にシフトを入れているので、またしても労働尽くしな日々が戻ってきました。



本業&バイトで忙しい忙しい。



しかし暇を持て余してるよりも、スケジュールが詰まっている方が好きなタイプなので苦ではないんだよね。

 
しかも今回のアルバイトは条件が良いので、気分転換がてら楽しめています。



だから耐性はあるんだけど、自分のやりたい事をやれてない事にはストレスを感じてしまっています。



具体的にはラジオ聞いたり、ブログ書いたり等々…。


小笠原の旅行記を書き溜めていなかったら今頃更新頻度が月2とかになってると思う。


ラジオもなかなか聞けていなくて、1週遅れがザラになっています。



部屋の掃除もまったく出来ていないし。


ってかそもそも家にいないし。



寝るために帰っているようなものなので、もっと家賃の安いところに引っ越そうかなぁなんて考えた事もありました。








そんな今月をダイジェストで振り返ります。




2日は箱根にいました。




これ朝の8時頃なんだけど、心なしか涼しかったんよね。



これ以降「もう夏も終わりですね〜」と各所で言い始めました。






その夜は外食。




モーレツに鯖の味噌煮が食べたくなったので、隣町にあるやよい軒へ猛ダッシュ。








少し飛んで5日。







18きっぷ片手に乗り鉄をしてきました。



ターゲットは、こういうタイミングでもなければ乗らないであろう373系。



夕方の"ホームライナー"で浜松まで。




特急車両に乗ると一気に旅行感強まるね。





浜松からは引退が迫る211系で帰ってきました。



前情報では「殆ど残っていない」なんて聞いてたんだけど、1本見送っただけで乗れてラッキー。



写真もたくさん撮りました。





ここから本業が連勤体勢に入ります。





お盆に入ったところで連続勤務がひと段落。




あろうことか箱根に出向いてしまい、その帰り道ではしっかりと渋滞に捕まりました。







そして更にあろうことかお盆期間にスーパー銭湯へ。





特別料金1600円という文字を前に身が固まりましたが、ここはエイヤっと入浴。



果たして正解だったのだろうかと何度も考えました。







翌日は本業もアルバイトも休み。



これは出掛けるしかないとドライブを敢行しました。







うどん食べて、アイスも食べます。



まだまだ夏真っ盛り。


アイスが美味いのなんのって。



伊勢原にある柏木牧場という所でいただきました。









シメは座間のひまわり畑。



この2日前まで"ひまわり祭り"が行われていたので、見頃だろうと意気込んでやって来ました。



結果的には大正解。




いい1日になりました。









その翌週。



外食&外食。



副収入があるという心の支えが財布の紐を緩ませます。






その数日後、









再び18きっぷを取り出して乗り鉄&乗り鉄。



この春にデビューした"SATONO"という観光列車と、古株"ばんえつ物語号"にそれぞれ乗ってきました。



これは後日別記事にまとめます。






8月最終週に差し掛かると雨&雨。





そんな中、御殿場のアウトレットへ。



道中では前が見えなくなるくらいの豪雨に見舞われましたが、現地ではそんな事なく。



セットアップの服と金木犀の香水をお買い上げしました。




調子に乗ってクレープまで食べてしまい、2日分のバイト代が彼方へ消えていったのでした。











母島旅行4日目!



なんて言ってますが現地では時計もカレンダーも気にしない時間を過ごしていたので、いまが何日目なのか曖昧になりがち。


小笠原は国内旅行で唯一時差ボケを起こす場所なのでは。





この日はレンタルバイクに跨ってお昼から島内を北へ南へ走り回っています。




現在時刻は17時。



たまたま見つけたカフェのテラス席で涼んでいるところ。



居合わせたおばちゃんのマシンガントークを聞いていたら1時間経っていました。



直射日光が遮られてるとは言え、長くいると汗はじわじわと出てきやがります。








帰ろうとテラス席から戻ると、ワンちゃんがお見送りしてくれました。



「かわいい〜」なんて言いながら近づいたら足をベロンベロン舐められる展開に。



これまでなら反射的に飛び退いていたところだけど、最近猫との触れ合いで耐性がついているので黙って舐められる方を選びました。



ちなみにその様子は"ペロペロ"ではなく"ベロンベロン"です。









それにしてもいい天気。




こりゃようやく母島サンセットが拝めそう。





写真は日没1時間前のもの。



小笠原の太陽つよすぎる。








サンセットを待つ間、近くの森に入ります。



都道に面しているはずなんだけど、こうも鬱蒼としているとは。



太陽光が遮られるせいで暗いだけでなく、全体的にジメジメとしています。







日没までの間を"戦跡"巡りに活用。



ちょっと都道から逸れるだけで砲台や壕が当たり前のようにあります。



80年経っても原型を留めてるのすごい。



これもいずれは朽ちていくのかな??












階段や弾薬庫は自然に飲み込まれつつあります。



おそらくこの辺りに兵舎があったのかな。



戦時中は9000人もの兵士が母島に滞在していたそうな。



今より劣悪な環境だったため餓死してしまう兵士の方が多かったんだとか。








気付けば時刻は18時。



森の中にいると時間の感覚が分からなくなる。




母島で拝む最後の夕日はこの"sunset theater"に決めました。



夕焼けスポットに「シアター」って付けるの珍しい。





太陽が傾くに連れて同じく夕日目当ての人たちがパラパラと集まってきます。






そして母島サンセットチャレンジの結果がこちら。









はい、ありがとうございます。



ありがとうございました。



 

母島サンセットチャレンジ、文句なしの大成功でございます。





欲を言えばグリーフラッシュ現象を見られたらな尚良かったんだけど、さすがにそれは叶いませんでした。








さて、宿に戻ったら最後の晩餐です。



なんとハンバーグでした。




そして疲れた身体に染みる味噌汁の美味いこと美味いこと。



大盛りご飯をペロリと平らげました。






食後ひとやすみしたら島最後の夜を名残惜しそうに歩き回ります。



港をうろうろと徘徊し、ウミガメを見に行くも暗すぎて何が何やら分からず。




〆に一昨日も行った旧ヘリポートで星空を見て、帰りたくねェなぁと心から思ったのでした。












5日目に続く、