集合は朝の8時半。
宿へ迎えに来てもらい、そのままツアーが始まります。
複数あるツアーの中から"石門ルート"を選択してみました。
"石門ルート"を簡単に言うと森の中を突き進んでいくコース。
母島固有の動植物が多く残っている原生林に分け入っていくので、歩行する道はお世辞にも整備されているとは言えません。
"石門コース"のエリアはこの辺り。
ガイド同伴が大前提なので観光パンフレットにも、歩行ルートの記載はなし。
本来のコースは5〜6時間程度かかるみたいですが、昨年の豪雨による土砂崩れで一部が通行止めに。
これだけで目指す先がとんでもない所であることが伝わったと思います。
先ほどの「石門入口」と書かれた看板から道路を挟んだ反対側の景色がこちらになります。
相変わらず青すぎる。
小笠原の青い海のことを"ボニンブルー"と言います。
覚えておくように!
では石門ツアーのはじまりはじまり。
水の枯れた沢に沿って登っていきます。
写真2枚目は母島固有のカタツムリ。
名前は忘れましたが、小笠原だけで50種にも及ぶ数のカタツムリが生息しているんだとか。
ちなみに山に入った瞬間から携帯の電波はずっと圏外です。
森の中というより薮の中を進みます。
時折ひょっこりと視界が開けるポイントも。
ガイドさんがコース内に生えている植物についての解説をしてくれるので、登山中も多角的に楽しめます。
ひたすら緑に囲まれて前進していくので、写真は二の次三の次。。。
というか、後になって写真を振り返ってみると何を撮ったんだか判らないものばかり。
やはり肉眼に勝るレンズは無いということです。
途中標高400mオーバーの堺ヶ岳にも登頂しました。
頭上を植物に覆われているので日差しは遮断できていますが、石門コースは湿性の森。
常にジメジメとしていて不快な汗も滲み出てきます。
頃合いを見計らってランチタイム。
宿の方に用意してもらったお弁当を頂きました。
結局おにぎりが1番おいしいのよ。
なんだか似たような写真ばかりだな…。
土砂崩れで通行止めになっている場所で折り返し、「石門入口」に戻ってきたのは13時頃。
時間が余ってしまったので別の所も案内して下さるそうです。