MPM-8 メガトロン
今回はトランスフォーマーマスターピース実写版(MPM)より、MPM-8 メガトロンのご紹介です。
初の実写化でアニメのまろやかなメガトロンとは打って変わり残虐無慈悲かつ狂暴さで度肝を抜いたメガトロンがMP化されました。
劇中では北極に氷漬けになっているところを発見され、セクター7管理下で現代まで冷凍されていました。メモリーカードなど現代のテクノロジーはメガトロンのボディーから開発されたとされています。姿かたちはサイバトロン星モードで地球のビークルをスキャンしておらず、とげとげした細かいディテールのボディーが特徴でした。そのキャラクターがMP化されるとは、すごい時代になったものです。
<パッケージ表>
<パッケージ裏>
【MPM-8 メガトロン ロボットモード】
パッケージにはロボットモードで収納されています。
まさに実写1作目に登場したとげとげした細かいディテールのメガトロンを忠実に再現しています。
サイズは後述しますが、リーダークラスより大きいサイズとなっており大迫力です。
一見、これは変形玩具なのか?と思うような実写再現度の高いロボットモードです。
頭部も実写1作目のメガトロンを細かく忠実に再現しています。
頭部の接続部分は軸で伸ばして前に移動させることができます。
この軸は外れやすいのが少し残念です。
↓↓↓ 上に持ち上げます。
↓↓↓ 前に倒します。
頭部を前に倒すと、顎とボディーの干渉がなくなり、口を開くことができます。
細かく枝分かれしている指や爪も再現されています。
指二本には関節があります。
<全体的なディテール>
細かい骨格ディテールが隈なく施されています。
つま先はダイキャストでできています。
長いウイングパーツをパタパタと折り畳みロボットモードでは大きく目立たないくらいまで収納されるのが凄いです。
メガトロン アクション!!
まさに映画から飛び出てきたかのようなアクションが決まります。
取り外したジョイント穴に付属の武器パーツを取り付けられます。
付属の武器は展開して砲身を伸ばすことができます。
この武器パーツも細かく良くできていますね。
↓↓↓ カバーを開いて砲身を伸ばしていきます。
↓↓↓ 伸ばし切ると、かなり長い砲身になります。
両腕のジョイント穴に固定すると、劇中終盤のオプティマスプライムとの闘いで披露した攻撃形態にすることが可能です。
延長チェーンパーツが付属します。
同様に腕のジョイント穴に固定して先端に手首パーツを取り付けると、こちらも劇中で披露した攻撃形態を再現することができます。
セクター7管理倉庫で解凍後に大暴れしたメガトロンを再現できます。
オールスパークが付属します。
オールスパークはメガトロン同様、セクター7がひそかに管理していましたがメガトロンからの強奪から守るため、バンブルビーによって小型に収納されメガトロンから遠ざけられました。
そのオールスパークでとどめを刺されたメガトロンに付属するのも皮肉ですが、MPM-8 メガトロンには劇中同様、胸にオールスパークを収納するスペースがあります。
●胸パネルを取り外すと四角く刳り抜かれた赤いクリアパーツ部分が露出します。
オールスパークをはめ込むことができます。
劇中最後、サムにオールスパークを胸に当てられとどめを刺されたシーンも再現できます。
(オールスパークを収納したまま胸パネルを閉じ、変形させることができます)
武器パーツは腰に、延長チェーンパーツは背中に固定させておくことができます。
MPM-8 メガトロンを変形させていきます。
変形工程で特に好きな部分をご紹介。
●さらに肩・頭部部分を上げるとビークルモードの機首が折りたたまれて収納されています。
●伸ばした機首部分を左右密着させると長い機首になります。旧玩具のように機首部分が背中に丸だしではなく、ボディー内に収納されるのは無駄のない素晴らしい技術だと感じました。
【MPM-8 メガトロン ビークルモード】
エイリアンジェット機に変形します。
地球ビークルをスキャンしていないためサイバトロン星モードですが、いかにも地球外のデザインになる劇中設定も忠実に再現しています。
細かい骨格ディテールでできているロボットモードからしっかりと劇中同様のエイリアンジェット機に変形させる技術設計が凄いです。
付属武器を機体後部の両足の間に挟んで固定させています。武器もビークルの一部になるのが良いですね。
旧玩具やコンセプトアート同様、メガトロン頭部が機首根本に配置されています。
ウイングとビークル後部を繋ぐパーツも再現されています。この工夫も地球外のエイリアンジェット機をより再現してくれていますね。
ロボットボディーに収納されていたとは思えないくらい長い機首もかっこいい。機首先端は軟質素材になっています。
複雑なディテールのプロトフォーム型ロボットモードから長い機首・ウイングを持つエイリアンジェット機に変形するといった、まさに劇中通りのメガトロンをここまで忠実に再現してくれるとは、、、さすがはMPシリーズです。
<MD-01 メガトロンとの比較>
MD-01 メガトロンも発売から12年経ちましたが、いまだに名玩具です。MPMではさらにさらにブラッシュアップされ完全新規造形で復活しました。
究極版のMPM-8 メガトロンと初代を並べられるのは感無量です。
<他のディセプティコンMPMキャラと>
MPM-01スタースクリームはもともとは初期MPMで現在の路線とは違いますが、MPM-8 メガトロンとのサイズ比は劇中をよく再現しているように感じます。MPM-5バリケードが小さく見えますね。ディセプティコンも着々とMP化させるのはうれしい限りです。
<MPM玩具で適当に劇中再現>
「人間どもにオールスパークを盗まれました」
MPM-4オプティマスプライムと。
実写1作目の因縁対決がMP玩具で再現できるとは、テンションが上がります。
身長もメガトロンのほうが一回り大きく、劇中通りの大迫力な戦闘シーンを再現できます。
「人間どもとともに滅びるがいい!」
地球ビークルに変形しないキャラとしては初のMP化となったメガトロン。
実写劇中通り、全身とげとげの骨格むき出しロボット形態からエイリアンジェット機に変形させる技術設計は見事です。
MPMではMPM-4オプティマスプライム 、MPM-6アイアンハイドが調整が必要な玩具でしたが、MPM-8 メガトロンは調整の必要もなく、ストレスなしで遊べるMPMに戻ってくれました。