第2部「The Beauty of Life〜葉っぱのフレディより〜
ホールが1日しか取れていないのに
作品をやるのはかなりハードな話で💦
でも年々ハードルが上がる作品作り。
周りの期待もあり、子供達にも「作品は何やるの?」と聞かれると頑張ってしまう。
ただ本当に今回は台本が書けなくて苦しかった。
「いのち」というテーマはあまりにも大きくて
考え方によっては宗教色が強くなったり、違う捉え方をされてしまったらどうしようと思ったり。。
これまでの経験や思い出、生徒たちの事を考慮しながら、何度も何度も 書いては消し を続けていました
そんな最中、生徒のおじいちゃまが。。親友のお父様が。。とお別れが続き、絵本「葉っぱのフレディ」とリアルな世界が身近で次々と繋がり、一気に台本を書きあげることが出来ました。
私の大切な人達のご家族のお別れ。
ご冥福をお祈りすると共に、そのお別れが作品に息吹を与えて下さった事に感謝の気持ちでいっぱいでした。
生徒たちとは作品に対する勉強の時間を取り
たくさんの質問を投げ
各チームで話し合い、発表して貰ったり。。
毎回そうだけど「バレエの発表会ってこんな事しないよな😆」と思いながらも、ただ踊るとかテクニックを見せるだけの舞台は大嫌いな私。
みんな一生懸命考え、応えてくれました。
でも今回小学3年生の生徒が「発表会でも学ぶことがあるんだね」とポロっと言ったことがあって。
すごく嬉しかったです。
そしてその子が稽古を重ねる度にどんどん輝いていった事も、周りがその影響を受け、1人また1人と変わってきた事。。
きっと本人達の中で稽古を重ねる度に
自分の意志が明確になり、自覚と責任感が出てきて
何をやらなければならないか!を理解してくれたんだと感心しました。
半年の時間をかけて作ってきた作品。
積み重ねていく作業は簡単では無いけれど
この時間は必ずこの子達の未来の力になるはずです
第1部 小品集「私の宝箱」
Little Dancer/Allonge Ballet Performance
Team kanako2024始動
1/6(土)稽古初めは
Team kanako横浜・目白class集合。
4月の発表会に向け
早速、第1部opening〜各小品集の実寸・通し稽古でした
年明けからいろんな事が起きていますが
稽古が出来る事に感謝し、精一杯頑張ること!
をみんなで約束。
出張の為、宮崎から上京していた 矢野恵理奈が
急用で稽古開始に遅れることになった私に代わり
ウォーミングアップをやってくれました。
ばっちり宮崎弁で😅
事情を知らなかった生徒たちは
それはそれは緊張感溢れる状況😅
でも、凄くいい雰囲気でした。
恵理奈パワーに拍手と感謝!
音響・神谷さんも稽古に入って下さり、第1部の流れをみんなで確認。
控え室では保護者様が、オープニング頭飾りの製作に取りかかって下さっていたり
大きな施設内での稽古なので、小さな子供達の移動を役員ママが段取りよくやって下さったり
稽古場への送迎含め、全ての動きが皆さんのお力添えのもと行われていること。
お陰様で私は稽古場にこもり、発表会制作に集中出来る環境に感謝
これまでたくさんのバリエーションを踊ってきた恵理奈はソロの子達に的確なアドバイスをくれ
生徒達は、恵理奈のテクニックを見て学ぶ
私1人では出来ない 細やかなフォロー。
とても助かりました。
短時間で生徒たちに変化が起きました。
こういう時に生徒たちの様子がより客観的に見えます
必死に何かを学ぼうと喰らいつく子
自分の事ではないからと温度の上がらない子
私が言ってくれるのを待っているような子etc
本番までの過程でどう成長出来るか?
挑戦する事にこだわれるか?
それが大事だし、それは未来に繋がること。
勿論私自身もです。
2部の作品作り頑張ります😅私も挑戦します
たくさんの方が応援してくださってます
今年も頑張りましょう!
2023年の終わりに。。
2023年が終わるという実感があまり無い状況です
今日も先程までスタッフと来年発表会の音編集と打ち合わせ。
でもとても良い話合いが出来、来年に「希望」が持てました
ある意味。。独身だからこんな時間配分が出来るんですよね。
食事も終わり、今やっとゆっくり1年を振り返る時間
今年は目黒雅叙園でのAllonge10周年パーティで始まり
3月には4年ぶりに宮崎へ飛びました✈️
5月には矢野ゆきこバレエ35周年記念公演も出来
両親の金婚式も家族みんなでお祝い出来ました🥂
東京に戻ってからすぐに横浜classは恒例のお祭り
このイベントも4年ぶりでした。
6月からは未就学児とパパママの親子classを開講!
新たな挑戦が始まりました。
新たな挑戦は他にも!
秋にプロのミュージシャンの方々のステージに
横浜classの生徒8名が立たせて頂きました。
そして来年の発表会日がポン!とまた急に決まりまして
年末まで第1部の振付を終わらせる!!
22曲を仕上げました💦
今私の頭の中は第2部の作品台本作りでいっぱいいっぱいです。
本日音編集をやり、20曲の演出・振付が待ってます。
全て自分で決めた事!
自分と生徒たちの挑戦!がんばります
本年も生徒たちは心身共にたくさんの「成長の姿」を見せてくれました。
いつもお力添えくださる保護者様に感謝です
今年最後にこんな素敵なお手紙とお礼を頂きました。
温かいお気持ちに支えられ、励まされ、頑張れます
本年も本当にありがとうございました。
どうぞ良いお年をお迎えください。
22年の人生の中で19年頑張ったこと
今回卒業するメンバーの中で1番の古株さん
3歳で出逢った彼女は 19年成長する姿を楽しませてくれました。
彼女から発せられる言葉ひとつひとつから蘇る3歳からの思い出に2人で泣きました。
涙が出る程、向き合ってきました。
決して器用な子ではなく
自己主張が強いわけでもなく
妹が先に主役をやっても
お姉ちゃんは地道に続けてきたバレエ。
そんな彼女に15周年記念公演では「主役」を任せた。
ずっと見えていた彼女の中の強い自分軸にかけてみた。
初めて舞台に映像も取り入てみた公演で見事に期待に応えてくれました。
終演後、挨拶に来てくださったお父様から「集中したい!と部屋から出てこないほどプレッシャーと闘っていた」との秘話を聞いて、稽古場では一切そんな姿を見せなかった彼女の強さと、舞台にかけてくれた気持ちに感謝した事は忘れません。
みんなから愛される優しい笑顔とひとあたりの良さ
こんなに綺麗になって。来春からは社会人。
しかも私の人生では出会う事無いだろうなぁと思う方々を相手にお仕事する部署へ。
面接の時にバレエの事を聞かれたそうです
そして「ひとつの事を長く続けてきた事」をとても褒めていただいたそうです。
貰った手紙を読みながら。。
彼女は、ただお金をかけてバレエを習っていただけではなく、稽古場や舞台で仲間と切磋琢磨して過ごす時間の中で、社会に出ていく為の心や生きていく力も身につけてくれたんだなぁ!と自信を持って背中を押してあげたいと思いました。
ありがとう杏樹。