第2部「The Beauty of Life〜葉っぱのフレディより〜
ホールが1日しか取れていないのに
作品をやるのはかなりハードな話で💦
でも年々ハードルが上がる作品作り。
周りの期待もあり、子供達にも「作品は何やるの?」と聞かれると頑張ってしまう。
ただ本当に今回は台本が書けなくて苦しかった。
「いのち」というテーマはあまりにも大きくて
考え方によっては宗教色が強くなったり、違う捉え方をされてしまったらどうしようと思ったり。。
これまでの経験や思い出、生徒たちの事を考慮しながら、何度も何度も 書いては消し を続けていました
そんな最中、生徒のおじいちゃまが。。親友のお父様が。。とお別れが続き、絵本「葉っぱのフレディ」とリアルな世界が身近で次々と繋がり、一気に台本を書きあげることが出来ました。
私の大切な人達のご家族のお別れ。
ご冥福をお祈りすると共に、そのお別れが作品に息吹を与えて下さった事に感謝の気持ちでいっぱいでした。
生徒たちとは作品に対する勉強の時間を取り
たくさんの質問を投げ
各チームで話し合い、発表して貰ったり。。
毎回そうだけど「バレエの発表会ってこんな事しないよな😆」と思いながらも、ただ踊るとかテクニックを見せるだけの舞台は大嫌いな私。
みんな一生懸命考え、応えてくれました。
でも今回小学3年生の生徒が「発表会でも学ぶことがあるんだね」とポロっと言ったことがあって。
すごく嬉しかったです。
そしてその子が稽古を重ねる度にどんどん輝いていった事も、周りがその影響を受け、1人また1人と変わってきた事。。
きっと本人達の中で稽古を重ねる度に
自分の意志が明確になり、自覚と責任感が出てきて
何をやらなければならないか!を理解してくれたんだと感心しました。
半年の時間をかけて作ってきた作品。
積み重ねていく作業は簡単では無いけれど
この時間は必ずこの子達の未来の力になるはずです