22年の人生の中で19年頑張ったこと | 「TUTU」 ma vie de danseuse classique

22年の人生の中で19年頑張ったこと

今回卒業するメンバーの中で1番の古株さん


3歳で出逢った彼女は 19年成長する姿を楽しませてくれました。

彼女から発せられる言葉ひとつひとつから蘇る3歳からの思い出に2人で泣きました。

涙が出る程、向き合ってきました。

決して器用な子ではなく

自己主張が強いわけでもなく

妹が先に主役をやっても

お姉ちゃんは地道に続けてきたバレエ。


そんな彼女に15周年記念公演では「主役」を任せた。

ずっと見えていた彼女の中の強い自分軸にかけてみた。




初めて舞台に映像も取り入てみた公演で見事に期待に応えてくれました。

終演後、挨拶に来てくださったお父様から「集中したい!と部屋から出てこないほどプレッシャーと闘っていた」との秘話を聞いて、稽古場では一切そんな姿を見せなかった彼女の強さと、舞台にかけてくれた気持ちに感謝した事は忘れません。



みんなから愛される優しい笑顔とひとあたりの良さ

こんなに綺麗になって。来春からは社会人。



しかも私の人生では出会う事無いだろうなぁと思う方々を相手にお仕事する部署へ。


面接の時にバレエの事を聞かれたそうです

そして「ひとつの事を長く続けてきた事」をとても褒めていただいたそうです。


貰った手紙を読みながら。。

彼女は、ただお金をかけてバレエを習っていただけではなく、稽古場や舞台で仲間と切磋琢磨して過ごす時間の中で、社会に出ていく為の心や生きていく力も身につけてくれたんだなぁ!と自信を持って背中を押してあげたいと思いました。


ありがとう杏樹。