「行政書士試験に合格するには、どのくらい勉強すればいいのでしょう?」
「1日何時間くらい勉強するのがベストなんですか?」
という質問がよくあります。
このブログで勉強時間に直接言及したことはありません。
ですので、端的に解答致します。
おおよそ800時間を目途に考えて頂けたらと思います。
頭の良い方にとっては、長すぎる勉強時間と思われるかもしれませんが、
まァ、そのくらい必要かなと、私は考えます。
なぜ、800時間なのか。
そもそも、私は、゛このくらい勉強時間を費やしたから合格できる”というスタンスではありません。
そのほかの講師や合格者の多くと同じ考えだと思います。
行政書士試験は、合格率が5~10%を揺蕩っている試験です。
5~10%と聞くと、いかにも難しい試験にみえます。
(実際、巷では簡単な試験と噂されていますが、全然簡単な試験じゃありません。)
とはいうものの、単なる試験であるということも間違いないのです。
それゆえ対策が可能です。
しっかり対策をすれば、誰でも十分合格が可能なのです。
対策の代表的なひとつとして、過去問をマスターすることがあります。
定石中の定石です。
過去問対策をしていない合格者は、いないのではないでしょうか。
過去問をマスターするのには、私は500時間~600時間くらい必要と考えています。
過去問は、最初に解く問題なので、
その前提として、テキストで軽くインプットしてから行うので、
インプットも含めて、500時間と考えております。
(過去問をマスターするの意味については、コチラ 。←クリックできます。)
※なお、余談ですが、過去問は20年分をやっておくのが有力と私は思っているところ、
ここ数年では、20年分の記載されていない過去問が主流のようです。
古い年代の過去問は端的な問題が多く、インプットの確認の要素が大きかったので、
20年分が載っていない過去問が主流の現在では、
基礎知識を固めるのを一層強くしたほうがいいと思われます。
過去問をマスターするのに500~600時間、
残りの200~300時間は、法学検定の問題集、司法書士試験の過去問(民法・商法・会社法)、
模試や予想問題、と手を広げていくことになります。
科目ごとに対策が異なるので、以下を参照にしてみてください。
要するに、試験日は、もう決まっています。
その試験日当日に、試験科目のどこをどう聞かれても全部答えられます、
という状態にもっていく作業が、試験勉強なのです。
その作業を完成させるのには、おおよそ800時間必要と私が考えるということです。
もちろん、もっと少ない時間で、その作業を完成させることができる方もいるでしょうし、
その逆も、また然りです。
結局は、自分の能力と、置かれている環境を総合考慮して、
勉強時間の目安を立てるしかないのです。
人はどうしても、他人と比べてしまう性質があります。
他の人があんなに勉強してるので自分は勉強不足ではないか?、
他の人が勉強してないから自分もこのくらいでいいや、とか、
どうしても考えてしまうこともあると思います。
憲法は、13条の前段にて「すべて国民は、個人として尊重される」としています。
ひとりひとりが大事だといっています。
これが絶対に正しいとはいいません。
地球の環境とか、動植物の保護・保全も考えるべきです。
ケジメというかメリハリをつけて、
他の人が勉強していても、
「私は、昨日まで、しっかり勉強していたんだ。
だから今日は、お休みの予定!」
と自信をもちましょう。
勉強するときは勉強する、休む時は休む。
それを淡々とこなしていきましょう!
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