Tiny Tweaks can lead to Big Changes -18ページ目

知の最先端

知の最先端 (PHP新書)/PHP研究所
¥840
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「知の最先端」
情報の洪水の中、自らの軸を曲げることなく生きるために必要な
知性。その知性について著者が「知の最先端」にいると考える7人
のインタビューをまとめた本です。
...
シーナ・アイエンガー
日本人は失敗を恐れすぎるし、社会も許容しない。
アメリカの良いところは、失敗しても次のチャンスを与えてくれる
事。
アメリカ型の社会を模倣すべきとは言わないが、日本人はもう一
度イノベーションを起こし、あたらしいやり方を模索することであ
る。
日本人は、自身に適した独自のやり方を生み出すのは上手なの
だから。

フランシス・フクヤマ
社会は進化し、政治制度も発展するが、適切な制度は自由主義
であり、民主主義である。
各国によって統治の仕方は違えども、責任ある政府、透明性、個
人の自由という点では共通している。
規制は効率の悪いビジネス環境を温存する。
市場開放はアメリカが言うからではなく、競争がより高い生産性を
生み出すという理由で進めるべきである。

ダロン・アセモグル
国家が繁栄するためには、国民から「収奪」するのではなく、国民
を支える「包括的制度」が必要。
「収奪的」制度から「包括的」制度に移行することによって、成長

弾みがつく。
完全にどちらかという国はないが、日本も「収奪的」な要素が残る
「包括的」な社会と言える。規制が多く既得権が維持されている。
日本の会社は、経営陣を50代60代が占めて、クリエイティビテ
ィを
持つ若者が最下層にいて能力が発揮できないので、意識改革を図
る必要がある。

クリス・アンダーソン
日本には素晴らしい技術と優秀なエンジニアを育てる文化があっ
たが、
大企業が成長し続けるのは難しい。
ペブルという会社は4人の若者が作った会社だが、そのスマー
トウォッチは
ソニーの品質を上回る。
その秘密はスピード。イノベーション的なモデルを考えつ
くと承認を得る必要
もなく迅速に動いた。
今後の企業に必要なのは、その企業の製品を好む人や、会社のヴ

ジョンに共鳴する人を集めたコミュニティをつくること。

リチャード・フロリダ
独自の判断に基づいて複雑な問題解決に取り組む知識労働者-
クリエイティブクラスが台等してきており、そのための都市が必要

現在、最強なのはニューヨーク、ロンドン。
グローバルでありテクノロジー、才能、寛容性があることがクリエ

ティブ都市の条件であり、そういったところに人は集まる。
日本や東京は「クール」という言葉で語られているが、クリエイテ
ィブ
な労働者にとっては自分がありのままの状態で活動できることが
大事なのであって、クールなコミュニティではない。
英語が通じない都市-東京は、どうしても魅力に欠ける。

クレイトン・クリステンセン
日本は、イノベーションジレンマに陥っているが、これは他に
も必ず起こる
事であって、そういう意味では日本はイノベーションジレンマ
7の先進国で
ある。
ソニーの盛田氏やアップルのスティーブジョブスは、市場
ではなく人がやろう
とすることを理解しようとした。
アップルもプロの市場調査を取り入れて、人より数字を見始め
た。
おそらくアップルもソニーと同じ轍を踏むだろう。
人生における諸問題に対し、適切な選択を行うためには自分なりの
理論を持つ必要がある。
意思決定をするためにはデータに基づかなければならないが、テ
゙ータは
過去のものである、将来のためには自分自身の理論、ポリシーが
必要。

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透明性や個人の自由は、すべての国や社会で重要であると感じる。
もっと個人が自由に動けるように、失敗しても次のチャンスを与え

ような環境を作ること、そして他の国から誤解されない、または既

権益に食い物にされないよう、透明化を図る必要性を感じる。
その上で、単純にアメリカを真似るのではなく、独自の文化を築い

行くことが大事ではないか。
ただ、やっぱり英語はもっと勉強しておいたほうが、よさそう。

奇跡の営業

山本正明氏の「奇跡の営業」です。
奇跡の営業/サンマーク出版
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著者の山本正明氏はゼネコンの現場監督から、44歳にして
生命保険の営業マンに転身。
営業経験がなかったにも関わらず、460週連続で新規契約を...
獲得、ソニー生命のトップに登りつめました。

この成功の秘訣を、山本氏は「アンケート」と「紹介」だとして
います。
確かに紹介してもらえばやりやすいと思えますが、問題はどう
やって紹介してもらうか、山本氏はアンケートをそこに活用して
います。
お客さんは、アンケートでどこが良かったかを書くことによって
良い買い物をしたという自己満足感が広がるので、それを知り
合いに紹介したくなるのは、当たり前の心理だと言います。
だから、躊躇して紹介を頼むのを遠慮する必要はないそうです。
実際、同じお客さんに何度も紹介を頼んでいるようです。

また、面白いのが、紹介を断られた時に、全身でがっくり感を
出すというくだり。がっくり感を見せると、そんなに真剣だったの
かと、改めて紹介してくれるお客さんも少なくないとか。

自分自身で考えると、何か頼みごとを断られた時、内心では
落ち込んでいるのにそれを悟られたくないがために、
「あ、そう、まあ軽く聞いてみただけだから」
というような態度を取ることが多いのですが、それは相手にとっ
ては「そんなに重要な問題ではなかったのだな」と思わせる事
にもなるんでしょうね。

他にも、営業としてだけではなく参考になる話もたくさん書かれ
ており、営業以外の人でも楽しみ、参考に出来る本だと思います。

本の冒頭に書かれている、この言葉がとても印象に残りました。

「強み」なんて何もない。そんな人ほど、成功を引き寄せるのです

行動格差の時代

「行動格差の時代」を読みました。

日本の問題は、技術や戦略のまずさではなく行動力の劣化である。
確かに言われてみると納得できる事だなと思う。
...
中国や韓国の技術はともかくとして、行動力では負けていると感じ
ざるを得ない。
国も会社も個人も、知識や技術に走り、完璧を求めるあまり失敗や
批判を恐れ
て、行動できなくなっているような気がする。

行動すれば失敗はつきものだし批判もされるし、挫折もあるがそこ
から学ぶこと
も多い。
しかしそれらを恐れて行動しないのは、自分の可能性に蓋をするよ
うなものだと
言っている。
行動することで、初めて見えてくる景色もあるのだから。

今、本当に必要なのは、知識ではなく行動できる力だとこの本は感
じさせてくれる。
行動格差の時代 心の勢いで壁を突破する8つの力/幻冬舎
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