白鳥の雛です。

胴体の翼の部分は、まだ茶色ですが、水面に接しているお腹や長い首の付け根当たりが、綺麗な白色になってきたのが確認できます。

 

ブレーメンのパークホテルの人口池にいる白鳥の家族です。

今年生まれた白鳥の雛三羽がずいぶん立派な体格になってきました。それに伴い、羽色も徐々に白色に変化してきたようです。

へぇ、寒くなってくるのに合わせて、冬色に生え変わるなんてロマンチックな鳥ですよね。

 

バレエでも冬に上演されることが多い「白鳥の湖」っぽくなってきました。

なかなか憎いな、白鳥さん。

 

母親と父親、子ども3羽、仲の良い家族です。

 

雛が小さいうちは、親鳥のあいだでパシャパシャと泳いで可愛かったのですが、少しずつ距離感を覚えているようです。お互いの視覚の中にいる程度で、各々が水と戯れています。

 

親鳥の凛とした佇まいは、とても美しいです。子どもたちもいつの日か、こんな清々しい成長になるのでしょうね。ひな鳥が真っ白にお色直しする日が楽しみです。