5年ぶりくらいかな?先日、学会発表してきました。
病気になってからは初めて。
ただの症例報告で、あまり緊張しなかったのだけど、うまくしゃべれませんでした。
元々人前でしゃべるのは苦手ですけど...ちょっとあたふたしたのですが、それ以上に呂律がまわりませんでした。なんでかなあ?

まあ、中川財務大臣よりは少しはましだったとは思うけど。

少しがっかり。でも仕方ないですねえ。次のネタもあるので、また発表してみます。
コンプライアンスとは「(要求・命令などに)従うこと、応じること」で、最近ニュースでもよく聞きますが。私たちは、主に、患者さんが、お薬を、キチンと言われたとおりに飲んで(皮膚科では、塗って)くれることを言います。この患者さんはコンプライアンスがいいとか、悪いとか。
内科でも糖尿病などで、コンプライアンスがよくない患者さんは多くいるようですが、やはり予後はよくないようです。
しかし、皮膚科は、他の科に比べて、コンプライアンスがよくない患者さんが多いように思うのは、私だけでしょうか。
それは命に直接関係ないからでしょうか?
それとも、湿疹が病気だという自覚がないからなのでしょうか?

かゆみ止めの内服を処方して、続けるようにお話ししても、「痒いときだけ飲んでいた」とか「痒くなくなったから飲んでいなかった」という人も多くいます。それでもいい人はいいのですが、処方するほうも考えて、継続して内服することに意味があると思い処方しているので、やはり、きちんと飲んでもらいたいです。止めるときは、一言相談してから、止めるか続けるか一緒に決めたいです。外用薬も、「ひどいときだけ外用し、少し良くなったらやめた」などといって、半年後くらいに、またひどくなって受診するパターンが多く思われます。良くなってからも、それを維持して悪くしないために通院していただくというのが私の理想なのですが......

私も1年以上、1か月に1回、病院を休み、他の病院に通院し、定期的に服薬していますが、1年で、昼食後の薬を2、3回飲み忘れただけで、ほぼ完璧に内服をしています。やはり症状が悪くなったら、かなりの人に迷惑をかけるのと、なんといっても自分がつらいからです。

やはり、皮膚科はそういう意味で、後回しになってしまうのかな、と思います。

大人は自己責任で仕方ないとも思いますが、小さいお子さんは、親が連れてこなければ、自分では来れないのですから、やはり、親御さんには、きちんと連れてきてほしいと思います。

でも患者さんの気持ちもわかるのですよ。共働きとか、シングルマザーで、本当に時間のとれない方もいるし、これは直接言ってくれる方は本当に少ないのですが(言ってくれれば、いろいろ考慮もできるのですが)金銭的な面で、定期的に通院できない方もいます。あと、都会とは違い、通院時間(距離)が異常に長いので、車のない人は、バスか、誰かに車に乗せてきてもらわなければ来られない。などなど....

話してくれないと、こっちも分からないで、無理なことを、強く要求してしまうこともあります。

だから、何科でもそうですが、いろいろな事情があれば、それを話していただければ、おそらく、いろいろ考慮してくれると思うので、なんでも主治医に話すようにしてもらえれば幸いです。

それを言いやすい雰囲気にするのも医者の技術だと言えばそれまでですが、申し訳ありませんが、皮膚科は1人の患者さんにかける時間が多く取れないこともありますし、私自身、そのような雰囲気を作るのが苦手なもので、患者さんのほうから、スバッと言われたほうがありがたいのです。

結局、また、ダメダメの私でした。
先日、都会へはるばる、講演会を聴きに行ってきました。尋常性乾癬という病気の、新しい治療薬の話、成人アトピー性皮膚炎の、新しい薬の話、乾燥肌に関しての新たな知見、透析患者さんのかゆみに効く新しい薬が近々発売されるという話(これは全く知りませんでした)など聞いてきました。
今までは、ネーベンがいたけど、4月からは皮膚科一人固定になってしまうので、自分で勉強しないと、独りよがりの治療になってしまう恐れがあります。くすりやさん主催の講演会も意外と勉強になるな、と改めて感じました。
皮膚科でも、少しづつではありますが、いろいろ進歩してきています。
先日、父親が病気になりましたが、父親経由で話を聞いても全然、経過や治療方針がわかりません。土曜日にムンテラ(ムントテラピー:口頭での治療=病気の説明)をするので家族と来てほしいということなので、はるばる飛行機で2泊3日で帰省して、話を聞いてきました。まあ、病気の話は医者同士なので、スムーズに行きましたが、結構時間がかかりつかれました。11時半の予約で行って、内科で呼ばれたのが12時45分。その後、内科の先生が気を利かせてくれて、その場で外科の先生を呼んでもらって外科も受診。そして、手術に向け再検査をすることになり、その説明などで結局病院を出たのは3時過ぎでした。
そういえば、うちの外来でも、混んでいるときは、2時間以上待たせることもあるなあ、と思って、改めて患者さんの大変さを知りました。心から「おまたせしました」と言わなくてはならないのはわかりますが、そういう時はこちらもつかれていて、なかなかその余裕がないんですよね。またダメダメですね。
(私が患者として通院している病院は、先生のお気づかいで、ほぼ待ち時間なしで見てもらっているので助かっています。でも、車で片道2時間弱かかりますけど。)
今日が、診療納め(っていうのかな?)でした。
院長の年末の挨拶は聞かないで帰ってきてしまいました。

昨日、今日と患者さんがたくさん来て、ちょっと面白かったことや、感心したことなど多々あったのですが、やはり病院の特定と患者さんの特定をされないようにと考えると、書けないんですよね。書きたいなあ。

数少ない読者の方も面白くないですよね。

ここ数年、年末に、少し大きめの熱傷の患者さんが多い気がします。
お酒が入って、ストーブにふれたとか、やかんをひっくり返したとか...酔っぱらっての受傷が多いですね。
皆さんもお気をつけください。

それではよいお年を
年末は外来患者さんの数がすごいことになっています。
やはり、学校が休み、職場が休み、土日明けの正月休み前、と言うことで仕方がないのでしょう。

見るのも大変ですが、待つ患者さんも大変ですね。

皮膚科の再診の場合は、2時間待ちの30秒診療なんて言うのもあり得ますからね。
苦情が出なければいいですが。
今日、市民向けの講演会の依頼が来た。
Faxを見てみると、日時は来年の11月でした。
一応お受けしましたが、鬼が笑いますよ。o(^-^)o
私などは、大学生時代にワープロができ、医師になってからやっとパソコンが一般に使われ出した頃だった。
その頃は、学会発表のスライド作りや文献の整理、などなどに便利なソフトが揃っていたこともあり、ほとんどの医局ではMacが主流だったと思う。しかし、今は子供の頃から皆、パソコン(ほぼWindows)を使っているし、ソフトも充実している(逆にWindowsにしか対応してないソフトは昔からいっぱいある)。Windowsでも、全く不自由のない環境になってしまうと、学会発表の時に用意されるパソコンもWindowsになり、Macで作ったスライドを持って行くと、文字がずれたりして、めんどくさい事がある。忘年会の時、久しぶりに皮膚科の医局に立ち寄ってみたが、Macを使っている医局員がいないではないか。これにはびっくりしてしまった。
ミュージシャンやデザイナーなどは今でもマックが主流なのだろうか?

でも、昔からMacを使っているものとしては、やはりMacは使いやすく、Windowsはよくわからないことが多く使っていると腹が立ってくるのである。(仕方なく1台は持っている)

これもまた年をとった証拠か?
看護師(あるいは皮膚科以外の医師も)がよく、膨隆疹がでています、などと「膨隆疹」という単語を使う。
看護学校で教えるのだろうか?いや、私も看護学校で講義をしていたので違うと思う。口づてに。伝わっていると思うのだが、この「膨隆疹」と言う単語は、皮膚科の発疹学用語にはないのでちょっと困ってしまう。医学大事典にも載っていない。膨疹(wheal)ならわかる。これはきちんとした皮膚科学用語で、ほぼイコール「蕁麻疹」の時にみられる発疹である。あと盛り上がっているものと言えば、「丘疹」や「局面」であろうか。しかし、盛り上がってない「紅斑」も膨隆疹と言われることがある。

つまり看護師や皮膚科以外の医師の使う「膨隆疹」というのは、「発疹」あるいは「皮疹」と言っているのと同じと思えばいいのか。

同じように「湿疹」という言葉があるが、これは、病名である。でも、一般的にはやはり皮膚にでたものの総称で使われているように思える。
皮膚にでたものの総称は「発疹」=「皮疹」+「粘膜疹」と表すのだと思います。(言い切るだけの自信なし)

「膨隆疹」は昔から不思議に思っていたので、書いてみました。
低温熱傷の患者さんが増えてきています。
低温熱傷は、見た目より深くなり、重傷になります。

特に酔ったときが危険です。

酔って、温風ヒーターの前で寝てしまう。
酔って、湯たんぽを使う。
老人や、糖尿病の人が、湯たんぽを使う。

等が多いです。

皆様、ご注意を。