今日は皮膚科の話ではありません。

学生時代バンドをやっていました。
大学の同級生なので、今はみんな医者をしています。

ただ一人、道外にいるメンバーが、学会で札幌に来るので、みんなで飲むことにしたのですが。どうせなら、音を出そうと言うことで、スタジオを借りて、演奏することになってしまいました。

課題曲は、唯一録音していないオリジナル曲(みんな、自分で弾いている録音テープをiPodに入れて自分でコピーしています)と、Van Halen の PANAMA の2曲です。
できたら、JUMPもと言っていますが、私には無理です。

昔、野球をやっていた人が、昔のつもりで張り切り、転んで骨折してしまう様な感じにならなければいいのですが。

今は、家でエアドラムをやってます。
piggというのを作ってみましたが、自分の似顔絵を作る以外の機能が全然わかりません。
世の中いろいろ進んでいるので、ついていかないほうがいいような気がしています。

病気の治療も、基本が大事、普通の「かぜ」なら、栄養と、水分を取って、安静にしているのが一番。病院になど行ったら、疲れて、それこそ風邪が悪化しそうです。

まあ、でも今は、インフルエンザとかもあるので、単純にそういうわけにはいかないのでしょうが....

28,29日は忙しそうです。連休もいいけど、連休明けはちょっと憂鬱です。
以前帰省したとき、伯父の脂漏性角化症(老人性疣贅)を液体窒素の冷凍凝固法で治してきましたが、今回はもいろいろありました。ワーファリンを飲んでいる伯母が、転んですりむいた傷の正しい手当を教えたり(キズパワーパッドを買ったり、精製水を買って、洗浄したり...)、伯父に湿疹ができて、薬局に売っている一番強いステロイド軟膏を買ってきたり(ベトネベートでした)しました。
しかし帰りに寄った、行きつけのバーのマスターの湿疹(慢性蕁麻疹兼湿疹化だと思うのだけど)は重症で、治すシナリオは立てられるのだけれども、それができないもどかしさ。「いい皮膚科に行ってください」と名刺の裏に簡単な紹介状を書くだけしかできませんでした。
よく、ドラマで(実際でも)電車や飛行機の中で「だれかお医者さんはいませんか?」という場面があるけど、ある程度の薬剤などがないと何もできないですよね。国際線にはある程度あるみたいだけど、国内線には(見せてもらったことがありますが)薬局レベルの薬しか置いてないですもんね。あとはそういうところで診察治療した場合の法的な責任の問題もあるし、むずかしいなぁ
昔、昔。そろそろインターネットが普及してきた頃。パソコン関連で、周辺機器が、熱がこもり不具合を生じた時、こういうのを「ねつぼうそう」と言うんだと、外科の先生から教えてもらいました。私は皮膚科医なので、医者が「水疱瘡(みずぼうそう)」をもじって「熱疱瘡」と行っているのだと、最近まで10年以上ずっと思い続けていました。本当は「熱暴走」だったのですね。数日前、知りました。

同じようなことで、最近患者さんから、「しっしんほっさ」を起こしたと言う話を聞き、私はとっさに「湿疹発作」と考えてしまい。「え?どんな発作?蕁麻疹じゃなくて?全身かゆくなるの?」と聞いてしまいました。お察しの通り、「失神発作」だったのですが.....

まあ、こういう話は、医師だけでなく、いろんな分野でいっぱいありますよね。きっと。
pearly penile papules(真珠様陰茎丘疹)という皮膚病?があります。
皮膚病と言っても、これも病気ではなく、生理的な変化です。

亀頭冠、冠状溝にそって小丘疹が並んでいます。

これも、たまに、(性病などを)心配をされ受診される方(特に若い方)がいらっしゃいますが、全く心配いりません。

しかし尖圭コンジローマとの違いがわからずに心配な方は、もちろん皮膚科を受診していただいてかまいません。他科の先生ですともしかしたらpearly penile papulesと言うのを知らない場合もあると思うので、皮膚科を受診してください。
胸の真ん中にある骨を、胸骨と言います(心臓マッサージで押す所です)。
この骨の、いちばん下部にある少し出っ張った部分を、剣状突起と言います。
触ってみると、しこりのように感じるかもしれません。
あるときこれに気づき、腫瘍ではないかと心配になり受診される方もいらっしゃいます。
新生児ざ瘡(にきび)

酒を飲んで、書いています。たぶん、やってはいけないことなのでしょうが、大丈夫だと思うのでアップします。

生後、1か月くらいで、顔面に(赤ちゃんによっては首や胸にも)、紅色の粟粒大(ぞくりゅうだい)の丘疹や膿疱(←皮膚科的な表現の仕方)が出てきます。
かゆみはありません。
これで、受診される方も結構います。(非難しているわけではないので誤解のないように)

これは、「新生児ざ瘡(にきび)」といって、病気ではなく、母親からのホルモンの影響による(だと思っているのだけど、きちんと調べてないので自信ありません)、生理的な現象で、1か月くらいで自然に治癒します。
なので、私は、説明だけして薬は出しません。

でもそのあとに、乳児脂漏性皮膚炎がでてくるので、ややこしいのですが....
(前にも書いたかなあ)4月から忙しいです。

ちょっと思い出したので、1年以上前の話ですが、書きます。

突然院長(外科)から、ちょっと外来に来て患者さんを診てくれ、といわれ外科外来に行ったことがあった。患者さんが、外科に来たついでに、今日気付いた、腕の鶏卵大の班を「ついでに診てくれ」と言ったらしいのだ。院長も見たこともないようなものだったので、私が呼ばれた次第だ。

見てみると、紅斑と紫斑の中間くらいの色調だが、押しても消えないので紅斑ではない。かといって、紫斑には見えない。紫がかった色素斑???「ちょっと酒精綿ちょうだい」と言って、拭いたら消えてしまった。
そこで、笑い話で終了。

後から院長に聞いたところ、前日、紫蘇を使ってなにか作業をしたらしい。紫蘇の色だったのだ。

この方は、この皮疹を主訴に皮膚科を受診したケースではないが。けっこう、ノーマルなものを心配して皮膚科を受診する人も多く見られる。たとえば.....続く
3月末から、皮膚科医が一人固定になり、仕事量としては、こなせる量ですが、精神的にすこし追い詰められた感じです。若い頃はずっと一人固定でしたが、今の方が、精神的にはつらいです。
自分の病気のこともあるし無理するなとは言われるのですが、自分で診られる範囲の疾患を、ほかに回すのは、なかなかできません。

そんなとき、母親が卵巣腫瘍の手術をするということで、出張医に来てもらい、母親の家(遠方)に帰ってきました。手術は問題なく終わりましたが、疲れました。母親は、離婚し一人暮らしなので、今後のことも気がかりです。
私の妹は結婚して大阪にいるのですが、今回、手術にはこられませんでした。
妹も、卵巣腫瘍(おそらく皮様嚢腫)が見つかったと言うことで、そのうち手術するみたいです。

なんか、父のことと言い、重なるときは重なりますね。

新学期が始まったので、少し外来患者さんが減るかな~
この歳になってくると、周囲のいろいろな人から「皮膚病」の相談を受ける。結構皮膚科の場合、話やメールだけでも、状況や診断がわかる場合もあるし、メールに皮疹の写真など添付してもらえれば、大概は、アドバイスできる。中学の同級生で、酒さ様皮膚炎になった人(この方は、ステロイドだけでなく、プロトピック外用でもなった)には、かなりアドバイスし、理論武装してもらい、地元の皮膚科に通いつつ、励ましながら何とか良い状態になったのは、自分でもよかったと思う。(その彼女は、中学生の時、なにかと「○○君がお医者さんになっても、絶対診てもらわないからね」と言っていたが、自分でもそれを憶えていて、あやまってくれていた。)(私は母方の祖父が開業医で、物心ついたころから、将来はお医者さんになると思っていた、というかおそらく洗脳されていたので、友達もみんなそう思っていたと思う。)

後、困るのは身内である。医者はたいてい自分の身内に関してはちゃんと診ようとはしない(と思う)。大したことがないと思っているからだ。
だから、自分の子供が脱水になっているのにそのままにし、奥さんが病院に連れて行き、なぜもっと早く連れてこなかったのかと怒られた小児科医や、自分の子供に湿疹が出た時、夫に相談せず近くの開業医に通っている皮膚科医の奥さんも知っている。

でも、やはり、身内には甘くなる。

私の妹は慢性蕁麻疹である。薬を飲んでさえいれば症状が出ない。病院に行く暇がないから薬を送れと言ってくる。保険証を送ってもらい、カルテを作り、処方をし送っているが、金は送ってこない。

父は、百姓仕事もしているせいか、踵ががさがさで、ひび割れるので、薬を送ってほしいと言ってくる。
以前、畑仕事をしていると、肺が痛い(この時点でおかしな話であるが)ので肺がんではないか?と電話してきたことがあったが、不整脈じゃないのか?といって、糖尿病で通っている主治医(循内)に診てもらったら、当たっていた。Afだった。

帰省時には、背中のがさがさを診てほしいといわれ、早期の皮膚がんを見つけ、地元の病院で切除してもらった。

実家の2軒隣のうちの、社長夫人に、手にできた湿疹を見せられ、近医から抗真菌剤が処方されているので、これでは治るはずはないしむしろ悪くなるだけなので、きちんと皮膚科でステロイド外用をもらうようにアドバイスした。
その後、帰省した時にはよくなっていた。

おじさんには、大腿にできた脂漏性角化症(老人性疣贅)を相談され、地元で、液体窒素を調達して治療までしてきた。(このおじさんからは治療費として1万円をいただいた)
これも後日、きれいにとれて、つるつるになったと喜ばれた。

変なことだらだら書きました(専門用語は解説しないですいません)、自慢話がしたかったのだと思います。

あっ、あと、妻の背中のほくろも私が切除しました。

皮膚科以外ではどうなんでしょうね?、やはりいろいろ相談されているのかなあぁ