看護師(あるいは皮膚科以外の医師も)がよく、膨隆疹がでています、などと「膨隆疹」という単語を使う。
看護学校で教えるのだろうか?いや、私も看護学校で講義をしていたので違うと思う。口づてに。伝わっていると思うのだが、この「膨隆疹」と言う単語は、皮膚科の発疹学用語にはないのでちょっと困ってしまう。医学大事典にも載っていない。膨疹(wheal)ならわかる。これはきちんとした皮膚科学用語で、ほぼイコール「蕁麻疹」の時にみられる発疹である。あと盛り上がっているものと言えば、「丘疹」や「局面」であろうか。しかし、盛り上がってない「紅斑」も膨隆疹と言われることがある。

つまり看護師や皮膚科以外の医師の使う「膨隆疹」というのは、「発疹」あるいは「皮疹」と言っているのと同じと思えばいいのか。

同じように「湿疹」という言葉があるが、これは、病名である。でも、一般的にはやはり皮膚にでたものの総称で使われているように思える。
皮膚にでたものの総称は「発疹」=「皮疹」+「粘膜疹」と表すのだと思います。(言い切るだけの自信なし)

「膨隆疹」は昔から不思議に思っていたので、書いてみました。