日本の伝統的な布団、綿わたを入れた手づくり綿ふとんは「打ち直し」という再生方法があります。
使ってボリュームの出なくなったふとんをふっくら良い状態に作り直す事が出来るのですが、これは「手づくりの綿ふとん」じゃないと出来ません。
先日、打ち直してほしいとお持ちになった布団がこちら。
生地が破けて中のわたが見えてしまっていました。
訪問販売で有名な丸八さんの布団です。
これは綿わたではなく羊毛わたを使っていますので打ち直しは出来ません。
これはわたを直接見れましたが、普通は見れません。
外見で出来るか出来ないかを判断するなら、ミシンでキルティングをしてあったり、
側面にマチが付いている場合は手づくりじゃないと考えて下さい。打ち直しは出来ません。
手づくりの場合はミシンでのキルティングではなく「和綴じ」です。
側面もマチがありません。
誰かから貰ったり、自分で買ったことが無い布団だと良く分からない場合がありますよね。品質表示も見えなくなっていたり、ヒラヒラと邪魔だからと切ってしまう人もいます。そんな時は見た目のキルティングとマチで検討をつけてみて下さい。
また、品質表示が最初から付いていない場合、手づくりの可能性が高いです。当店では品質表示を付ける様にしていますが、手づくりの場合は義務ではありません。特に昔の手づくり綿ふとんには付いていない事が多いです。
もちろん、持ち込んでもらえばその場で判断出来ます。手づくりの綿ふとんでも「わたの状態」によって打ち直し出来ない場合もありますので。
その時は是非、新品に買い替えを。
代謝の良いお子さんの布団は綿ふとんがとてもオススメです!
●綿ふとんの打ち直しについてはこちら
当店Webサイト ⇒ お手入れページ
『敷ふとんは3年に一度、掛ふとんは5年に一度、打ち直し』
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『敷ふとんは硬い方がイイという誤解』
by sleepdesigner:圭(睡眠健康指導士・ダウンプロフェッサー)
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