![こどもの眠り](https://stat.ameba.jp/user_images/20170323/16/sleepdesigner/a8/d1/j/o0640048013896674317.jpg?caw=800)
普段、3人一緒に寝ているとお母さんの枕を娘さんが取りにくるそうで、娘さんにもちゃんとした枕を使わせようと思っていました。
このお母さんは以前、当店で枕をご購入頂いてました。1万円以上する当店の「オリジナルセミオーダーメイド枕」を使っていて、娘さん用にちゃんと枕を合わせれば良いのではと思っていたのです。
●関連ページ
当店Webサイト内 ⇒ 『オリジナルセミオーダーメイド枕』
![セミオーダーメイド枕](https://stat.ameba.jp/user_images/20170523/10/sleepdesigner/17/bb/j/o0800053213943852684.jpg?caw=800)
ただ、当店では3歳位のお子さんにとってそこまで枕は重要じゃないと考えています。枕の上で大人しく寝ませんし、正しい姿勢を保つ枕となれば多くのお子さんがバスタオルを折るぐらい非常に低い枕となります。
子供の枕に関するご相談の際には「好きなキャラクターのピロケース等にタオルを畳んでいれてあげる位でOKです」とアドバイスしています。ただしピロケースの素材が「天然素材かどうか」だけは気を付けてもらいます。もちろんピロケースに入れなくてもタオルを畳むだけでもOKです。
●関連ページ(2014年5月3日公開)
当BLOG ⇒ 快眠アドバイス『子供に枕って必要なの?』
それから、今回のケースは続きがあります。
お母さんのオリジナルセミオーダーメイド枕は側生地に非常に吸湿性の良い材料を使っています。下の写真の綿100%の脱脂綿を中ワタに使い、綿100%のガーゼ生地でキルティングをしたモノです。綿の敷パッドをピロケースの形に加工したモノ、パシーマのピロケースみたいな感じですね。
●関連ページ(2014年2月18日公開)
当BLOG ⇒ 商品たちの物語10、パシーマ&サニセーフ 『綿ってやっぱりイイ!』
![枕の側生地](https://stat.ameba.jp/user_images/20170523/10/sleepdesigner/2c/e0/j/o0800060013943852685.jpg?caw=800)
ご両親に枕以外の寝具の状況をお聞きすると、どうも寝具の吸湿性が悪そうでした。敷ふとんは綿ふとんではないし、敷パッドも量販店で購入した安価なモノとのこと。
「娘さんがお母さんの枕を欲しがるのは汗を吸って気持ちイイいからかもしれません」と、お話しすると、「確かに枕に頭をのせるのではなく体がのっかる、しがみつくんです」とおっしゃいました。
子供が汗っかきなのは多くの方が共感してくれるでしょう。
汗っかきの子供(赤ちゃん)の寝具選びで最も大切な点は『寝具の吸湿性』です。
つまり『寝具の素材』です。
![コットンボール](https://stat.ameba.jp/user_images/20170323/17/sleepdesigner/d5/d8/j/o0800053313896722690.jpg?caw=800)
オススメの素材は『綿(コットン)』です。
そして、綿を『ちゃんと使った寝具』です。
“ちゃんと”とは側生地のみならず「詰め物(中ワタ:中綿)」まで使っているかどうかに気を付けてほしいからです。
![リバーシブル敷パッド日本製4](https://stat.ameba.jp/user_images/20170415/16/sleepdesigner/28/22/j/o0800060013914434079.jpg?caw=800)
吸湿性が重要なので綿ではなくても羊毛(ウール)、絹(真綿)や麻といった天然素材なら良いのですが、綿の寝具なら比較的に安価ですし、ケットや毛布などは家で簡単にお洗濯できます。
また綿に対してアレルギー反応を持つ方は非常に少ないので、綿は誰でも気軽に使える天然素材と言って過言じゃないからです。
ただし、天然素材でも羽毛(ダウン)だけはオススメしません。羽毛を使った日本の寝具は吹き出しを防ぐ為に側生地が非常に気密性の高い生地を使います。たとえ側生地が綿でも吸湿性に乏しくてムレます。
日本の羽毛を使った寝具は保温性という部分では優秀ですが、吸湿性という部分に関してはそこまで優れてはいません。夏用の薄い羽毛ふとんを汗っかきの男性や子供が蹴ってしまうのも同じ理屈です。
![寝相の悪さ](https://stat.ameba.jp/user_images/20170323/16/sleepdesigner/13/56/j/o1600120013896674315.jpg?caw=800)
さてさて、話を戻しましょう。
この様なお話しの末、今回は娘さん用に枕ではなく綿の敷パッドを購入されました。
子供用枕として5,000円位の予算でお越し頂いていていて、気に入った敷パッドが約4,000円のピンクの可愛い柄の品だったので予算内にまとまり良かったです。
●関連ページ(2017年4月16日公開)
当BLOG ⇒ 店内の様子『洗える春用の敷パッド(ベッドパッド)』
![2017春敷パッド3](https://stat.ameba.jp/user_images/20170416/15/sleepdesigner/4a/bc/j/o0800060013915206217.jpg?caw=800)
やっぱり天然素材をちゃんと使った寝具はそれなりの値段になってしまいます。
しかし寝具は毎日使うモノですし、今回の娘さんぐらいの年齢なら1日のトータルの睡眠時間が12時間を超えてもおかしくありません。
しかもその睡眠時間が子供の成長に及ぼす影響はとても大きいです。
私は子供の睡眠を「脳の創造時間」とも表現します。
子供の健全な心身の成長の為に、親御さんの中の「睡眠と寝具の価値」を高めてほしいと願っています。
今回はご来店でしたが、電話やメールでも睡眠・寝具相談を受け付けていますので、お気軽にどうぞ。
【電話番号】055-977-2200(営業時間内にお願いします。)
【E-Mail】info@umena.biz(48時間以内の返信を心掛けています。)
●その他の快眠アドバイス ⇒ 〔http://ameblo.jp/sleepdesigner/entry-11902557375.html〕
by sleepdesigner:圭
■今回の記事に関連するページも是非ご覧ください。
当BLOG ⇒ 快眠コラム24、寝る子は育ちます
当BLOG ⇒ メディア連動企画『今、子供の眠りが危ない!?』 この春、子供の眠りを再確認
当BLOG ⇒ 快眠アドバイス『寝相の悪さはふとんの中のムレが原因かも…』2016年4月25日
当BLOG ⇒ 快眠アドバイス『寝具の肌触りに騙されてはダメ』2015年6月14日
当BLOG ⇒ ピックアップ商品『「手づくりベビー綿ふとん」汗っかき赤ちゃんの布団は綿が1番!』2017年4月4日
当BLOG ⇒ ピックアップ商品『魔法のぐっすり絵本「おやすみ、ロジャー」と「おやすみ、エレン」』2017年4月4日
当BLOG ⇒ ピックアップ商品『園児のお昼寝用「手づくりお昼寝ふとん」綿ミックスわた入り』2017年3月12日
当Webサイト内 ⇒ 『オーガニックコットン&POC』
◆当店Webサイト(ホームページ) ⇒ 快適な睡眠を求めて『ウメナ寝具』
![ホームページ画像](https://stat.ameba.jp/user_images/20150903/04/sleepdesigner/1b/bd/j/o0800037113414269788.jpg?caw=800)
◆当店Facebook ⇒ ウメナ寝具本店(マニフレックス正規販売店マニステージ三島)
![Facebook開設](https://stat.ameba.jp/user_images/20160530/16/sleepdesigner/61/4a/j/o0800036213659540666.jpg?caw=800)
≪店舗情報≫
住所:静岡県三島市梅名371-8(国道136号線沿い)
電話番号:055-977-2200
FAX:055-977-7756
E-Mail:info@umena.biz
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定休日:毎週水曜日(祝日の場合は営業)※年末年始は臨時休業します。
![羽毛ふとんのリフォームチラシ1](https://stat.ameba.jp/user_images/20170509/13/sleepdesigner/ad/21/j/o0566080013933262426.jpg?caw=800)
![羽毛ふとんのリフォームチラシ2](https://stat.ameba.jp/user_images/20170509/13/sleepdesigner/00/13/j/o0566080013933262427.jpg?caw=800)