夢 出会い 魔性 -88ページ目

夢 出会い 魔性

日記だったり思い出だったり願望だったり不倫だったり。




ご主人さまがお風呂のお湯を落としてるうちに、買ってきた飲み物を冷蔵庫にしまった。


テレビが大きいねー、とか話しながら、
並んでソファに座ってご主人さまもわんわんもタバコを1本。


ご主人さまは普通の顔してタバコ吸いながらテレビ見てる。

わんわんは、たぶん普通っぽくしてたけど、内心はどきどきしてた。

照れ臭くて、ご主人さまに触れるきっかけが掴めないよ。


「なに?」

「…うん」


こっちを見たご主人さまとパチンと視線がぶつかった。

ぶつかったってことは、わんわんはご主人さまを見てたってこと。


エイッて気持ちで、頬っぺたって言うか口唇の端っていうか、
ようするにビミョーな場所にキスをした。


「なんだよ(笑)」


なんだよ、って言う口調が優しくて、少し安心。

腕を回してご主人さまの腰辺りを抱きしめるようにしながら、
今度はちゃんと口唇を狙ってキスをした。

ご主人さまの腕がわんわんの体に回ってくるのを感じる。

後ろから頭を支えるみたいに、手の平で包んでくれてる。



「……かみ」


ご主人さまに触れられて、髪のことを思い出した。


「髪?」


少しだけ口唇を離して、そのまま口唇同士が触れそうな距離でする会話。


「…髪…わんわんが髪切る夢みた?」

「ああ(笑)長いな。良かった」

「うん」


笑われると思ったのに、ご主人さまは髪の先のほうまで指で梳いて、
「良かった」と言ってくれた。

柔らかい口調。
長いままの髪を確認して、ホッとしたみたいな口調。

ほわんと胸の奥があったかくなって、鼻の奥がツンと痛んだ。

息が詰まるくらい嬉しくて、また口唇に触れながらご主人さまを抱きしめた。

上唇を吸って、下唇を甘噛みして、舌を絡めて。

ご主人さまの手の平が、長いままの髪をくしゅくしゅと掻き混ぜるように撫でてる。


「あふ」


口唇の隙間から声がこぼれ落ちてく。

声がこぼれるのは、きっと気持ちが溢れだすからだ。
きっと。



あんな声で
あんな口調で


良かった、なんて言われたら髪なんて一生切れない。

切りたくない

切れない






おとといの夜に夫にいろいろ言われてテンパって、
昨日の朝、ご主人さまは早めにメールのお返事をくれた。


ホントは電話のおねだりがしたかったの。

でも出来ない理由があった。

その理由は言いたくなかった。

前の夜からの流れで、ご主人さまはわんわんが電話したがってるだろうな…と、思ってくれてる気がした。



いつも電話する時間より10分くらい遅くなってから、電話出来そうな状況になった。

お電話していい?ってメールしたら、ちょびっと遅かった(笑)ってお返事。


…やっぱりな、って思った。
だって、わんわんが聞いたのは始業10分前くらいだもん、ダメで当たり前。





昨日電話したくてでも出来なかったから、今朝はもっと電話したくなってた(笑)

電話していい?っておねだりメールしたら、すぐワン切りが来た。


「おはよ~」

「おはよ。どうした?」

「どうもしない~(笑)」

それから他愛ない話しをして、すぐに時間が無くなって「じゃあね」って切ろうとした。


「話しは?」

「ん?」

「話したいことがあったんじゃないの?」


なんとなく、お見通しな口調のご主人さま。

でももうご主人さまはお仕事始まる時間だし、言い出したらグズグズ言いそうだし。


「いいの」

「そうなの?」

「うん。あのね…充電?(笑)」

「はは」

「呆れたみたいに笑わないでえ(笑)」

「仕事するか(笑)」

「うん、頑張ってね」

「はいはい。じゃあね」



ご主人さまのことが充電できたからいいの。

そういう意味で「充電」だけ言ったら、ちゃんと判ったみたいで笑われた。

照れ臭くて「笑わないで」って言いながら自分も笑った。



だいすきよ
だいすき






<終了ジャンル>
・夜のお仕事系(お仕事・就職)
・ドS(人格・性格)
・ドM(人格・性格)
・刺激系ブログ(気分)
・秘密の恋愛(恋愛)



だ、そうです。

ちょww

ほんのちょびっと考えれば、これらのジャンルを選択する人がどんな記事を書くか判る…よねえ?(爆笑)

なんにも考えないでジャンルを用意したのなら浅はか過ぎるし、
考えて用意したのなら、頭が悪い人が考えたとしか思えませんよ。


そういうものに理解がないのなら、最初から用意しなければ良いのに。


もう利用していて、ダメですよって言われても、後だしジャンケンのようにしか感じない。

逆に、ジャンルがあることで上手に住み分け出来ていたのかも…って可能性は無視みたいだし。

例えば、「秘密の恋愛」を選択してた人が、
「遠距離恋愛」とか「片思い」とかにジャンル変えしたら混ざるよねえ?(笑)

そのほうが問題あるように感じるけど…


ま、どうでもいいか。

アホらしいのでランキング外してこよ。


(ランキングに興味ないけど、住み分けの意味で入ってたのになぁ…)





通りすがりに『朝そば300円』なんて貼り紙を見て、ご主人さまの腕をつんつん。


「ねーねー、お腹は?朝そば300円だってー」

「ちょっと待って。確認してから」

「確認?」


腕を絡めたままとことこ歩いて、たどり着いたのはラ/ブホ/テル。


「ああ、近いな」

「確認ってここ?」

「そそ。なんか食ってから入るか。そば?」

「あのね、さっき『朝そば300円』って書いてあった~」

「食おう(笑)」

「うん!」


ちょびっとだけ来た道を戻って、さっきの貼り紙のお店に戻るご主人さまとわんわん。


「10時までって書いてある」

「まだ前だろ」


チラッと携帯を見ると9時50分。


「余裕!」

「はは」


食券を買ってお店に入ると、おばちゃんに「うどん?そば?」って聞かれた。

立ち食いじゃないけど、立ち食いみたいなお店…駅にあるみたいなやつ。

なんていうの?よくわかんないけど、そういうおそば屋さん。


「うどん」

「私、そばにしよ」


うどんもアリなのかあ…とか思いながら、
貼り紙がそばって書いてあったからそばにした(小心者だから)

ささっと湯がいて、すぐおそばが出てきた。


「ゆで卵じゃなくて温泉卵だね~」

「だね(笑)」

「温泉卵すき。なんかうれしい」

「珍しくないだろ(笑)」

「好きだからうれしいんだもん(笑)」


ご主人さまと食べると300円の立ち食い?みたいなおそばでもすごく美味しい。

そこに好きなものが乗ってたら、うれしいに決まってる。



ちっちゃい声で「おいしいね」とか言いながらペろりとお腹に収めてお店を出た。


「ねーねー、いつも喉渇かない?」

「渇くねえ」

「コンビニでジュース買ってこ」


すぐそこにコンビニの看板が見えたから、そこで飲み物を買ってくことにした。

欲張ってコーラとレモンティを買うわんわん。
ご主人さまはミルクティ。

…ミルクずきめ(笑)



ホ/テルに向かうとお部屋は1つしか空いてなかった。

なんかギリギリセーフな気持ち(笑)



「ここ、調べてあったの?」

「慌ただしいの嫌だろ(笑)」

「うん(笑)」



ご主人さま、わんわんがホ/テルに行きたいって言うといつもガクッとして見せるのに、
いつもちゃんと調べてきてくれてる。


きっとそれも想定内なんだ(笑)






「今日はどこに行きたいの?」


ご主人さまと並んで座ってからそう聞かれた。


「この電車、この前降りた駅には停まらないよねぇ?」

「路線が違うから(笑)てか、やっぱりそっちか(笑)」

「だめ?(笑)」


この前降りた駅って言うのは、
「この前降りてホ/テルに行った駅」って意味だってご主人さまにも判ったみたい。

ご主人さまはちょっと呆れたみたいな『ガクッ』みたいな顔をしてる。


「まあ、想定の範囲内だけど(笑)」

「思った通りすぎてガックリした?」

「やっぱり…って、苦笑いのガックリだな(笑)」


ご主人さまは、きっと普通のデートコースも考えてくれてたんだ。

…と、思う。

いつもそう。

でもわんわんがホ/テル行きたがってガクッとさせる。

いつもそう。


「降りるよ」

「ここ?」

「そそ」


ご主人さまが立ち上がったから、わんわんも慌てて立ち上がった。

ホームに降りてから、ご主人さまの腕と体の間に自分の腕を滑り込ませた。

ようするに、腕を組んだ。

手を繋ぐよりスルンと出来るのが不思議。


「あったかーい」

「だろ?」

「うん」

「裏返しに着たい(笑)」


ご主人さまは毛皮のハーフコートを着ていて、
そこに手を突っ込んだら、すごーくあったかかった(笑)


「きっと、いま1番あったかい思いしてるのはわんわんの手だね~(笑)」

「だなあ(笑)」


肌触りのいい毛皮に挟まれた手がぬくぬくしてる。

でもって、じんわりご主人さまの体温も感じる。

すごい贅沢。
すごいあったかい。


「あのねえ」

「ん?」

「○○さんの後ろに回り込んで、両手を両側に突っ込みたい~」

「はは」


言ってから、
(それじゃ後ろから抱き着いてるのと同じかあ)と思って、自分で可笑しくなった。



清算してから改札口を抜けて、またご主人さまの腕に自分の腕を絡めてとことこ歩いた。



やっぱりあったかくて贅沢でしあわせ。