ご主人さまに『ごめんね、少し遅くなりそう』ってメールして友達を待ってた。
友達はすぐに来てくれて、乗り換え検索したら20分くらいの遅刻で済みそう。
車の中で「ごめんね」って言ったら、
「謝るならもう来ない」って笑われた。
ありがたくて申し訳なくていたたまれない気持ち。
ご主人さまからは『無理はしない』ってメールが来た。
きっと寝坊か何かして慌ててると思ってるんだろう。
途中でコンビニに寄って貰って、
彼女の煙草とご主人さまの煙草と自分の煙草を買った。
彼女に煙草をぎゅうぎゅう押し付けたら、いいのに~って、また笑われた。
予定より18分遅れて電車に飛び乗って、
ご主人さまに『降りたらどこに向かえばいい?』ってメール。
前に電車でお出かけした時は、違う路線の電車のホームで待ち合わせたから。
『それに乗る。何号車?』
『3号車』
これにご主人さまが乗ってくるんだ。
意味もなくどきどきした。
ちゃんと会えるのかなあ?みたいなどきどき。
わんわん、電車にはほとんど乗らないから慣れてないだけなんだけど(笑)
待ち合わせの駅まで座ってたけど、
待ち合わせの駅のアナウンスが入ってからは立ち上がって窓の外を見てた。
ホームには人がたくさん。
電車は少しずつ遅くなってく。
(あっ!)
停まる間際にご主人さまの姿が見えた。
少し手を挙げてひらひらさせたら、
ご主人さまもホームで片手を挙げて見せてくれた。
大きい駅だから、電車から人がたくさん降りてく。
入れ替わりでたくさんの人が乗り込んでくる。
ご主人さまも乗り込んでくる。
(ご主人さまだ…会えた)
朝、玄関を開けた時に車がなくて、
なんだか漠然と(会えないんじゃ…?)って感じていたんだ。
こころのどっか、奥のほうで感じてたんだ。
「おはよ~」
「おはよ」
ご主人さまの顔を見て、声を聞いて、ホッとこころが解れてく気がした。