首輪買いに行こう【5】きっと想定内 | 夢 出会い 魔性

夢 出会い 魔性

日記だったり思い出だったり願望だったり不倫だったり。




通りすがりに『朝そば300円』なんて貼り紙を見て、ご主人さまの腕をつんつん。


「ねーねー、お腹は?朝そば300円だってー」

「ちょっと待って。確認してから」

「確認?」


腕を絡めたままとことこ歩いて、たどり着いたのはラ/ブホ/テル。


「ああ、近いな」

「確認ってここ?」

「そそ。なんか食ってから入るか。そば?」

「あのね、さっき『朝そば300円』って書いてあった~」

「食おう(笑)」

「うん!」


ちょびっとだけ来た道を戻って、さっきの貼り紙のお店に戻るご主人さまとわんわん。


「10時までって書いてある」

「まだ前だろ」


チラッと携帯を見ると9時50分。


「余裕!」

「はは」


食券を買ってお店に入ると、おばちゃんに「うどん?そば?」って聞かれた。

立ち食いじゃないけど、立ち食いみたいなお店…駅にあるみたいなやつ。

なんていうの?よくわかんないけど、そういうおそば屋さん。


「うどん」

「私、そばにしよ」


うどんもアリなのかあ…とか思いながら、
貼り紙がそばって書いてあったからそばにした(小心者だから)

ささっと湯がいて、すぐおそばが出てきた。


「ゆで卵じゃなくて温泉卵だね~」

「だね(笑)」

「温泉卵すき。なんかうれしい」

「珍しくないだろ(笑)」

「好きだからうれしいんだもん(笑)」


ご主人さまと食べると300円の立ち食い?みたいなおそばでもすごく美味しい。

そこに好きなものが乗ってたら、うれしいに決まってる。



ちっちゃい声で「おいしいね」とか言いながらペろりとお腹に収めてお店を出た。


「ねーねー、いつも喉渇かない?」

「渇くねえ」

「コンビニでジュース買ってこ」


すぐそこにコンビニの看板が見えたから、そこで飲み物を買ってくことにした。

欲張ってコーラとレモンティを買うわんわん。
ご主人さまはミルクティ。

…ミルクずきめ(笑)



ホ/テルに向かうとお部屋は1つしか空いてなかった。

なんかギリギリセーフな気持ち(笑)



「ここ、調べてあったの?」

「慌ただしいの嫌だろ(笑)」

「うん(笑)」



ご主人さま、わんわんがホ/テルに行きたいって言うといつもガクッとして見せるのに、
いつもちゃんと調べてきてくれてる。


きっとそれも想定内なんだ(笑)