「はい、洗えたよ。流すね」
「んー」
ご主人さまの体の泡をシャワーで流すと、またご主人さまは湯舟に浸かった。
今度は自分の体を洗おう。
「ほら、背中洗ってやるから」
「わーい」
「髪が大変なことになるぞ(笑)」
「持ってる~」
髪を手で束ねて持ち上げて、クルンとご主人さまに背中を向けた。
ご主人さまが湯舟に浸かったまま、わんわんの背中をごしごししてくれてる。
「人に洗ってもらうと気持ちいいね~」
「自分じゃ背中は力が入らないからな」
「あっ、かゆいポイント発見!」
「かゆいの?(笑)」
「かゆくなかったのに、擦って貰ったらかゆいことに気付いた(笑)」
「はは」
「変なの。かゆくなかったのにね~(笑)」
そこー、とか笑いながらご主人さまに背中を洗って貰った。
「早く流さないと髪が泡だらけになるよ」
「うん」
背中だけお湯で泡を流しちゃってから、胸とかお腹とかは自分で洗った。
少し冷えてきたから、またご主人さまを跨ぐみたいにお腹の上に座ってお湯に浸かった。
やっぱり気になるみたいで、ご主人さまがわんわんの髪を指先で摘んだりしてる。
「あのねぇ」
「なに?」
「お口でしたい」
「ここじゃ無理でしょ(笑)」
髪なんてびしょびしょになっても乾くのになあ…って気持ち。
せっかくくるくる綺麗に巻けたのに、もう台なし、って気持ち(笑)
別にわんわん、自分が綺麗でいたいわけじゃなくて、
ご主人さまに見て欲しいだけだから、台なしで構わないんだけどね(笑)
ご主人さまにはもう見てもらったから、
台なしでも全然構わないの。
「出るよ」
「はーい」
わんわんは構わないんだけど、ご主人さまはちょびっと気になるみたい。
湯舟から上がってぺたぺた歩いてくご主人さまの後にくっついて、
わんわんもとことこ歩いてお風呂を出た。
お風呂から上がると、お部屋の空気がひんやり感じられた。