首輪買いに行こう【8】残念~ | 夢 出会い 魔性

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日記だったり思い出だったり願望だったり不倫だったり。




おヒゲを剃り終えてから、いつもみたいにご主人さまの体を洗わせてもらうわんわん。


この前会った時はシャンプーするの忘れて体から洗い始めちゃったから、
今日はちゃんと髪から洗わなくちゃ、なんて思った。


ポフポフ弾力のあるご主人さまの髪をシャワーで濡らして、
手の平にとったシャンプーでごしごし洗ってく。

わんわんは髪が細くてフニャフニャで少ないから、
ポフポフ弾力で量が多いご主人さまの髪を洗うのは楽しい。

自分の髪を洗う時とは全然感触が違うんだもん。


「終わった。流すよ~」

「んー」


ご主人さまがキュッと目を閉じて、シャワーで泡を流されるのを待ってる。

無防備すぎてかわいい。

『かわいい』は『可愛らしい』のかわいいじゃなくて、
『いとしい』に近い感情。

無防備すぎていとしい。

愛しい。


「後ろ向いて」

「ん」


たっぷり泡立てて背中をごしごし。

首筋とか脇腹とか、全部。

腕とか指の間とか、全部。


「お尻とか洗う~」

「ああ(笑)」


楽しそうだなあ、とか呟きながら、ご主人さまがお風呂椅子から立ち上がってくれた。

これでお尻も洗える。

ええと…ご主人さま自身も洗いやすい(笑)


「なに、にこにこして」

「お口でしたいなーと思って(笑)」


立ち上がったご主人さまの前にひざまづいて洗ってるから、
ちょうどわんわんの目の前にご主人さま自身が見えてるんだもん。


「やめなさいよ(笑)」

「しないもん」

「苦いよ、洗剤系は(笑)」

「知ってるもん。ちょうどいい高さだから、つい(笑)」

「はは」

「あのねぇ」

「ん?」

「おしっこ出ない?」

「出ない」

「あーん、残念~」

「わはは」




むう…と、ちょびっと頬っぺたを膨らませて、それからケラケラ笑った。

かけてもらうと気持ちいいのに~とか言いながら笑った。