青梅の里山から世界を目指す!~階段王に、俺はなる!~

青梅の里山から世界を目指す!~階段王に、俺はなる!~

「日本一の階段屋」横森製作所サポートアスリート・渡辺良治です。スカイランニングの都市型種目「階段垂直マラソン」で、アジア初のワールドシリーズチャンピオン、「階段王」を目指しています。

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こんにちは。

 

 

11月24日にの上海で優勝し、逆転で年間王者を掴み喜びに浸りきっていた時にとあるニュースが飛び込んできました…。

 

 

それは・・・。

 

 

 

中国深センの「平安国際金融中心」にてワールドシリーズ戦が開催決定した、ということ。

 

レギュレーションは3201段、547メートルと、上海とほぼ同じ高さを誇るレースです。

 

ポイントも200と、ツアーファイナルに次ぐ高ポイントで、時差もほとんどない中国で開催されるので参加しないわけには行きません!

 

ガチ練習で潰れてしまった今年のお正月

本当はゆっくり年末年始を過ごしたかったのですが、ここは気持ちを切り替えて12月中頃から一気にレースモードに気持ちを切り替えましたダッシュ

 

 

練習内容はほとんど上海に向けたものと変わりません。

とにかく長いので、疲れずに淡々と登ることが最大のポイントです。

 

ただし、加えて今回のレースの特徴を押さえて練習しなければなりません。

 

その特徴とは、

 

「約60mの平地を走る箇所がある」

 

ということ。しかも…。

 

 

「8回」

もあるんです!!びっくり

 

 

なので、途中で何度も階段を登る動きと平地を走る動きのスイッチをしなくてはなりません。

 

 

そのあたりのコツも身体技法研究家の甲野陽紀氏にご教授いただきました。

 

しかし、なかなか思い通りには練習できず、家族が軒並みインフルエンザにかかり、

自分も危うく体調崩しかけましたが、なんとか踏みとどまりました滝汗

 

 

 

今度はビザなしで中国に堂々入国!

短い時間でしたが、急ピッチで身体を作り直してひとまず80%くらいの仕上がり具合で臨むことはできたかと思います。

 

 

年が明けて一週間ほどたった1月9日に日本を出国し、中国深センの地に5年ぶりに降り立ちました飛行機

 

 

(群を抜いて高いのがお分かり頂けるでしょうか…?)

 

 

上海ほどではないですが、深圳もそれなりに高層ビルが立ち並ぶ街ですが、

その存在感はまさに摩天楼!!

 

世界で5番目に高いビルを駆け登れるなんて幸せだなぁ~、と自分に言い聞かせて気持ちを高ぶらせていきました。

 

 

なにしろ世界ランキング1位で迎える初めての世界戦ですので、いつもとの違いに戸惑うのではないかと少し心配していました。

 

ですが、やることはいつもと変わらず階段を登っていくだけ。

 

努めて気負わないようにして大会当日を迎えました。

 

 

今回のチーム・JAPANを紹介

 

(レース当日の夜明け前に開場へ向かう日本人選手3人)

 

 

今回の深圳も自分一人でなく、心強い仲間が二人レースに同行してくれました!

 

 

言わずと知れた女子トップアスリート、立石ゆう子選手。

並みいる強豪を押しのけて表彰台獲得を目指します

 

 

そして「階段ハニー」こと、浜悠輔選手。

去年から精力的に国内外の階段レースに参戦し、ポイントを積み上げてきています。

スピード自慢の彼にとって鬼門の超ロングですが、経験を積んでいけばまだまだ強くなれるはずです!

 

 

(下から見上げるとこんな絶景が…)

 

 

 

予想外の寒さの中、今年最初のレースがスタート

真冬の時期ですが、深圳は沖縄より南に位置するため、早朝でも気温は10℃を超えていましたが、風がやや強く肌寒かったので屋内フロアでアップ&待機することにしました。

 

待機場所を決めてから更にウォームアップを入念に行い、1時間前にローションを塗りこみ、シールを張って準備OK。
身体を冷やさないようにだけしてスタート場所近くにて待機。
スタートの時を待ちますが、イマイチスタート時刻がはっきりせず、5分前になっても集合の合図がかからずきょろきょろしていると、係員の方に促され、スタートラエリアに入りました。


と思ったらすぐにスタートの合図がなされました。



(驚いて苦笑いですねアセアセ
まぁしかし、こういう急なハプニングは当たり前のことですね…。
いつもと違うのは、スタートの順番。
今回は一番先頭でスタートとなるので、様々なマスメディアのカメラが待ち受け、自分のスタートを見送ってくれます。

ですが、スタートする頃にはもう既に心はそこにありません。

一旦、自分の中に意識を潜り込ませます。

大事なことだけ意識しつつ、後は無心。
苦しさも緊張感もいかに感じさせなくするか?
これが速く、楽に登るコツです。

見てるようで見ずに考えているようで考えず…。
ひたすら練習でやってきたことを淡々と繰り返して階段を登ることだけを考えていました。


しかしながら、今回も途中でいくつかの予想外のハプニングが待ち受けていました…。


それも含めてレースの詳細は次回更新のブログで!ウシシ






それではまた。




渡辺良治

 

 

 

 

 

 

 

 

こんにちは。

 

 

 

いよいよ今年最終レース、TWA地ツアーファイナル上海大会の火ぶたが切って落とされました。

 

 

当日はレースの様子が上海の地元テレビ局で生放送されたようで、その様子がこちらです↓

 

 

スタートはタワーの外で、そこから階段までは計測なしのセパレート区間です。

 

 

計測がないこともありますが、ここはとてもゆったりと進みました。

 

 

レースになるとつい気持ちがはやり、オーバーペースになりがちですが、ロングレースではそれは最大の悪手。

 

 

なので、セパレート区間からそれを意識してゆったりと進みました。

 

 

それが功を奏して序盤は非常にリラックスして登ることができました。

 

 

(ターンの時も力が抜けてますね)

 

 

今回のペースは10階(約280段)を約1分30秒です。

 

 

平地を歩くには遅すぎるテンポですが、階段を登り続けるとなるとこれがジワジワときつくなってくるんです…。

 

 

今回はあえて腕時計をつけてきちんとペースを刻むことにしました。

 

 

序盤は遅くて違和感を感じるほどですが、そこをグッと堪え、無心で登り続けると、あっという間に中間点の60階に到達しました!!

 

 

timeは9分5秒くらいで、ほぼ想定通りチョキ

 

疲れもさほど感じないくらいで順調そのものでした。

 

 

すると、予想外なことが…。

 

 

65階辺りを過ぎた時に、30秒先にスタートしたはずのソウワイチン選手の姿が見えてきました目

 

 

ゴール直前に追いつくだけでも奇跡的なことだと思っていたのに、まさかこんな早く追いつくとは予想だにしていなかったので、少し動揺してしまいました。

 

すぐに後ろに張り付いて様子を伺うと明らかに体調が悪そうでした。

 

 

本人もそのことはわかっているようで、すぐに道を譲ってくれました。

 

 

この時点で30秒差を追いついたということは、このままいけば大差がつくはず…。

 

それなら逆転年間チャンピオン獲得も…びっくり

 

 

と、若干雑念が入り、ペースが乱れたかもしれませんが、気づくと80階を過ぎ、残りは3分の1。さすがに疲れが出てきました…。

 

しかし、これで目が覚めたのか、もう一度、初心に戻り「無心で足裏を回す」

 

そのことだけを意識しながら、脱力状態で登り続けて…。

 

 

とうとう100階到達。

 

 

(もう目もあまり開けられません)

 

ここまで来ても両手で手すりにしがみつくことはなく、身体をちゃんと使って登ることを意識しました。

 

流石に上半身がよろけがちで、若干不安定になっていますが、ペース自体はさほど落ちず、最後までリズムを刻んで登り…。

 

 

 

 

ついに!!!

 

 

ゴールの時を迎えました!!

 

 

timeは18分ジャスト。

 

通常のランニングやトレイルに比べればあっという間の時間かもしれませんが、非常階段の中で過ごすこの時間は本当に長かったです。

 

終わった後はしばし放心状態…。

ソウワイチン選手は相当後にゴールしたため、多分逆転優勝はできただろうとは思いましたが、他の強豪たちのタイムも気になり、ぬか喜びはできません笑い泣き

 

 

 

ピーター選手やマーク選手を始め強豪たちも続々とゴールしてきました。

 

 

ピーター選手は怪我から復帰して2か月足らずというのにかなり調子を戻してきているようです。

 

 

そんな彼から自分が18分ジャストで一位だと聞いた時はなんだか感無量でしたキラキラ

 

2位のピーター選手との差はわずか6秒で、後半の追い上げが無ければ負けていたっという薄氷を踏む勝利でした。

それでも、長い長い一年の闘いが終わり、その苦労が報われた…。

とにかくホッとしました。

 

 

 

そして表彰式が始まります。

 

 

(今大会のトップ3)

あこがれ続けたピーター選手の隣、しかも依然と違い自分が真ん中に立てる喜びを噛みしめました。

 

(男女トップ6までが表彰台)

マーク選手が4位、マンチ選手が6位と、VWCで競い合ってきた仲間と一緒の表彰台はサイコーの気分ですね!!

 

女子では立石選手が4位を獲得し、最終ランキングも2位を獲得!!

忙しい状況でも諦めずに練習を積み海外遠征に挑み続ける姿は本当に励まされます!!

 

おめでとうございますお祝い

 

 

他の日本人選手も初参加でしたが、健闘しました!!

TWA選手の全リザルトはこちらからどうぞ↓

https://www.towerrunning.com/splits/TWATimesShanghai24.xlsx

 

 

 

そしていよいよ待ちに待った、TWAツアーチャンピオンの発表です!!

 

 

女子は圧倒的な強さを見せ続けたバレンティーナ・ベロッティ選手

 

男子は・・・。

 

 

 

「Ryoji Watanabe!」

 

そうコールされたときはもう感情爆発でステージの上で大暴れしてしまいましたてへぺろ

 

大人げないかもしれませんが、世界チャンピオン、しかも年間ランキングトップという

タイトルを取ることはそれほど嬉しいんです!!ラブ

 

 

もう涙ボロボロ流してました笑い泣き

 

 

(共に一年闘ってきた立石選手と)

 

 

思い返すと今年はラスベガス大会での0.08秒差での敗北や、台北での世界選手権での2本目での逆転負けなど、悔しい記憶の方が多かったような気がします。

(レースはうまくいかず、悔しい思いをする時がほとんど)

 

 

ドイツのクリスティアン選手には未勝利のままですし、

クロアチアの若手イワン選手には初敗北を喫しました。

 

 

そしてなにより、マレーシアのソウワイチン選手には、4勝8敗と大きく負け越しています…。

 

 

まだまだ真の階段王には道半ばの未熟者ですが…。

 

 

それでも最後のレースで優勝し、年間ランキング一位となり、

 

ツアーチャンピオン

 

の照合を獲得できたのは、諦めずに挑戦し続けてきたことへのご褒美なのかなと思います。

 

 

一度志したものは、多少の困難があってもあきらめず進み続けることが大事なんだということ

を身をもって体感できる1年でした!!

 

 

 

 

さて、2024年シーズンはこれにて簡潔ですが、2025年シーズンは1月11日の深圳大会からスタートとなります。

 

 

ですので、もう今は振り返っている時間はなく、とにかく次のレースでも勝つために必死になっています。

 

 

まだまだ書かなくてはいけないことや応援してくれているみなさんにお礼を述べなくてはならないのですが、このあたりで一旦締めにさせていただきたいと思います。

 

 

 

それではまた。

 

 

渡辺良治

こんにちは。

 

 

いつもの悪い癖でブログ更新がすっかり遅くなってしまいました汗

 

 

もうみなさんご存知だと思いますが、今年のワールドシリーズ最終戦の上海大会のレースレポートです。

 

 

今年は2月23日のラスベガス大会から始まり、ここまで13回のワールドシリーズ戦に出場してきました。

 

 

第14戦目になる上海大会の会場は

「上海中心」

通称・上海タワー

 

上海の名だたる高層ビル群の中でも群を抜いて高いその高さはなんと632m!

 

スカイツリーとほぼ同じ高さの「ビル」なのです。

 

段数は3398段で、登る高さは552m!!

 

コースレコードはクリスティアン選手の17分25秒

 

実はこの大会に出るのは3回目になります。

 

2018年と2019年に参加しましたが、2019年には初めてソウワイチン選手に敗北を喫するという苦い思い出のある大会です。

 

 

5年ぶりに参加する大会で、あの時の悔しさを晴らしたい!

しかも今回の大会はtowerrunningのワールドツアー最終戦であり、結果次第では逆転で年間チャンピオン獲得のチャンスがあるとのことで気合も入りまくっていました炎

 

 

10月20日のマカオ大会以来、この大会に照準を合わせて練習を重ねました。

 

ピッチも1分間に120歩というリズムを覚えるためメトロノームを聞いて身体に覚えこませました。

 

目標は自己ベストの18分34秒を35秒以上更新して17分台を出し、なんとしても優勝を勝ち取ること!!

 

それだけを目指して本当に苦しい練習を積み重ねてきました…。

 

 

11月22日には上海入りして、23日には前日受付で参加する日本人選手勢ぞろいして作戦会議やら記念撮影やらして和気あいあいウインク

 

マカオの時と同じく立石、矢島、藤田、浜そして、今回は走れミクこと、遠藤選手も

 

さらにはこの競技の大先輩の難波さんも参加し、日本人選手は7名の大所帯でした!

 

以前は一人で出ていた大会にここで多くの仲間と一緒に参加できるようになったことが改めて嬉しいですね!!

 

ソウワイチン選手とも、タイマン風の記念撮影もして闘志を燃やしつつもお互いエールを送りあいました。

 

 

そうして迎えたレース本番は、やることはやったと感じられたこともあり、落ち着いてスタートラインに立てました。

 

 

さぁ、ここから世界トップクラスに長く、レベルの高い闘いが始まります!!

 

 

レースの詳細はいつもどおり、第2回目のブログへと続きますが、今年中には必ず完成させますね・・・(^_-)-☆

 

 

それではまた。

 

渡辺良治

 

こんにちは。
前回に引き続き、エンパイアステートビルディングのレースの続きをしょぅ介していこうと思います。
それでは続きをどうぞ…。


〇予定より早い号砲に驚き出遅れてしまう


いよいよ、レーススタートまで5分を切り、各々スタートラインに並びました。
真ん中にソウ選手がいつものように立つので今回自分がチョイスしたのはインコースです。

内側の方が多少で遅れてもソウ選手のすぐ後ろに張り付きやすいので、序盤は彼に付いていくことを想定していました。

そして、スタート1分前…。
集中力を高め合図を待ちます。
去年の失敗を踏まえて、今年はとにかくカウントダウンを聞いてスタートの号砲を聞いてから飛び出すことを決めていたのであえて時計を見ずにいたら…。

ふいに、号砲が鳴り響きました!

「えっ⁉️ガーン
と呆然としていたら周りの選手は飛び出していったので、慌てて自分も後を追いましたが、完全に出遅れてしまい、まさかの4番手で階段へ…。
(完全に出遅れ、オマール選手の後ろに隠れてしまっています)
最悪のスタートとなりました😰


〇ペースを乱される我慢の序盤戦
ですが、もう始まってしまったものはどうしようもありません。

急いで気持ちを立て直し、作戦を練ります。

一番手は当然ソウ選手で、2番手もいつものようにオマール選手。
その後に珍しく序盤から前に出てきたファビオ選手が続いています。

オマール選手は序盤の五階くらいまではハイペースで登るもののすぐにペースが落ちるのは分かっていたので、そこからはソウ選手が独走体制に入ることが十分予想されました。

…が、狭い階段内で前を抜くのは困難で体力の消耗が余りにも激しいですから無理は禁物です。

とにかく落ち着くまで様子見で行こうと思っていたところ、10階辺りでオマール選手が察してくれたようですファビオ選手と、自分を先行させてくれました。

この調子でファビオ選手も自分を先に行かせてくれるかなと淡い期待を抱きましたが、流石にそこは無理でしっかりインコースをキープされてしまいました。
ここはタイミングを見て大外から抜くしかありません。

ですが、20階までは踊り場まで8,9段くらいしかなく細かくターンするので抜くのはほぼ不可能でした。
想定よりゆっくりのペースになってしまい、その間にソウ選手が開帳に飛ばして行くのを見送るしかありませんでした目

「あぁ、これで今年のレースも終わってしまったのかなぁ」
と一瞬、暗い気持ちが過りました。
ですが、去年も中盤では一旦ソウ選手に追い付くことができたのだし、勝負は最後まで何があるか分からないものだ!
と自分を励まし、とにかく今は脱力してファビオ選手のリズムに合わせて力を温存することに努めました。

 

〇反撃開始の中盤戦



そして待ちに待った20階に到達。
30m程のトラバースがあるのでここで一気にスピードを上げて距離を詰めて階段に入った最初のターンで並んで、一気に抜き去る戦法を選択。

これがなんとか成功して、ファビオ選手の前に出てからはその勢いのまま、気持ちよく進んで行くことにしました。
30階に到達する頃には後ろの気配は消えて一人旅に。
流石にまだソウ選手の気配はありませんが、まだ先は長いので、今のペースを維持したままとにかく階段に合わせた身体使いにだけ意識を集中させてました。

蹴上の高さは19センチ強と高く踏面の奥行も少し狭い為傾斜のキツさで知られるこのコース。
少しでもリズムが狂ってしまうとふくらはぎや太ももの筋肉を使ってしまい疲労が溜まってしまいます。

とにかく脱力して大転子部分を回す…。

その事だけに意識を集中していました。

すると、50階辺りでようやく前を行くソウ選手の姿を捉えられました✨

せっかくなので早めに後ろに張り付いてプレッシャーをかけようと55階付近で完全に追いつきました。

 

〇チャンピオンとの激しい攻防の後半戦

 
さぁここからが本当の勝負です。
彼の様子を観察すると、いつもより心なしが息が荒いように感じます。
一緒に登っていても少し遅いかなと感じるくらいでしたが、トラバース区間のある65階までは様子を見ることにしました。

トラバース区間で隙があれば抜こうと試みましたが、流石に平地でリズムを変えることは出来ませんでした💦

ですが、明らかに疲れが見えるチャンピオンを見て逆に元気になってきた自分はどこで抜こうかと考える余裕が生まれました。
とりあえず一度相手の出方を伺う為に70階付近でアタックをかけましたが、流石にこの時はペースアップして防がれましたダッシュ

出来ればここで前に出てマイペースで進みたかったのですが、致し方なくまた彼の後ろにつき、ペースを合わせて進みます。
若干遅く感じるのでリズムが狂いそうになるところを必死に大転子部分にだけ意識を集中させて凌ぎます。
そして77階辺りでもう一度、本気で抜きにかかりました炎ピリピリ
踊り場からペースを上げて階段に入る手前で並び大外へ…。

そして並んで一気に抜き去る…目論見でしたが、両手を使って見事にブロックされました😥
確かに狭い階段なので両手を使って登るのが彼のスタイルですが、完全にタイミングを悟られていました。

仕方なくもう一度後ろにつき直します。
80階で一度防火網のようなところを潜るとゴールはもう間も無くですガーン

83階辺りからは踊り場が変則的になりより脱がしにくくなることはわかっていたので、次がラストチャンスになることが分かっていました。

81階からの直線の階段で加速し始め、82階の踊り場で一気に前に出て階段に差し掛かるターンの手すりを先に掴んでターンして前出る!!
これしか確実に前に出るチャンスはないと思い、ガス欠覚悟で全力疾走を仕掛けました。

そうすると、流石に今回は道を譲ってくれて、抜き去り様に「Go,go!」とエールを送ってくれました。
 

〇3度目の正直!栄光のゴールテープが待っていた

こうなったら後は彼に感謝しつつ最後までベストを尽くすのみです!
少しでも良いタイム(出来れば10:30以内)
でゴールしたいと願いながらスパートを掛けました。

ほとんど最後まで歩かず走って登り続け、86階に到達し、最後の最後のラストランを経て、ついにエンパイアスタートビルの栄光のゴールテープを先頭で切ることが出来ました‼️

タイムは10分34秒

歴代の優勝タイムの中では凡庸ですが、トラブルがあった中では致し方ありません。

とにかく終わった、という安堵感と共にフロアにぶっ倒れて、いつもの悶絶タイムです…。



ソウ選手はベストコンディションではなかったようですが、それでも2位でゴール。
本当に強い選手です。

そんな彼に競い勝つことが出来たのが何よりも嬉しかったです!!




 

〇女子でも日本人選手が表彰台に上がる


女子優勝はカール・モニカ選手(ドイツ)。
なんと53歳の大ベテランがエンパイア初優勝を飾りました。
階段女王こと、立石ゆう子選手は惜しくも2位。
何故か一般の部にエントリーさせられていて直前まで変更手続きを行い時間を奪われるハプニングの中立派な成績です!拍手キラキラ



(男女そろっての頂点は来年に持ち越しですね)


ともあれ、このロンドン・NY連戦を2戦全勝で終えることが出来たのはサイコーに嬉しいです!!
特にこのエンパイアステートの大会は2022年にコロナ明けの最初の海外遠征として挑み、クレイジージャーニーさんが取材に来てくれた思い入れの深い大会なので、ここで頂点に建てたことは大きな自信になりますOKキラキラ王冠2


今までの練習や研究が一定の成果となって表れたと感じました。


また、前半の遅れを中盤以降の巻き返し、終盤に逆転するという展開もしびれる最高でした!


ありがとう!ニューヨーク!!

ありがとう!エンパイアステートビル!!

 
間違いなく今までで一番印象に残るレースになりました。
 
しかしながら、獲得ポイント自体は80ポイントとそれほど大きいものではないので、ソウ選手との差は縮まったわけではありません。
 
11月24日のツアーファイナルまで残り全勝するくらいの勢いで突っ走りたいと思います!!
 
それが出来そうなくらいの自信をもらったレースでした100点
 
 
 
それではまた。
 
 
渡辺良治
 

お久しぶりですあせる

 

ここ最近遠征続きでブログをまたもや更新できずにいました。

 

 

なんやかんやありましたが、やはりこの間一番大事だったESBRこと、

「エンパイア・ステート・ビルディング run-up」のことだけは急いで纏めたいと思って筆を執りましたメモ

 

 

大会自体は10月9日の夜でしたが、せっかくアメリカまで行くならとその4日前にロンドンで開催されたTWAツアー戦にも参加しようと思い、10月1日の夜に日本を出国して帰国するのが10月11日という長旅をしてきました。

 

ロンドン大会の詳細はここでは割愛しますが、何とか優勝し程よい刺激を得て次に向かうことが出来ました

 

 


 

10月5日にロンドン大会を終えて…。

翌日からすでに気持ちは10月9日のエンパイアステートに向けて動き出していました。

 

(クイーンズ地区にある公園で朝ジョグ)
遠征先ではありましたが、場所と時間を見つけては練習をして体調を整えました。

 


10月7日にはお世話になっているグローバルWi-Fiのニューヨーク支局のアリシアさんとランチミーティングも出来て、適度に栄養補給と緊張もほぐすことができました✌️

 

 

(8日の日中にはニューヨーク・マンハッタンにあるスタバロースタリーで一服)

 

(朝食はお手頃で美味しいNY名物のベーグルサンド)

 

 


(3度目となるempirestatebuildingと再会)

 


そうして迎えたレース当日。
エンパイアステートはレースが夜ということもあり、朝から昼過ぎまではとにかくリラックスして過ごします。お昼にカフェタイムをとり、PRローションを塗り込み、その後軽く午睡…。

 

(栄光のYOKOMORIフラッグと共に)


15時頃に目覚めて消化の良いものを補給して身体をほぐし始めます。


一旦シャワーを浴びてローションを洗い流したら17時にホテルを出発。


レース開始2時間前の18時に余裕を持って会場に到着しました。

スタート直後しっかり身体がほぐれて動きやすくする為にはアップが足りないと感じていたので、いつもより30分くらい早めにアップを開始しました。


骨ストレッチとジョグをこなし、19時に再びPRローションを、塗り込み乳酸対策はバッチリ。
一緒に参加した女子トップ選手の立石ゆう子選手が、何故か一般の部にエントリーされているというアクシデントがあり、自分は何もできずオロオロしていましたが、なんとか無事にエリート部門で出走できることになり、一安心…。
本当に海外レースは何が起こるかわかりませんね💦

ともあれ、パワーブリーズでの心拍への刺激も入れて、後はゆるゆると身体を動かして心を落ち着かせ集中力を高めます。

あっという間に選手集合のアナウンスがされてスタート位置に並びます。


 


ここで今回のレースのコースを紹介します。

 

1576step

 

320m up↑

 


地上階をスタートして、20階までは通常の折り返し階段を登り、86階の展望フロアまでは踊り場で折り返した後、水平7,8mを走るアルファベットの"Z"のような形状の階段を登り続けます。
階段の形状も特殊で幅はせまく、男性なら両手擦りが出来ます。

 

(女性でも使う人がいるくらいの狭さです)

 


ですが、両手を横に広げるとバランスを崩しかねない危険もあります。

そして何より特徴的なのがレースのスタートが一斉スタートだということです。

スタートして階段に入るまでのおよそ15mほどの間でいかに前に出られるかが勝負の鍵を握ります。

自分は過去2回ともソウ選手、オマール選手に続いての3番手で階段に入ってしまい、先頭のソウ選手を追うのに苦労した経験があります。



なので今回こそはスタートダッシュを決めて先頭、最悪でも2番手でレースを始めたいと狙っていました。

この後、スタートでは自分に予期せぬハプニングが起こるのですが、その詳細や、レースの詳細はまた次回お伝えしますね!


それではまた
 

 

渡辺良治