第39回大山登山マラソン!激熱レースでした! | 青梅の里山から世界を目指す!~階段王に、俺はなる!~

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「日本一の階段屋」横森製作所サポートアスリート・渡辺良治です。スカイランニングの都市型種目「階段垂直マラソン」で、アジア初のワールドシリーズチャンピオン、「階段王」を目指しています。

こんにちは。

 

 

3月10日に8年ぶりに大山登山マラソン大会に参加してきました。

 

8年前はまだ階段競技を始める前で、バリバリ山を走っていたころ…。

 

その時のタイムは41分26秒で、30代の部で優勝することが出来ましたが、歴代記録に6秒足らず、ちょっと悔しかったですねあせる

 

その時のブログはこちらです↓↓

大山登山マラソン、総合一位(優勝)とれました~(^^)v | 青梅の里山から世界を目指す!~階段王に、俺はなる!~ (ameblo.jp)

 

 

今年からは40歳代の部で出場できるので、40歳代の部のコースレコードを新しく作ってやろう!!

と意気込んでいましたが…。

前日に衝撃の事実がわかりましたポーン

 

 

皇帝・宮原徹選手参戦

いやはや、驚きました。

 

調べたら16年前に20歳代の部で出場した時に39分37秒という異次元すぎる記録をたたき出しています。

流石はverticalの皇帝ですスター王冠2

 

 

ですが、このコースは階段(石段)があるので、階段屋としては負けるわけには行きません!!

 

 

とにかくできるだけのことはやってやろうと思い、目標タイムを40分30秒と定めました。

 

 

当日までの練習は基本的にはステアクライミングのワールドシリーズに向けたものでしたが、

時折トラック練習を入れたり、直前では坂道練習も入れてイメージだけは膨らませていました。

 

 

8年前と同様に息子を町田の妻の実家のご両親にお願いして現地入り!

 

(妻も去年の記録更新を目指して参加)

 

 

そして今回は嬉しいことにポポロACのみんなが多数参加しており、会場でお会いし談笑することが出来ました!

 

 

 

 

気合も入りましたし、同時にリラックスもできて非常にいい精神状態でスタートラインに並べました。

 

 

スタートラインに来ると宮原さんにご対面OK

 

お互い挨拶を交わして少し近況を放したりするもすぐにレースに向けて集中モードに。

 

 

そして10時32分に号砲走る人銃

 

 

予想通り、序盤から宮原さんは身軽に、飄々と先頭に躍り出てそのままサーっと行ってしまいましたDASH!

 

 

おそらくキロ3分くらいでしょうか。全く太刀打ちできませんが、これは想定内。

というかニューイヤー駅伝に出場するレベルの方なのだから当たり前。

 

 

それよりも3kmくらいまでの傾斜の緩い序盤戦は2位集団をつくり、そこで集団の力を利用させてもらって力を温存する作戦でした。

 

 

ありがたいことに3人ほどで塊りを作り抜きつ抜かれつしながら進みます。

 

 

3㎞地点まで10分15秒くらい予想以上にいいペースで入ることが出来ましたビックリマークグッド!

 

ここからは徐々に傾斜もきつく成るので、無理せず落ち着いて・・・。

 

 

とならないのがクライマーの性というもので、がぜん元気が湧いてきます。

 

「走る」動きから

「登る」動きへとシフトしていき…。

 

 

4㎞あたりでは集団の少し前に出て、5㎞あたりでは完全に集団から抜け出せました。

 

 

 

(ガーミンによるラップタイム。中盤までは距離が短く出ているので、注意)

 

 

コース上の5㎞の表示を想定より1分近く早い17分50秒で通過できて、気分も上がってきます!

 

 

このあたりから益々傾斜がきつく成りテンションも上がってきますアップ

 

 

50,60代の男性の選手たちを追い越しながら進んでいくと、実家がこのあたりにある名取君の応援をうけました。

 

 

(ありがたいことに写真を撮ってもらいました)

 

流石にきつそうな顔をしていますが、まずは一旦7㎞地点で出し切るのがこのコースでいいタイムを出すポイントだと思っています。

 

7㎞過ぎからは商店街に入り、いよいよ待ちに待った階段が現れます。

 

 

しかしながら8㎞過ぎ辺りまでは傾斜も緩いし、長く階段が続く場面はあまりありません。

 

淡々と腰を回して登っていくことにのみ専念して進み、約31分で8㎞を通過。



さぁあと1キロ‼️


と意気込みましたが、この辺りからは周りに人が多くなり、スムーズには走れなくなってきました…。


傾斜もあがり、流石に早歩きに切り替える場面も多くなり、リズムを失いかけましたが、とにかく前を追います…ダッシュアセアセ

 


そして気づけばラストの直線へ突入❗️



ですが、ここでもまだ宮原さんの姿は確認できず、半ば諦めながら必死に登って登って…。



あと40段くらいの所に来てゴールゲートを見上げた瞬間❗️目


宮原さん、発見💡👀びっくり


ま、まさかこのタイミングで追いつくとは思っていませんでしたが、とにかくここまで来たら勝ちたい❗️


その思いで最後の10秒弱は必死でもがきました。


ですが、流石に遅すぎたのか、ゴールマットを一番先に通過した胴体は宮原さんのものでした。



(タイムは40分40秒!40歳に相応しい?)


ゴールした時は完全に負けたと思い、悔しい思いをしましたが、あの宮原さんと同タイムでゴール出来たんだから成長できた⤴️


と、気持ちを切り替えて妻の応援に励みました。


が、しかし妻のゴールを見届けて表彰式に行くと、何故か自分が一位だと言われ、軽くパニック状態に…爆弾


遅れてきたこともあり、とにかくおとなしく表彰を受けましたが、頭の中にはまだはてなマークマークが40個くらい浮いてましたショック


なんとも複雑な心境です…。


(宮原さんと同タイムを出せたのだけは間違いない事実なのが救い)


普通なら抗議してもおかしくないのに宮原さんはネットタイムが優先なのかなぁ〜?

と不思議に思っているくらいで、何一つ不満を漏らさない紳士振りには感服です。


実質の「勝者」は宮原徹選手だと、誰でも思うでしょうね。


この大会が何かの選考になってなくて良かったですほっこり



個人的には順位より、ほぼ目標通りのタイムを出せた事が嬉しいです!


35分位まではほぼイメージ通りの動きが出来たので来週のワルシャワでは最後までスタミナが持つのではないかと思います。




(心拍数マックスはなんと197⁉️)



そしてなんだかんだ優勝賞品は豪華で嬉しいですね☺️


高級なお椀二つと、ベンチコート、あとお米5キロも❤️


(片方は今も現役で使っている8年前の賞品)



 これまた丈夫で長持ちしそうなベンチコートも頂きました!


チャンピオン

 

と呼ばれるに相応しい結果を出していけるように今後も益々精進して行きたいですね!!



妻も目標の5分短縮には届かなかったもののしっかり自己記録を更新して、実りある大会となりました合格クラッカー


さぁ、次なるレースは3月16日のTWA世界戦・ワルシャワ大会!


ヨーロッパ中の強豪や世界チャンピオンのソウワイチン選手が集まるハイレベルなレースが待っています!


実はこのブログを書いているのは羽田空港に向かう車内(笑)


次回も良い報告が出来るように頑張ります炎グッ




それではまた



渡辺良治