ラスベガス大会、コースレコード破るも順位は・・・? | 青梅の里山から世界を目指す!~階段王に、俺はなる!~

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「日本一の階段屋」横森製作所サポートアスリート・渡辺良治です。スカイランニングの都市型種目「階段垂直マラソン」で、アジア初のワールドシリーズチャンピオン、「階段王」を目指しています。

こんにちは。

 

 

今回はラスベガス大会のレースの中身について報告します。

それでは早速行ってみましょう!!鉛筆

 

 

レース序盤は快調な出だし

 

7時半にとうとうスタートの時を迎えました!!

最大のライバル、ソウ選手の30秒後にスタートフラッグDASH!

 

 

まずはスタート位置の3階まで上がり、そこにスタートラインがあります。

スタートを切るとすぐに階段です。

 

20段登って踊り場、20段登って踊り場…。

序盤は非常にいいリズム音譜

 

 

足がクルクルと回るイメージで駆け登り、20階まで1分35秒くらいで到達しました。

しかしそこからは少しづつですがペースダウンをしていったようです。

想定では45階くらいまでは「走り」で登る予定でしたが…。

 

 

さすがに35階くらいからは疲労が貯まり、明らかに足が重くなり手すりを使う頻度が増えました

正念場の後半戦開始!

40階まで到達し、少し自分の身体の様子を確認。さすがにこのまま45階まで行くのは厳しそうなので、42階で一旦手すりを両手で掴んでの早歩きに切り替えます。

 

 

さび付いた手すりはあまり掴みやすくないうえに、いつもなら5,6歩で踊り場に到達するのですが、今回は10歩近く歩かなくては踊り場にたどり着かないという違いが若干きつく感じましたが、ともかく50階に到達チョキ

 

 

ここからまた一度走りに戻します。
肩のラインをまっすぐに保つことでほんの少しですが、ペースを取り戻しなんとか潰れずに55階すぎまで到達できました。


これは甲野陽紀先生に教えてもらったことを駆使したおかげです。

 

55階を少し過ぎたあたりからまた両手を使った早歩きで粘ります。

63階あたりで一度階段の雰囲気が変わるのでそこまでなんとか必死でペースを維持しようとしましたが…。

 

 

流石に60階過ぎて腰が折れてきてフォームが崩れてしまいました。

這う這うの態で、展望デッキゾーン(64階)に突入しました。

ここで階数表記は何故か一気に103階になります
とにかく「100」を突破したいんでしょうかねニヤリ

そして階段は右回りに変化します。

 

 

そこからはとにかく走りで必死に登ります。

呼吸は乱れ、視界はぼやけ、全身が鉛のように重くいうことを聞きませんが、気合で身体を動かします。

 

 

待ちに待ったゴールの瞬間は目が開かないほど疲労困憊で迎えました 

 

 

「あーもう、立ってなくていいんだ~」

 

 

 

もうすべてを出し尽くして何の力も残っていませんでした…。

そうこうしている間にスタッフの人に運ばれ、酸素マスクをつけられるほど心配されてしまいました

(目を開けることすらキツイんです)

 

10分くらいはぶっ倒れたままゴールしてくる選手を眺めつつ、ぼんやりしていました。
それくらい今回は疲労困憊しました。


でもそれくらい充実したレースだったのかもしれません

 

 

 


一緒に走ったステアfamilyたち   

 

 


階段王ポーズもバッチリ決めておきました!

そして気になる結果は…

 

 

Time:6分42秒80 (これまでのコースレコードを3秒短縮)

順位:2位

 

惜しくも2位でしたが、タイムはなんと想定以上の6分42秒台をたたき出しました!

0.08秒差でライバルのソウ選手には負けましたが、彼のおかげでシーズン初戦からバチバチの勝負ができたことに感謝したいと思います。

 


Thanks,Brother!

 

 

残念ながらこの旗を一番高いところに掲げることは今回はできませんでしたが、シーズン初戦で、TWAの年間チャンピオン、ソウ選手にここまで肉薄することができたのは大きな自信になりました。

まだまだ新たな技術を磨くことで成長することができる!!

そんな確信を手にすることができたとても価値のある遠征になりました!!

 

実業団選手として迎えるシーズン2年目、上々のスタートを切ることが出来ました!グッド!スター

 

 

次戦は3月16日、闘いの地はポーランド・ワルシャワ!

 

ソウ選手は勿論、ピーター選手、ファビオ選手など去年負けた選手が勢ぞろい!!

 

 

今度こそやってやる!!


リベンジに燃えております!!メラメラ

 

 

報告のブログ更新をお楽しみに!!

 

 

 

それではまた。

 

 

渡辺良治